恋愛

恋愛映画、恋する時に見たい胸キュン映画9選

恋愛映画、恋する時に見たい胸キュン映画9選

名作といわれる恋愛映画
心に寂しい風が吹き抜けた時にじっくりと鑑賞しませんか?

今回は恋する時に見たい胸キュン映画を9つご紹介します!

 

①『君に読む物語』アメリカ 2004年

ライアン・ゴズリングとレイチェル・マクアダムス主演

〈ストーリー〉
認知症を患い過去を思い出せずにいる
アルツハイマー症の老女とともに、
療養施設へ入寮しているデュークは、
ノートに書かれた物語を彼女へ読み聞かせている。
物語は、1940年のアメリカ南部シーブルックが舞台。
青年ノアは別荘にやってきた16歳のアリーに一目惚れ。
強引にデートに誘い、映画を見て語り合った後、
仲良くなり、2人は付き合うようになる。

初めてノアの家を訪ねていくとテラスで詩を読んでおり、
これは物語全体に関わってくる。
父親は優しく、夜にもかかわらずパンケーキを勧める。
ノアは、いつか買い取って農場を始めたい古い屋敷にアリーを連れて行くが、
彼女の両親が探しているといわれ中断。
その後も二人の仲は認められず、
ひと夏の出来事が終わった。
大学生になったアリーに毎日手紙を出したが、
戦争が始まり、ノアは徴兵される。
アリーは裕福な弁護士ロンと婚約する。
軍隊から戻ったノアが父親が買い取ってくれた
古い屋敷の改造に勤しむ。
結婚式を直前にしてアリーはけじめをつけるためにノアに会いに行く。
連絡がなかったというアリーに365通出したというが、
母親によって没収されていたのだった。
二人は激しく求め合う。

連れ戻しにきた母親が砂利工場で働く男を見せながら、
「25年前に駆け落ちした人よ、あのまま彼と暮らしていたら」
と説得する。
アリーは納得するが、隠された手紙を見つけ、
ノアの許に戻って行く。

湖を夕日が染める頃、「それ私たちね」
と老女が気づく。しかし、記憶はわずかしかもたない。
肩を震わせて泣くノア。(wikiから)

 

②『恋に落ちたシェイクスピア』1998年 アメリカ

グウィネス・パルトローとジョセフ・ファインズ主演

〈ストーリー〉
ペストが蔓延し劇場の閉鎖が相次ぐロンドン。
長いスランプから脱したウィリアム・シェイクスピアは
ローズ座で上演すべく『ロミオとジュリエット』の
準備を行っていた。

一方、芝居好きの資産家の娘ヴァイオラは、
貴族との縁戚を望む両親のため、
貧乏貴族のウェセックス卿との意に沿わぬ結婚を前にしていた。
ウェセックス卿は結婚の直後に、
夫婦でアメリカの農園に移り住む計画を立てていた。

当時の演劇では、風紀上の問題があるとされて
女性は舞台に立つことができず、
女装した変声期前の男性俳優が女性を演じていた。
ヴァイオラは男装してトマス・ケントと名乗り
劇団に潜り込んで、抜群の演技力でロミオの役を得る。

ヴァイオラの男装はシェイクスピアの知るところとなるが、
シェイクスピアはこれを黙認する。
既婚者のシェイクスピアは、
以前から女性の姿のヴァイオラに恋しており、
2人は決して結婚できぬ間柄と知りつつ、
忍んで逢う仲となる。
このとき、ある若い貴族の男性に贈ったとされる
シェイクスピアのソネット「君を夏の日に喩えようか」が
ヴァイオラに贈った詩として使われる。

芝居の準備は順調に進んでいたが、
トマス・ケントが女性であることが、
一座の面々や、王室の祝典局長の知るところとなってしまう。
それ以来ヴァイオラは姿を消し、
シェイクスピアがロミオ役を務めることになった。

しかし本番当日、ジュリエット役の俳優が上演の直前に変声期を起こす。
幕が開けられないと呆然とする一座の前に、
結婚式を終えた直後のヴァイオラが駆けつける。

かくして相手役のジュリエットのせりふが完璧に入っているヴァイオラが、
「女装した男性の俳優」としてジュリエットを演じることになった。
恋する2人はヴェローナの恋人を迫真の演技で演じ、
芝居は大成功する。

