恋愛

好きを誰かに話したい! 恋愛ののろけ話は愛の証

好きを誰かに話したい! 恋愛ののろけ話は愛の証

恋してる人は男女年齢問わずのろけ話をしてしまうものです。
のろけ話が大好物!なんて人もいます。
そんな大半の人が経験したことのある“恋愛のろけ”ですが、

「恋愛のろけ話の特徴とは?」

そんな疑問を持った事がある人は少なくないはずです。
話している本人にそんなつもりはなくても
聞いている方はのろけ話と受け取っているかもしれません。

恋愛ののろけ話について詳しく見てみましょう。

①のろけ話とは?

のろけ話を漢字で書くと「惚気話」となります。つまり、「惚気た」話です。

惚気という言葉を辞書で引くと
「(1)自分の夫、妻、恋人との間のむつまじい事を得意になって人に話して聞かせる。
(2)女色にひかれる。色情にひかれて甘くなる。」 と出ます。

凄く簡単に言ってしまえば、
「好きな人(好きな人とのできごと)の話」ということになります。

そんな「好きな人(好きな人とのできごと)」の話にも、

(うまくいってないんだな〜)
(この人幸せじゃなさそ〜)   となる人と、

(のろけだ)
(幸せそうだな!)       となる人がいます。

恋愛ののろけ話の内容はもちろん話し方によって受け取り方が
変わるのかもしれません。

②のろけ話の種類

そんな恋愛のろけ話には大きく分けて3つの種類があります。

(1)好きな人とのできごとの話
(2)好きな人自身の話
(3)相談

だいたいこの3種類に分けられます。

(1) 好きな人とのできごとはまだ笑えたり感動したり胸キュンしたり、
話す人のテンションに近づけます。
(2)好きな人自身の話は聞いていても「へ〜」で終わってしまう事が多いです。
(3)相談は本気の悩み相談ではなく、誕生日プレゼントや記念日のサプライズなどの
相談とみせかけた恋愛ののろけです。

共通の友人や知り合いならまだしも、
その相手を知らないと相談されても困ってしまいます。

しかも答えたとしても高確率で採用されません。

聞く側としては好きな人とのできごとの話はまだ許せるけど好きな人自身の話や
相談と見せかけたのろけは興味ない…人が多いのではないでしょうか?

③なぜのろけ話をするの?

そもそもなぜ人はのろけ話をするのでしょうか?

のろけ話をする事で話題を増やしたい!
コミュニケーションをとるための話題作り!

というよりは、“自分の為”で誰かに話したいという心理が働きます。

「ラブラブだと思われたい」
「邪魔されたくない」
「周りよりいい恋愛してる!」

といったような周りへの見せつけや優越感に浸るためだったり、

「私たちはうまくいっている…」
「大丈夫、私たちは仲良い!」
「私は幸せ」

と自分自身が思い込むために人に話します。

相手の良いところや、相手との幸せなできごとを口に出すことで
「私は幸せなんだ」
と実感できたり、自分自身を洗脳できます。

相手の良いところや相手との楽しかった思い出を思い返すと、
好きな気持ちが現れるのと同じことになります。

④のろけ話は愛情表現

ここまで“恋愛のろけ話”は悪いことみたいになってしまっていますが、
全くそんなことはありません。むしろそこには話す人の愛情があります。

例えば、あなたの恋人や夫、妻が周りにのろけ話をしていたと知ったら
嬉しいと感じます。それはのろけ話に愛情があることを知っているからです。

愛をストレートに伝えることが苦手な日本人だからこそ、
恋愛の時ののろけ話が多いのではないでしょうか。

本人に言えない愛を周りに”のろけ話”で発散させているのです。
恋愛ののろけ話は話す人にとっての一種の愛情表現なのです。

⑤恋愛のうれしさを人に話したい

人は自分の想いを叶えるために行動します。

「もう何年も恋人ができない…」
「そろそろ結婚したい。」

そんな風に思ったら出会いを求め、
出会い系サイトや婚活サイト、合コン、婚活パーティー、お見合いなどに
積極的になります。

例えば、お見合いしてその相手が自分の理想通りの人で上手くいったら、
きっとその人はお見合いから結婚までの期間、周りへのろけ話することでしょう。

それは、“周りへの見せつけ”や“思い込みのため”というより、
素敵な人と出会えた嬉しさを伝えたいのです。

お見合いして結婚したとしても、それまでの期間に周りへ恋愛ののろけ話を
全くしないと(本当に好きで結婚したのかな?)と思ってしまいます。

のろけ話は聞く人にすれば「またか」ということが多いですが、
常にネガティブな話をされるより楽しかったことや嬉しかったことの話を
聞く方が前向きな気持ちになれます。

恋愛している人ののろけ話だと思って聞くと嫌になりますが、
友達のポジティブな話と思って聞くと素直に聞けそうな気がしなくもありません。

人は他人の幸せを妬みますが、幸せな気持ちを共有したいという思いは
凄く素敵なことです。

話す方も聞く方も“恋愛ののろけ”ではなく“幸せのおすそ分け”と思うと
いいかもしれません。

⑥恋愛ののろけ話は好きな気持ちの現れ

恋愛ののろけ話には話す人の愛情があります。
それは既にお付き合いや結婚している関係に限らず、片思いにも言えます。

例えば、
友達関係にある人が自分のことを周りによく話していたら、
自分に気があるのかも…なんて考えてしまいませんか?

それは逆に、あなたが片思いしていたらつい相手のことを周りに
話してしまうからです。

『好きの反対は嫌いではなく無関心』
とは本当にその通りで、好きな人のことを周りに話してしまうのはよくあることです。

これは恋愛に限った話ではなく、友達関係、上下関係、仕事関係にも言えます。

その人とのできごとやその人の情報を話してしまうのは、LIKEでもLOVEでも
好きな気持ちの現れです。

恋愛結婚が主流の世の中になり、「お見合い結婚は愛がない」と言う人が
多いですが、そんなことは関係ないのです。

愛情表現、つまり恋愛ののろけ話が多ければ多いほど愛はしっかりそこにあります。