失恋とは? 実は悪いことではない次の恋の始まり
「失恋をする」「失恋中」という言葉はよく耳にしますが、
失恋とはどういった状況のことを言うのかご存知でしょうか?
あなたが気付いていないだけで、知らず知らずのうちに失恋をして
心が傷付いているかもしれないのです。
失恋にも様々な形がありますので失恋とは何なのかを考えてみましょう。
①自分の好きという思いが伝わらない
失恋とは相手にあなたの想いが伝わらない状態のことを言います。
あなたの想いが伝わらないというのはあなたが想いを伝えられないような
場所に相手が行ってしまうような物理的に伝えられない状態と、
あなたの想いを相手が理解してくれないという状態あります。
相手が遠くに行ってしまうなど物理的に想いを伝えられない状況は、
相手に想いを伝えていないのだから失恋をしていないと思うこともあるでしょう。
しかし、想いを伝える伝えないにかかわらず相手にあなたの想いを
知られることがないという時点であなたの恋愛がこれからいい方向に
発展していくことはなくなるのですから、それは失恋だと言っていいのです。
また異性同士で恋愛を感じさせないほど友達として仲が良かったり、
ビジネスパートナーとしての色が強く恋愛を考えるような間柄ではないと
相手が感じているとあなたの想いが相手に伝わらないことがあるでしょう。
そういった時も、あなたの想いが相手に伝わらずに
受け入れられない状況だといえるので失恋だといえるのです。
②どんなに努力しても拒絶される
失恋とは、あなたの想いが受け入れられず拒絶されることでもあります。
友達としてやビジネスパートナーとしての関係を相手が強く感じていると
あなたの想いが伝わらなかったり、告白をしても今の関係を
壊したくないという考えから拒絶されることもあります。
「相手は自分との今の関係を壊したくないだけであって
自分のことが嫌いというわけではないんだ」と
前向きにとらえてしまいがちですが、相手はあなたとの今の関係を
壊したくないと考えているだけでなく恋愛関係に発展することを
望んでいないということでもあるのです。
恋愛関係に発展してもいいと思う相手なら、どんなにいい友達や仕事仲間の関係を
築けていてもあなたの想いを拒絶することはないでしょう。
拒絶の仕方にも色々とありますが、あなたが相手に想いを伝えて
その想いを拒絶される。
または想いを伝えようとすると拒絶されると感じたならそれは失恋なのです。
③恋が成就しない結末
失恋とは相手に想いが伝わらないだけでなく、言葉で伝えられたとしても
それが成就しなければ失恋になってしまいます。
相手に告白をして振られる、相手に交際相手がいた、
想いを伝えることの叶わない相手などこれは失恋の中でもはっきりとしていて
分かりやすいものですから、恋が成就しなかったことを
感じて失恋だと思う人も多いでしょう。
また、このはっきりとした状況のみが失恋だと感じている人も多くいます。
失恋にも色々な形があり、はっきりとはしていなくても
失恋に繋がっていることもあるのです。
失恋とは知らず知らずのうちに喪失感や悲しさ、苛立ちなど
人の心にダメージを与えて乱します。
はっきりと分かりやすい失恋なら「自分は失恋中だ」ということが
認知できますので失恋で傷付いた心を癒すようにケアしたり
気分転換をしたりと失恋を乗り越えようとします。
しかしはっきりとしていない状況で失恋をしてしまうと、
自分でも失恋したということが理解できずに
失恋で傷付いた心を癒すことさえもできません。
心は知らない間に傷付いていますから、原因の分からない喪失感や
苛立ちなど心のバランスの乱れを感じてしまうことになるのです。
④好きでも好きになってもらえない
相手に想いを伝えて交際に発展したとしても、
相手に好きになってもらえていないと感じることもあるでしょう。
失恋とは相手に好きになってもらえない状態のことも指しますから、
恋愛関係に発展したとしても相手に好きになってもらえていないと感じれば
失恋になってしまうのです。
「好きになれない相手なのに交際しようと思うの?」と感じるかもしれませんが、
あなたのことを嫌っておらず一緒にいて居心地がいいと感じていれば
交際を選ぶ人もいますし、交際をしていくなかで好意を抱くかもしれないと思って
交際を選ぶ人もいます。
告白をしたあなたにとってはそんな考えで交際を選ばれたことを
寂しく思うかもしれませんが、それは告白されたほうが
選ぶことですので仕方がないのです。
しかしそれであなたが好きになってもらえていないと感じれば、
それは結果的にはあなたの望まない関係性であったのですから
失恋になってしまうのです。
⑤お互いの気持ちが通じない
失恋とは気持ちが通じないことも指します。
あなたの好きだという気持ちが通じないということももちろん失恋ですが、
交際中でもあなたの「こうしたい」「こう考えている」という気持ちが
通じないことが度々あればそれも失恋になることがあります。
恋愛とは相手の気持ちを理解することでさらに深い関係になることができますが、
自分の気持ちを相手に理解してもらうことで得る安心感や幸福感もとても重要です。
そういった安心感や幸福感は気持ちが通じないと生まれません。
つまり気持ちが通じない状態で交際をしていると、
安心感や幸福感を得られずに不安が募って交際関係が終わってしまうこともあるのです。
相手と交際ができていても気持ちが通じないと感じることが多々あれば、
それは失恋につながることがあるのです。
⑥辛くても失恋は次の恋愛の始まり
失恋とは悪いことだけではなく、次の恋愛の始まりでもあるのです。
今までは相手に想いが通じなかったり、想いを拒絶されたりと辛いイメージを
抱くものばかりでしたが失恋とは終わりだけでなく始まりでもあるのです。
失恋で受けたショックで次の恋愛を考える気持ちにはなれないかもしれませんが、
それでもいつかは失恋を乗り越えて
新しい恋愛そして新しい生活に進まなければならないのです。
つまり、
失恋をすることで新しい自分へ向かうスタートラインに立ったことになるのです。
どんなに辛くて忘れられない失恋だと感じていても、時間やあなたの変化とともに
失恋を整理して新しい恋愛や生活に進むことができるでしょう。
失恋とは気付きづらいものもあり、あなたの知らない間に
失恋で心が傷付いていることもあります。
そんな失恋もいつかは乗り越えて前に進む原動力になるのです。
失恋とは辛いものであると同時に新しい恋愛や生活の始まりでもあるのですから、
失恋をしても落ち込むことだけでなく、新しい自分になるための
最初のスタートラインだということを忘れないでください。