終演の直後、禁じたはずの劇の上演を知った
祝典局長が兵士を引き連れ、乗り込んでくる。
だがそこに、お忍びで客席にいた芝居好きの女王エリザベスが現れる。

女王は、一度宮廷で会ったことのあるヴァイオラに対し、
「トマス・ケント」としてのねぎらいの言葉をかける。
女王の臨席した芝居が風紀違反などありえぬとなって、
一座は無罪放免される。

風紀紊乱の罪は免れたものの、
神の前で誓った結婚の取り消しは女王にとっても成し得ないことだった。
ヴァイオラはウェセックス卿の妻となる運命を受け入れて、
アメリカに行くこととなる。

ヴァイオラを失ったが、『ロミオとジュリエット』の
大成功で劇作家としての名声を確立したシェイクスピアは、
女王の命令で新たな芝居の制作を始める。
『十二夜』と題するその新作喜劇の構想を練るシェイクスピアは、
アメリカに渡ったヴァイオラの新しい人生を夢想する。
難破した船から一人生き残ったヴァイオラが、
アメリカ大陸に上陸するシーンで映画は幕を閉じる。(wikiから)

 

③『巡り合えたら』1993年 アメリカ

トム・ハンクス、メグ・ライアン主演。

〈ストーリー〉
シカゴに住む建築家のサムは、癌で妻を亡くしたばかり。
その後サムは一人息子のジョナとともにシアトルに越してきたが、
ジョナは、落ち込む父親のために新しい奥さんが必要と、
あるラジオ局の相談番組に電話をする。

同じ頃、ボルチモアに住む新聞記者のアニーは、
婚約者ウォルターを伴って実家のクリスマス・パーティに出席していた。
ウォルターの評判は上々だが、
母親から両親の運命の出会いを聞かされる。
アニーはウォルターとの出会いはただの偶然であり、
運命ではないと冷淡に切り返す。
その帰途、偶然聞いていたラジオの相談番組で、
“シアトルの眠れぬ男”サムが切々と語る亡き妻の思い出に、
アニーは思わず涙する。
そして、彼と実母が「出会った瞬間に運命を感じた」ことに気が付く。
ラジオの反響は大きく、ラジオ局には2000件もの電話が殺到し、
サムの下には大量のラブレターが届く。

建築現場の仲間にも知られ、サムは再婚相手探しを本格的に始める。
久しぶりの恋愛に戸惑う父親に対し、
ませたジョナにはガールフレンドのジェシカがいた。

見ず知らずのサムに心惹かれたアニーは、
サムの住所を突き止めると、映画『めぐり逢い』に影響を受けて、
2月14日にエンパイアステートビルで会いたいとラブレターを送る。

そして、取材と称してシアトルへ行くが、
サムには話しかけられなかった。

一方、サムも、空港や道で見かけたアニーに強い印象を受ける。
アニーは打って変わって、ウォルターとの結婚準備に取り組み、
結婚に納得しようとする。
手紙を見て、アニーこそが「新しいママ」に相応しいと思うジョナは、
サムと新しい恋人ヴィクトリアに反発する。

そして、約束の2月14日、ジェシカが親の目を盗んで
購入した航空券でニューヨークへ向かい、
エンパイアステートビルの展望台でアニーを待つ。
ジョナを追いかけたサムは、
再会すると二人で展望台を降りる。

一方、エンパイアステートビルが見えるロックフェラープラザで
ウォルターとデートしていたアニーは、
婚約の解消を伝え、指輪を返す。
その瞬間、エンパイアステートビルがハートのサインを点灯し、
アニーは無我夢中で展望台へ向かう。
『めぐり逢い』と同じ状況に共感した警備員が、
アニーを営業終了後の展望室へ上げる。
誰もいない展望室に落胆するが、
忘れ物のぬいぐるみを見つける。
するとそこに、ぬいぐるみを取りに来たサムとジョナが現れる。
サムとアニーは、お互いに運命の出会いだと直感し、
手を取り合って3人でエレベーターに乗るのだった。(wikiから)

 

④『ローマの休日』アメリカ 1953年

グレゴリー・ペック、オードリー・ヘプバーン主演

〈ストーリー〉
ヨーロッパきっての、古い歴史と伝統を持つ某国の王女アンは、
ヨーロッパ各国を表敬訪問中であった。
最後の滞在国であるイタリアのローマで、
過密なスケジュール、疲労感と自由のない生活への不満により、
ついにアンはヒステリーを起こしてしまう。

