恋人を好きすぎて依存しないための7つのヒント
お付き合いしている相手のことが好きすぎて、「自分は相手に依存しているのでは」と心配になっている人はいませんか?
今回は、依存する人の特徴と、依存から抜け出すためのヒントをご紹介します。
①もともと依存体質
恋人に依存しない方法としてどんな方法があるのかを知る前に、そもそも依存している状態とはどういうものでしょうか。
依存とは、「他に頼って存在、または生活すること」を言います。(出典:goo辞書)
人間誰しも困った時や辛い時に、家族や周囲の人に頼ることはありますし、それ自体は決して悪いことではありません。
でも、世の中には「依存体質」という言葉もあり、一般的に考えられる状況よりも更に他に頼ってしまう人もいるようです。
この「依存体質」について詳しく見てみると、「依存体質」とは「頼れる対象がいないと不安を感じ、イライラしがちなこと」を言います。
例えば、タバコが吸いたくても吸えないとイライラするという場合も「依存体質」に当てはまり、酷いケースでは「これがないと死んでしまう」と思う人もいるようです。
(出典:マイナビウーマンhttps://woman.mynavi.jp/article/170428-27/)
「依存体質」の人が何に依存するかは様々ですが、恋人に依存していると感じている人の中には「恋人がいないと自分はダメだ」と考えてしまう人もいるのではないでしょうか。
そんな人は、恋人に依存しない方法をいち早く知り、「依存体質」から抜け出したいと思うことでしょう。
①何に依存するかで違う
恋人に依存しない方法を知りたい人は、恋人に依存しているということが分かりますが、他にどんなものに依存するケースがあるのでしょうか。
前項ではタバコの例がありましたが、代表的なものとして、自分の周囲の人間や、他にはアルコールやギャンブル、薬物などがあります。
依存する症状は大きく「物質依存」「 プロセス依存」「関係依存」に分けられます。
「物質依存」とは、アルコール依存症や薬物依存、「プロセス依存」とはギャンブル依存症、ネット依存症、買い物依存症、「関係依存」とは共依存、恋愛依存症が当てはまります。
(出典:ウーマンエキサイト https://woman.excite.co.jp/article/love/rid_Ren_ai_48689/)
これを見ると、恋人への依存は恋愛依存症であり、「関係依存」ということが分かります。
では次項からは、恋人に依存しない方法を知るため、男女別に特徴を見ていきましょう。
③男性に依存するタイプ
恋人に依存しない方法を知りたいという女性は、これから挙げる特徴に自分が当てはまらないかチェックしてみてください。
その特徴はいくつかありますが、主なものを挙げると「彼のことをいつも考えてしまう」「彼に尽くしたい」という特徴があります。
「彼のことをいつも考えてしまう」という人は、普段の生活でも彼のことを考えてしまうので、仕事などが手に付かなくなってしまいます。
また、常に彼の行動を把握していないと気が済まないので、例えばLINEの返事が少しでも遅れると返信を催促したり、不安な気持ちになったりしてしまいます。
「彼に尽くしたい」という気持ちも注意が必要で、彼のために他の予定をキャンセルしたり、彼が喜ぶからと過度なプレゼントを贈ったり、物理的や精神的にも彼のために自分を犠牲にしてしまうケースが見られます。
このように、男性に依存する女性は、彼が中心の生活になってしまい、彼のためにしていることが自己犠牲に繋がっている場合があるのです。
恋人に依存しない方法を知りたい女性は、彼のためにしていることが自分を抑え、傷つける結果になっていないか、改めて確認すると良いでしょう。
④女性に依存するタイプ
一方で、恋人に依存しない方法を知りたい男性の場合はどうでしょうか。
恋愛に関する依存と聞くと、一般的に男性よりも女性の方が多いイメージがあります。
でも、最近は女性に依存してしまう男性も多いようです。
男性の場合も、女性の例にあったように、彼女のために自分を犠牲にしてしまうケースもありますが、特に「寂しがり屋」の男性は要注意です。
男性に対して、強くて頼りがいがあるというイメージを抱いている人は多く、「寂しがり屋」というイメージとは程遠い人もいるでしょう。
でも、男性だから寂しくないなんてことはありません。
「寂しがり屋」の男性は、彼女に対して「構って欲しい」「もっと自分を気にして欲しい」と思う人が多くいます。
その気持ちが彼女に向いているうちは良いのですが、あまりにも寂しい気持ちが強いと、その寂しさを埋めるために他の女性と浮気してしまうケースもあります。
