必見! 失恋を前向きにとらえる為の5つの考え方


                                               


必見! 失恋を前向きにとらえる為の5つの考え方

失恋をすると世界が終わってしまったような、とてつもない悲しみがあなたを包みます。
泣きたくなったり、何にもやる気が出なかったり、
楽しそうにしている人を見るのがつらかったりします。

もちろんそういう気持ちになる時間は必要です。
しかし、それがいつまでも続くと次の恋愛に進むことができなくなってしまいます。
今回は失恋を前向きにとらえるにはどうしたらいいかを考えていきましょう。

① 失恋は縁がなかったと考える

恋愛は人と人とのつながりの形です。家族はなかば必然的につながりがありますし、
友達はあなたの努力次第でつながりを作っていくことが可能です。

しかし恋愛ばかりはそうはいきません。
偶然と必然がうまく重ならないと、恋愛に発展することは難しいのです。

まずはお互いに恋愛対象になる人に出会わなくてはいけませんし、
気持ちを近づけるためにアプローチをしたりして、
お互いに「この人と恋人になりたい」と思える状況にならなくてはいけません。

そうやって考えると、恋愛は他の人間関係にくらべて
多くのステップを踏む必要があるのかもしれません。

そうやってやっと手に入れた恋愛も、永遠に続くとは限らないのが悲しいところです。
気持ちがすれ違ったり、進学や就職、転勤などで2人を取り巻く環境が変わってしまったりすると、
恋愛関係が終わってしまうこともあります。

失恋は悲しいものですが、終わってしまった恋愛は“縁がなかった”と
前向きに考えることも必要です。

縁があれば、少しの困難でも自然に乗り越えることが出来ますし、
物理的な距離が離れてしまったりすることがなぜか起こりにくいのです。

縁は人と人とを結びつけるものです。きっとどこかに、
あなたと強く結びつく人がいるはずです。

② 自分の人生とは違うステージ

恋愛をしていると、その先にある未来を思い描くことがあるでしょう。
恋人とずっとこの先も一緒にいたいと思っていたのに、失恋をしてしまった。

そんなときは失恋の傷はとても深いものになるでしょう。
しかし恋人同士であってもその人生は本来、その人自身のものです。

恋人であるからといって、人生のステージをいつまでも共有できるわけではありません。
失恋をしたあとはお互いに別々の道を歩むことになります。
しかしそれはお互いの成長にとても大切なことです。

相手はあなたの人生とは違うステージにさっていったのだと、
失恋を前向きに考えるようにしましょう。
あなたはあなたのステージで、今までどおり頑張ればよいのです。

③ これからは自分の為にと考える

恋愛をしていると、多かれ少なかれ相手に対して時間を使うことがあるでしょう。
それを面倒だとか思わないとしても、例えば出掛けた帰りに相手を家まで送り届けたり、
手の込んだ料理を作ったりすることがあると思います。

どれも相手を思ってのことでしょうし、それであなた自身も満足するでしょう。
しかし「時間の消費」という観点だけで考えれば、
そういう行動は自分以外の人に時間を使っているということになります。

特に相手になんでもしてあげたいというタイプの人は、
一日のほとんどの時間をそのために費やしていたことに気付くかもしれません。

失恋してしまうと、そういうふうに使っていた時間が、
失恋したことにより全て無意味に思えてしまうこともあるでしょう。

しかし、そういうときこそ
「これからは自分のために時間を使おう」と前向きに考えることが大切です。

新しい習い事を始めてみたり、相手の好みに合わせて作っていた料理の味を
変えてみたりするだけでも気分が変わってきます。

失恋した相手もびっくりするくらい、新しい自分に生まれ変わるように
自分のために時間を使ってみましょう。
そうすれば心も前向きになり、きっと新しい出会いがあなたに訪れます。

④ 希望! 次はもっといい人とであえる

「恋は盲目」と言いますが、恋愛をしているときは
その相手の良いところしか見えなくなっているときがあります。

不思議なくらい、視界にフィルターがかかったかのように、
恋愛の相手が非の打ちどころがない素晴らしい人に思えてしまうのです。

しかし、そのフィルターは時間が経つにつれて効果が薄くなっていきます。
付き合っているときにだんだん見えてくることもありますが、
悪い部分を隠すのが上手いひとは、別れるときに初めてその本性を見せることもあるのです。

それは相手の処世術と言ってしまえばそれまでですが、
あなたはだまされたような気分になって悲しくなるでしょうし、
何よりも本性を見抜けなかったことを悔やむかもしれません。

しかし、そういう人と一緒に過ごしたこともいずれは良い経験となります。
そういう経験を重ねて、だんだんと人の本質が見抜けるようになってきます。
「これで次はもっと良い人と出会える」失恋を前向きに考えましょう。

⑤ 自分の成長の為に必要だった

恋愛に限らず、失敗することは人の精神面の成長にとても大切なことです。
よく“褒められてばかりで育った人は打たれ弱い”ということが言われます。

それはなぜかというと成功したのか失敗したのかあいまいなままで褒められてしまうと、
そこで満足してしまって物事について深く考えるのをやめてしまうからです。

どんな経験をしていても、大人になるにつれて新しい出来事に対する柔軟性が失われます。
変化を嫌い、経験したことだけを繰り返すことを好むようになっていきます。

そこで褒められてばかりいた人は、大人になって誰かに叱られたときに
「どうしたらいいかわからない」状態になるのです。

心が柔軟なうちに失敗することで、
より良いものが何なのかを肌で感じることができるようになるのです。

子どものころの恋愛はさておき、
ほとんどの人が本格的な恋愛をするのは思春期を過ぎてからでしょう。

恋愛のなかで失恋はある意味で人生の挫折に似ています。
自分の力ではどうしようもないことが起こって、
それに対して深く傷ついたり悩んだりします。

そうすることで人の心の痛みがわかり、
恋愛をうまくいかせるにはどうしたらいいかを肌で感じてわかるようになっていきます。

失恋した時こそ、それは自分の成長のために必要な経験だったと
前向きに考えるようにしましょう。

失恋を前向きにとらえるようになるのは、簡単にはいかないかもしれません。
しかし、少しずつでも前を向いていくことで、あなたの視界がだんだん開けてきます。

そこには失恋を乗り越えられるような、次の新しい出会いが待っているかもしれません。
過ぎたことからは失敗だけを学び、楽しいことはこれからの未来で探していきましょう。