その夜、ひそかに城を抜けだした王女は、
直前に打たれていた鎮静剤のせいで、
無防備にも路傍のベンチでウトウトし始める。
そこに通りかかったのが、
アメリカ人新聞記者のジョー・ブラッドレーだった。
見かねて介抱するうち、いつの間にか王女は
ジョーのアパートまでついて来てしまう。
眠くて仕方のない王女は、詩を朗読して寝てしまう。
翌日の昼になって、彼女の素性に気づいたジョーは、
王女の秘密のローマ体験という大スクープをモノにしようと、
職業を偽り、友人のカメラマンである
アーヴィングの助けを得て、
どうにか王女を連れ歩くことに成功する。

アンは、市場での散策を楽しむ。
まずサンダルを買い、美容院で髪の毛を短くし、
スペイン広場でジェラートを食べる。

その後ジョーとベスパに二人乗りしてローマ市内を廻り、
真実の口を訪れ、サンタンジェロ城前のテヴェレ川での
ダンスパーティーに参加する。

その様子をアーヴィングが次々とスクープ写真を撮っていくうち、
永遠の都・ローマで、自由と休日をいききと
満喫するアン王女と新聞記者のジョーの男女仲は、
次第に近づいていくのであった。(wikiから)

 

⑤『プリティウーマン』アメリカ 1990年

リチャード・ギア、ジュリア・ロバーツ主演

〈ストーリー〉
「ウォール街の狼」と呼ばれる実業家とコールガールが出会い、
次第に惹かれ合う姿を描いたアメリカ的シンデレラストーリー。
ビバリーヒルズでの友人のホームパーティーに招かれた
実業家のエドワード・ルイスは、
パーティーを抜け出さなければならなくなり
友人のロータス・エスプリを借り出したものの、
慣れないマニュアルシフトに手こずった上に道に迷い、
ハリウッドの繁華街の路肩に車を止める。

その時、売春婦のビビアン・ワードに声をかけられる。
高級ホテルまでの運転を頼み、
1晩300ドルで話し相手をしてくれるよう頼む。

ペントハウスではしゃぎながらも
「体は売っても唇へのキスはお断り」
というビビアンに惹かれたエドは、
ロサンゼルス滞在中の6日間を3000ドルで契約する。

10億ドルで買収した会社を分割して売却してもうけるというエドに、
ビビアンは「盗んだ車のパーツを売るのと一緒ね」と言う。

仕事の一環として、エドの仕事の会食に同伴することになったビビアン。
エドから渡されたお金で会食用のドレスを買いに行ったものの、
派手かつ下品な装いのせいで高級ブティックでは入店を断られてしまう。
しかし、見かねたホテルの支配人のおかげで、
見事完璧なレディに変身する。
テーブルマナーも学び、ディナーに臨む。

エドの行動に危機感を感じた顧問弁護士は
ビビアンをスパイと疑い、調べ上げ、素性をばらす。
傷つき契約金も受け取らないで出て行こうとする
ビビアンを引き止め、二人は過去を慰め合う。
翌日は仕事を休み、二人でオペラや散歩を楽しむ。

約束の6日目がやってきて、生活の援助を申し出るエドに
「幼い頃から、白馬にまたがった騎士(王子様)が
助けにきてくれることを夢見ていた」と、
エドが自らを幸せに迎えてくれないと
失意したことを間接的に告げて、
ビビアンは契約金を受け取らずにホテルを出る。

エドは顧問弁護士の反対を押し切り、
造船会社との買収を友好的な業務提携に変更する。
故郷に戻って高校をきちんと卒業しようと
決心したビビアンがアパートを出た時、
赤いバラの花束を手にしてエドが迎えに来た。(wikiから)

 

⑥『ボディーガード』アメリカ 1992年

ケビン・コスナー、ホイットニー・ヒューストン主演

〈ストーリー〉
ロナルド・レーガンの警護を担当していた
シークレット・サービスのフランク・ファーマーは、
非番の日に発生したレーガン大統領暗殺未遂事件に
責任を感じて退職し、以降は個人でボディガード業を営んでいた。
ある日、フランクの元を人気歌手レイチェル・マロンの付き人ビルが訪れ、
彼女の身辺警護を依頼する。

レイチェルの元には数カ月前から不審な出来事が続いており、
ついには殺害を予告する脅迫状までが送り付けられてきたため、
フランクに白羽の矢が立ったのである。
依頼を引き受けたフランクだったが、
危機感のないレイチェルはフランクを邪魔者扱いし、
忠告を聞こうとしなかった。