恋人に依存しない方法を知りたい男性で、「自分は寂しがり屋かも」と思う人は、彼女に求めすぎていないか、また他の人への浮気心がないか自分でも注意してみましょう。
⑤依存しないためにお互い自立が大切
では、ここからは恋人に依存しない方法をとして何が大切なのか見ていきましょう。
女性と男性それぞれの依存しやすい人の特徴をご紹介してきましたが、いずれの場合も恋人の存在が大変大きく、恋人が生活の中心になってしまっています。
彼氏と彼女の一方が依存体質の場合は、もう一方のパートナーが注意してあげたり、フォローしてあげたりすることもできますが、彼氏彼女共に依存体質の場合はどうなってしまうのでしょうか。
お互いが依存している恋愛関係の場合を「共依存恋愛」と言い、自分をかえりみずに相手のために必死になっている人と、そうした相手に依存している人の恋愛関係を指します。
(出典:マイナビウーマン https://woman.mynavi.jp/article/170531-22/)
この状態のカップルは、お互いが恋人中心の生活なので無意識に自分を犠牲にしており、また、他人のことが目に入らず、人によっては他人を排除しようとする傾向もあります。
まさに二人の世界に浸っているので、お互いに依存体質から抜けられる機会を逃し、ますます依存の症状が激しくなってしまいます。
このような状況を防ぐためにも、恋人に依存しない方法として、まずはお互いに自立することを心掛けてください。
これまでご紹介した依存の特徴に自分たちカップルが少しでも当てはまると感じた人は、「相手中心の生活になっていないか」、「それぞれが自分を大切にできているか」を確認し、自立するための第一歩を踏み出しましょう。
⑥依存しない恋愛
恋人に依存しない方法として、それぞれが自分を大切にし、自立することが分かりましたが、依存している人はどんな恋愛関係を目指せばいいのでしょうか。
自分たちが目指す恋人の理想像は人によって様々ですが、お互いの立場が対等な関係を築けるとベストでしょう。
お互いが対等とは、どちらが上とか下とかいう考えを一切なくすことです。
結婚している夫婦によっては、「夫の方が稼いでいるか夫の方が強い」「妻が主導権を握っている」という家庭もありますが、これらが度を越えてしまうと、DVなどの家庭内トラブルに陥ることもあります。
このように夫婦間、恋人間に優劣をつける関係はNGです。
そうではなく、それぞれが自立したうえで、お互いを尊重することを決して忘れないでください。
繰り返しになりますが、お互いを敬っていてフラットな関係が、恋人に依存しない方法を実践すると共に目指すべき恋愛関係なのです。
⑦頼ることや助けることも大切
恋人に依存しないためには、お互いに自立していて、平等なパートナーシップが大切です。
二人の立場に差が無い関係であればどのような効果があるかというと、「自分は自分」という考えがベースにあるので、例えば恋人がネガティブな時にも冷静に対応することができます。
恋人が辛い時に冷静なんて、少し冷めているように感じるかもしれませんが、客観的に状況を判断できるという最大のメリットがあります。
例えば、共依存の人は恋人に辛いことがあった時、話を聞いているうちに恋人の感情に流され、同じようにネガティブになり、二人でどんどん暗くなってしまいます。
でも、どちらかが客観的にいられることで、相手に適切なアドバイスも出来ますし、相手をフォローする余裕もあります。
このように、恋人に依存しない方法を知っている人は、相手を支えられますし、二人とも自立してフラットなカップルであれば、「時には相手を支え、時には相手を支えられる」という良好な関係が築けるのです。
ここで最も重要なことは、支え合う関係です。
これまで依存の特徴を見てきた人にとっては、「人に頼るのは悪いこと」と感じている人もいるでしょう。
そうではなく、相手に頼り、相手を助けることは恋愛関係にとって大切です。
依存している人の場合は、どちらか一方がいつも助けてもらってばかりだったり、恋人に全部任せっきりだったりと、常にどちらかが優位で、どちらかが相手に頼りっきりの状況です。
2人が対等な関係であれば、時には一方が助け、またある時には他方が助ける、というように、双方向な関係性です。
この関係性は、やはりお互いが自分の意思を明確にして自立しており、冷静な状況でないと成立しません。
それぞれが自立し、対等な関係を築き、支え合うことはとても密接に関わっていて、これらのどれが欠けても成り立たない、とても大切なことなのです。