恋愛において程よい距離感とは遠すぎず近すぎず


                                               


恋愛において程よい距離感とは遠すぎず近すぎず

依存してしまったり素っ気ないと言われてしまったり、恋愛において相手との
距離感はとても大事です。

距離感を見誤ると破局の原因にもなりかねません。恋愛において程よい距離感を
作るにはどうすればよいのでしょうか?

① 恋愛の距離感は遠すぎず

恋人との距離感が遠すぎてしまうことは社会人や遠距離の恋愛に多く見られます。
お互いに生活があり仕事や学業、コミュニティがあります。

自分の生活が忙しかったり充実したりすると相手との距離感が遠くなりがちになります。
直接会う機会もなかなか作れず連絡も行き違いになってしまうとさらに距離は遠くなり、
最終的には別れてしまうこともあるでしょう。

相手が忙しいだろうと自分から距離をあけていれば素っ気ないと言われ、いざ自分から
連絡を取ったり予定を合わせようとしても今度は相手に遠ざけられます。

こういったことが起きないようにするために、恋愛における距離感を遠くすることを
意識したり、遠いと感じる状況を持続させないようにしましょう。

忙しかったり、予定が合わなかったりと距離感が遠くなる理由は様々ですが、できる
だけ距離感が遠くならないように対策をするのです。

例えば、長期間会うことができないのなら毎日できるだけ決まった時間に電話をする
ようにしましょう。電話も難しいなら、決まった時間にできるだけメールを返信する
というのもひとつの方法です。

それもできそうになければ、取り急ぎ相手にメールを読んだことと今はゆっくり読め
ないので後でちゃんと返信するという内容を伝えるということをしましょう。

また、予定が合わなくて会えないのならもっと先の予定を立てましょう。

事前に分かっておけば長期休暇を取れることもあるかもしれません。そうなった場合は
旅行に行ってもいいでしょう。

② 恋愛の距離感は近すぎず

生活リズムの似ている学生や休日が同じ曜日の社会人には、距離感が近すぎることが
あります。

恋愛において距離感が近すぎるのもお互いにとってあまりよくはありません。

近すぎるがゆえに毎日会うことが当たり前になったり、相手の生活すべてに干渉して
しまうことで依存状態になることがあります。

人は一人では生きていけませんが、一人の時間も必要な生き物です。他人の干渉下に
おかれない時間も必要なのです。

また、連絡を数分単位で取り合うのも恋愛の距離感が近すぎるといえます。数分単位
で取り合っていた連絡が取れなくなった時、どんな気持ちになるでしょうか?
不安、心配、さらには疑念も沸いてくるかもしれません。

相手から返事が返ってこないのはたった数十分や数時間なのに、その度に心が不安に
なることでしょう。

その不安に振り回されることや相手との近い距離間に疲れてしまい、もう別れたいと
思うこともあるでしょう。

③ 恋愛の程よい距離感は?

あなたと相手が連絡を取ったり会うことに負担を感じたり、反対に会えないことや
連絡が取れないことを不安に感じない距離感がいちばん良いといえるでしょう。

しかし、人によって恋愛における距離感の理想は違うのでとても難しいことです。

相手のことを考えて負担や不安を感じない距離感で相手に接してみましょう。
そこで相手に寂しい思いをさせているようでしたら、会う回数や連絡を取る回数を
増やしていきましょう。

増やすのが難しいようなら、電話やメールでできるだけ愛の言葉を伝えてあげたり、
会った時には会えて嬉しいということをしっかり伝えてあげましょう。
それだけで相手の心が少し楽になります。

また、相手に負担を強いているようでしたら会う回数を減らしたり時間を短くする、
連絡も完結にまとめてあげるなど、相手が負担と感じない量にしてあげましょう。

その時に勘違いしてはいけないのが、相手が取りたがっている距離感で想いを測ることです。

「自分のことが好きじゃないから距離を取りたいんだ」と思ってはいけません。

相手は気を許した相手だからこそ、自分のリラックスできる距離感を遠慮なく伝える
ことができるのです。

④ 恋愛中でも自分の時間は必要

恋愛において程よい距離感を測る上で目安にできるのが、自分の時間です。距離感が
近すぎる場合、連絡を取り過ぎたり相手と会いすぎて自分の時間がないということが
起きます。

距離感が遠すぎる場合は、自分の時間を過ごしている時にふいに一人でいることが寂し
くなったり、相手のことばかり考えてしまうようになります。

自分の時間というのは、自分が自分らしくあるために必要な時間です。例えば趣味や
運動をしたり友達と会ったりする時、笑ったり冗談を言ったりと恋人と一緒にいる時
とはまた違う表情をしているのではありませんか?

恋人といる時の自分がすべてではありません。恋人とケンカしてしまった時にも、自分
の時間はとてもいい気分転換になります。

いつまでも恋人とのケンカを思い出して嫌な気分になるより、別のことに集中したり
笑っていたほうが気持ちの切り替えになります。
切り替えが早くできれば、その分恋人とも早く仲直りができるでしょう。

恋愛での距離感を取り過ぎて寂しい思いをしてしまっている場合、正直に恋人にその
思いを伝えましょう。

会う回数や連絡をとる回数が増やせるなら増やせばいいですし、それが無理なら一緒
に過ごす時間や連絡の質を高くしてみましょう。

会った時はできるだけ色々な所に出かけて思い出をつくったり、メールや電話で愛の
言葉を伝えるなどです。
それだけでも随分と違ってくるでしょう。

➄メール・電話の回数・頻度はどのくらい?

メールや電話の回数・頻度を調整するのは、恋愛において距離感を作るのに適して
いるといえます。

どれぐらい会えるかにもよりますが、会えない日が続く時は2~3日に1回は電話を
したほうが良いでしょう。

長時間話す必要はありませんが、今日どんなことがあったのかをお互いに伝え合う
だけの短い電話で十分です。

毎日電話をしたり、長時間話すことはお互いの生活を縛ってしまうことになり、どち
らかが負担に感じてしまうことがあります。

少し物足りないと感じるぐらいで留めておいた方が、次会える時への期待にも繋がる
のです。

メールは、会えない日が続く場合は毎日したほうがよいでしょう。一日に何通もやり
取りする必要はありませんが、朝の挨拶やおやすみの一言、今日どんなことがあった
かを伝え合いましょう。

電話をする頻度が多ければ、電話をする時間の打合せ程度の内容でもかまいません。

会う回数がほぼ毎日なら、電話やメールは次に会う約束をするぐらいでもいいでしょ
う。

ことあるごとに電話やメールで話をしていると、会った時の会話の新鮮さや会えている
ということへのありがたみが薄れてしまいます。

どちらも負担にならないぐらいの恋愛の距離感を、電話やメールで調整しましょう。

人と人との付き合いですから、距離感がうまくつかめないこともあるでしょう。
ですが、恋愛の距離感を上手くつくることで関係を良くすることができるのです。

まずは2人で理想とする距離感を話し合ってみるのもいいでしょう。どちらもが心地
よくいられる距離感を作ってみてください。