しかし、ライブハウスでのコンサート中、
興奮したファンに囲まれたところをフランクに
助け出されたことで彼を信頼するようになる。
助けられたお礼にレイチェルはフランクをデートに誘う。

映画を観てバーで語り合い、
フランクの自宅で二人は一夜をともにする。
しかし翌朝、公私混同してしまったフランクは
レイチェルに素っ気ない態度をとり
突き放したことからレイチェルとの関係が悪化し、
警護に支障をきたすようになってしまう。

チャリティーコンサート会場で当て付けのように
好き勝手する彼女に嫌気がさしたフランクは
辞めるとビルに直訴する。
だが、ホテルの自室で脅迫電話を受けた
レイチェルは態度を改め、
フランクに泣きついてもう一度頼るようになる。

フランクはレイチェルと彼女の姉ニッキー、
息子フレッチャーを連れて、父ハーブの家に避難する。

しかし、そこにもストーカーの魔の手は迫り
フレッチャーが乗ったボートが爆破されてしまう。
その夜、フランクはニッキーから
「レイチェルの殺害を依頼した」と聞かされる。

自分の後を付いてきていたレイチェルが
自分の夢だった歌手として成功した彼女に
嫉妬していたニッキーは、酒場で出会った男に
勢いで殺害を依頼してしまい、名前も知らないため
連絡も取れないと告白する。
その直後、ニッキーは突然現れた男に射殺されてしまう。

ニッキーの葬儀が終わった後、レイチェルは
ノミネートされていたアカデミー賞受賞式に出席する。
犯行の手口からプロの仕業だと感じたフランクは
出席を取りやめるように忠告するが、
レイチェルの意志が固いことを知ると
付き人のトニーとともに警護に全力を挙げる。

フランクは会場でシークレット・サービス時代の
同僚だったポートマンと再会するが、
彼が「自分の依頼主だ」と語った司会者から
「そんな男は知らない」と告げられたことから、
ポートマンが犯人だと確信する。

ポートマンはカメラマンに扮してレイチェルを
殺そうとしたが、彼女の盾になったフランクに阻まれ失敗し、
彼に射殺される。
ポートマンに撃たれた傷の治療を終えたフランクは依頼を終え、
新しい依頼人の警護を引き受けるため、
レイチェルと別れのキスを交わし、
彼女の元から去り、新たな仕事に就いた。(wikiから)

 

⑦『慕情』アメリカ 1955年

ウイリアムホールデン、ジェニファー・ジョーンズ主演

〈ストーリー〉
第二次大戦終了後のイギリスの植民地の香港で、
ヒロインのハン・スーインは勤務医をしている。
夫は中国国民党の将校で国共内戦で戦死していた。

そこで、アメリカ人の特派員マーク・エリオットと知り合い、
二人は恋に落ちる。
しかしエリオットは別居中の妻がシンガポールにおり、
離婚の話し合いのためシンガポールへ行くがうまくいかず、
二人の関係は香港でうわさとなる。

間もなく中国大陸のほとんどの地域は国共内戦の末に
中国共産党率いる中華人民共和国が支配するようになり、
ハン・スーインは中国大陸へ戻るよう説得されるが、
ほどなく朝鮮戦争が起こり、エリオットは派遣され、
そこで戦死する。(wikiから)

 

⑧『スィートノベンバー』アメリカ 2001年

キアヌ・リーブス・シャーリーズ・セロン主演

〈ストーリー〉
エリート広告マンのネルソンは、昼夜を問わず
仕事に明け暮れる孤独な男性。
そんなある日、彼は自動車免許更新のために訪れた運転試験場で
サラと名乗る美しい女性と出会う。
答えを教えてくれといって試験官に間違われ、
彼女は30日後に再試験となる。
彼の家に押し掛け、1カ月車に乗せろと要求。

「11月中の一カ月間、自分の恋人になっていい」
という驚きの提案を持ちかける。
しかもそれには「期間中は一緒に住むこと」
「期間中は一切仕事をしてはいけないこと」
という条件がついていた。

このサラの勝手な提案に、当初ネルソンは憤慨するのだが、
ホットドッグの宣伝に失敗してキレ、クビになる。
親に会ってくれないと嘆いていた恋人が去って行き、
彼女の事が気になり、まもなく承諾する。
こうして恋人同士になった二人は、次第に惹かれあっていく。
ネルソンは「広告界の神」からの好条件の仕事を人間性が悪いと断る。
「結婚してくれ」というが拒否され、大量の薬を見てしまう。

実はサラは癌に冒され余命わずかであり、
「違う人生をステキに送る」といって家族とも別れていた。
病院も拒否。彼女が1カ月ごとに恋人を変えるのは
幻想の世界に生きるためだったのだ。

病状が悪化する中、衰えた姿を見せたくないサラは
ネルソンに別れを告げるが、それでもネルソンは
サラを最期まで面倒を見たいと言う。
初めて恋に落ち、一度はネルソンの想いを
受け入れたサラだったが、自分の強く美しい姿だけを
覚えていて欲しいと告げてネルソンの前から姿を消す。(wikiから)

 

⑧『タイタニック』アメリカ 1997年

レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット主演

〈ストーリー〉
タイタニック号が沈没してから84年後の1996年。
トレジャー・ハンターのブロック・ロベットらはタイ
タニックとともに沈んだとされる最高峰のダイアモンド・
「碧洋のハート」の在り処を探るべく、
小型潜水艇を用い深海のタイタニックの調査を行っていた。

そして、上流階級女性が搭乗していたと思われる
一等客室の部屋から一つの金庫を発見する。
歓喜に包まれる調査団は金庫をこじ開けたものの、
中にあったのは彼らが探していた宝石ではなく、
古ぼけた紙切れだった。

しかし、その紙切れを綺麗に洗い直すと裸体の女性が浮かび上がり、
その胸には「碧洋のハート」らしきダイヤを身に着けていたのだった。
この一枚の絵画の発見をブロックはテレビで堂々と報じ、
その放送を見たある老女は驚きを隠せずにはいられなかった。

そしてブロックに一本の電話が入った。
その声の主はなんと沈没事故から奇跡的に生還し、
今では100歳を超えるその絵のモデルだった。
ブロックと連絡を取り合った女性は孫娘ともども調査団の船に訪れ、
静かにあの豪華客船の中で起こった知られざる話を語り始める。

1912年4月10日、イギリスのサウサンプトン港から
当時史上最大の豪華客船タイタニックはニューヨークへと
向けた処女航海へと出発した。

上流階級の令嬢だったローズ・デウィット・ブケイターは、
その婚約者のキャルドン・ホックリーと未亡人と
なった母とともにタイタニックへと乗船するが、
半ば強制された婚約に気分は晴れないでいた。

ブケイター家は破産寸前で母親がホックリー家の
財産を目当てにした結婚を強制したのである。
一方、貧しい青年’ジャック・ドーソンは、
出港直前にポーカーで船のチケットを手に入れ、
友人のイタリア青年ファブリッツィオとともにタイタニックに乗船する。

午後0時00分、正午きっかりにタイタニックは
数多くの見物人や見送りの人々の歓声に包まれて
サウサンプトンを後にする。
故郷であるアメリカに帰れることになった画家志望のジャックは、
政略結婚のためにアメリカに向かうイギリスの上流階級の娘ローズと
運命的な出会いを果たし、2人は身分や境遇をも越えて互いに惹かれ合う。

しかし、航海半ばの4月14日午後11時40分、
波一つない水平線の向こうに、
見張り員はぼんやりとたたずむ白い影を発見する。
それはタイタニックの針路に横たわる巨大な氷山の姿だった。
「針路正面に氷山!!」。

見張員から直進すると氷山に衝突すると報告を受け、
当直士官(船長に代わって船を指揮する士官)の
マードック一等航海士は「取舵一杯、後進全速」
の号令をかけたが、衝突を回避することはできず、
タイタニックは氷山の横を擦るように衝突してしまう

破損個所から浸水が進んで徐々に船体が沈み弾め、
船全体がパニックに陥る。
女性と子どもの救助が優先されるが、
ローズは取り残されたジャックを探そうと
船に残り逃げ遅れてしまう。

多くの乗客を残したまま船は大きく傾いた状態で沈み始め、
甲板の先端に逃げ延びていたジャックたちは
手すりに決死の覚悟で捕まり、
重量に耐え切れず沈んでいくタイタニックとともに海中へ落ちていく。

何とか無事に生き延びた二人だったが、
周囲は深い闇に包まれ救援の姿は見えなかった。

ローズを瓦礫に捕まらせ自分は極寒の海中に
つかっていたジャックは、冷たい水に体力を奪われて力尽き、
ローズの懇願もむなしく海中に沈んで果ててしまう。

ジャックのためにも生き残るべく、
生きる気力を振り絞ってローズは警笛を鳴らして
自分の居場所を知らせ、救援を経て一命をとりとめる。

全てを語り終えたローズは、こっそりと隠し持っていた
碧洋のハートを海に捨ててしまう。
そして、心の中でジャックとの再会を思い描きながら
静かに床に就くのであった。(wikiから)

 

⑨『風とともに去りぬ』アメリカ 1952年

ヴィヴィアン・リー、クラーク・ゲーブル主演

〈ストーリー〉
舞台は奴隷制が残る1860年代のアメリカ南部・ジョージア州。
南北戦争の頃である。
アイルランド系移民で一代で成功した農園主の娘、
美しいスカーレット・オハラは、自分と同じ上流階級の
長身の美青年アシュレー・ウィルクスに恋をしていた。
だがアシュレーは、アシュレーの従姉妹メラニーと婚約していた。

「12本の樫木屋敷」でのバーベキューパーティーで、
2人の結婚を知って愕然としたスカーレットは
アシュレーに想いを打ち明けるが、アシュレーは
スカーレットに魅かれていることは認めながらも
メラニーと結婚すると言う。

アシュレーが去った後、癇癪を起こしたスカーレットは
そばにあったウィルクルス家の花瓶を投げつけて壊す。
偶然、一部始終を目撃したレット・バトラーは、
彼女の生命力にあふれた躍動的な精神に強く魅かれる。

スカーレットは軽蔑する友人たちの陰口を聞き、
アシュレーへの当て付けのために
メラニーの兄(チャールズ・ハミルトン)が
自分に求婚をするように仕向けた。

何も知らないチャールズは、スカーレットの思惑通り、
南北戦争の開戦のニュースに沸き立つ中で彼女に求婚、
スカーレットは後悔しながらも結局結婚してしまう。
しかしチャールズは結婚後間もなく戦場に赴き病死。
スカーレットは17歳にしてチャールズとの間にできた
長男ウェードを出産して、未亡人となる。

ウェードを連れてアトランタに赴き、
ピティパット・ハミルトンとメラニーとの
新生活を始めたスカーレットの前に、
かつてな頼な行為で社交界から締め出されたレットが、
彼女が未亡人になった事を聞いて現れる。
スカーレットに自分と似たものを感じるレットは、
スカーレットが被る淑女の仮面を取り去り、
彼女本来の姿を露にしようとする。
またスカーレットも、喪服姿でダンス・パーティに
参加するなど破天荒な行為で周囲の評判を落とす。

そんな中、南軍は北軍に対して苦戦を強いられ、
ついにアトランタの陥落も目前となったが、
出産を目前に控えたメラニーの看護をしていたスカーレットは、
脱出の機会を失ってしまう。
進撃する北軍の砲声の中、産後間もないメラニーと
その赤ん坊やウェードを抱えて脱出の機会を
失い途方に暮れた彼女は、大嫌いなレットに助けを求める。
タラへの帰還を望む彼女を、レットは炎上する
アトランタから痩せ馬の馬車で脱出させる。

危険地帯を通り抜けた後、レットは自分は軍隊に入るので
この先は一人で帰るようにとスカーレットに告げる。
冗談だと思い笑うスカーレットに情熱的な口付けを残して、
彼は南軍の守る前線へと赴く。

置き去りにされて怒り心頭に発したスカーレットだが、
ようやく故郷・タラへと到着した。
しかしタラは北軍の駐屯で荒廃し、
頼りにしていた母・エレンも腸チフスで病死していた。
一夜にしてオハラ家の主となった彼女の意識は、
飢えを凌ぐ事と故郷を守る事だけに集中する。

税金の工面に窮したスカーレットは、
妹の恋人であり商店を営んでいた
フランク・ケネディを奪って第二の結婚をしたが、
やがてフランクの商才のなさから自ら商売を始める。

その間にフランクとの女児(エラ)ももうけるが、
当時女性が男性を差し置いて主体的に
経営を行う事はタブーに近かった事や、
北軍の移住者と友人になったりした事から
周囲からの評判は下降し、メラニーを始めとする
ウィルクス家の人々とレットを除き
彼女の周囲から古い友人は続々と離れていく。
また彼女の不用心な行動が難民から
襲われるという事件を引き起こし、
制裁を加えようとしたフランクは銃弾に倒れてしまう。

スカーレットは、レットと第三の結婚をする。
レットはそれまでの夫と違い妻が商売をすることに反対せず、
スカーレットの自由にさせる。

やがて二人の間には娘のボニーが生まれ、
レットは初めての娘を溺愛する。
スカーレットの想いがアシュレーにあり、
また彼女が自分を愛する者に対して
無慈悲である事を知るレットは、
以前からスカーレットを愛していた事を直隠しにする。

またスカーレット自身も次第にレットを
愛するようになっていたにも係わらず、
自分は相変わらずアシュレーを想い続けていると信じ込み、
それを自覚する事ができずにいた。

ある日、スカーレットはアシュレーとの会話で、
彼がレットと自分の夫婦関係を嫉妬していることを知る。
スカーレットはレットにこれ以上子供を
作りたくないという理由で寝室を別にしたいと告げる。

するとレットは、スカーレットが夫としての自分の権利を
拒絶するなら今後は他にいくらでもいる
別の女と関係を持つだけだと告げ、
スカーレットにせいぜい純潔を守ることだとも言う。

何事もなかったかのようにレットが去ったあと、
スカーレットは、以前から自分を悩ましている、
つめたい霧の中を恐怖にかられ必死に何かを求めて
さまよう悪夢から夜中に目覚めても、
今までのようにレットの逞しい胸に抱き寄せられて
慰められることはもうないのだと後悔し、
自分をひどく不幸に感じて泣く。

ある時、酔ったレットがスカーレットを強引にベッドに連れて行き、
スカーレットは初めて肉体的な喜びを知る。
しかし、レットは自らその行為を恥じる。

一方レットの情熱的な訪れを待つスカーレットは、
訪れる事のないレットに対して自分が単に嬲り者にされたと思い、
二人の気持ちはその日からさらに擦れ違い、
夫婦仲は日増しに険悪になって行く。

再び妊娠したスカーレットにレットが
暴言を吐いた事が切っ掛けで、
スカーレットが階段から転落、流産して生死をさまよう。

レットはメラニーに、スカーレットが
もし死んでしまったなら耐えられないと、
スカーレットへの激しい愛を吐露する。

しかしこの流産は二人の間に深い溝を作る事になり、
レットはボニーに全ての愛情を注ぐが、
ボニーは彼がプレゼントしたポニーの
「バトラーさん」から落馬し、
スカーレットの目の前で死んでしまった。

これを機にスカーレットとレットの最後の絆が断たれてしまい、
レットは家に寄り付かなくなる。

娘を失ったショックから抜けきらない内に、
スカーレットに最後まで友愛を示し続けた
メラニーまでが流産に因り命を落とす。

スカーレットは、この時初めてアシュレーを
奪った恋敵として憎んでいた筈のメラニーを、
実は心から愛し頼りにしていた事に気付く。

また、死の床のメラニーからレットの自分に対する愛情を知らされ、
初めて、自分も愛しているのはアシュレーではなくレットであり、
これまで彼女を理解し助けていてくれたのも彼だという事を自覚する。

スカーレットは彼女の悪夢の中で何かを探していた
自分の「その何か」がようやく見付かった思いで
霧の中を急いで帰宅する。

スカーレットはレットに心から謝罪し愛を打ち明ければ、
彼はわかってくれ二人の関係も回復するだろうと思っていた。
しかしレットは既にスカーレットを追う事に疲れ切っていた。

これまで隠して来た心の内の変遷と、
ボニーを溺愛したのはスカーレットを
素直に愛すことができない代償であったこと、
結論として、もうスカーレットを愛してはいない事を説明し、
一人で故郷のチャールストンに帰るつもりだと言う。

スカーレットは必死に泣きすがるが、
もはやレットの決意をひるがえすことは不可能なことを悟る。
自分を支え続けてくれたレットとメラニーを
同時に失いついに孤独となったスカーレットだが、
彼女はやがて明日に希望を託し、
絶望の中から一歩踏み出す。(wikiから)

 

いかがでしたか?
どの映画もとても感動するストーリーです。
自分自身の恋愛も一つの物語
そう考えたら、大切にしたい恋愛です。

相手のために何ができるかが恋愛の極意といえるでしょう。