お見合い

お見合い時の服装と注意点これで成功間違いなし

お見合い時の服装と注意点これで成功間違いなし

男女共に、先ず清潔感のある服装というのが基本です。
カラーやテイストは、派手過ぎず地味過ぎずで、流行を意識したファッションよりも
スタンダードを意識した服装にして下さい。

お見合いですから個性を見せるも大事ですが、やはりTPOが基本です。
結婚を前提とした出会いであることを意識して、個性は次のデートの時の
お楽しみにとっておきましょう。

では、男女別に注意点など細かくみていきましょう。

①女性のお見合いの服装

・TPOに合わせる

目的はお見合いなので、変化に対応する必要があるのは場所と時間です。
最も多いシティホテルなどのラウンジでの昼間のお見合いの場合は、
光沢や張りの少ない素材で、肩や胸元などの露出が少ないものが良いでしょう。

具体的にはシフォンやジョーゼット素材の柔らかく女性らしいワンピースや、
ビジネスライクではないスーツ、共に結婚式や二次会に対応可能なものがお勧めです。

いずれもアクセサリーは控えめで小さめのものが好ましいでしょう。
スカートやワンピースの丈は膝下5㎝くらいが、品良く脚も綺麗に見えるようです。

夜のお見合いでしたら、若干張りのある素材で肩や鎖骨・二の腕など少しの露出は
大丈夫で、少し大き目のアクセサリーもOKです。
ただ、下品な印象にならないよう十分にご注意下さい。

・服の色

基本は似合う色で、明るめのものにして下さい。
例えば
ホワイト・ライトグリーン・ライトブルー・ラベンダー・
レモンイエロー・ベビーピンクなど、
普段黒っぽい服装の女性を見慣れている男性の意識をハッとさせるような、

明るく綺麗な色を選ぶことが大切です。
あなたが現れると、周りがパッと明るくなるような印象をつけることが大事です。

薄い色が似合わない人は濃い色でも大丈夫ですが、
ボルドーや濃いオレンジ・濃いイエローなどは避けて、
強くなり過ぎず周囲から浮き過ぎない寒色系を選びましょう。

黒はデザインによっては重くなり強過ぎるので、できるだけ避け、
落ち着いた女性らしさを演出できるネイビーをお勧め致します。

ネイビーは重くなりすぎず、女性らしさと清楚さを感じさせてくれる色なので、
パールアクセサリーを添えると、お嬢様らしい装いになるでしょう。

・靴

基本的にはワンピースやスーツ・及び準フォーマルな装いに合わせるので、
5~7㎝のヒールにして下さい。

長身の人ならペタンコパンプスでも綺麗なのですが、平均的な身長や小柄な人は
せっかくの素敵な装いを、更に素敵に完成させる為にもヒールをお勧めします。

また、格式高いホテルの場合、サンダルはNGです。
足の指とかかとが見えないように、足をすっぽり包むパンプスにして下さい。

・爪

綺麗なネイルは、残念ながらお見合いの時はNGです。
結婚を考えている殆どの男性は、ネイルが好きではありません。理由は簡単です。
そんな爪で、掃除洗濯・料理・育児が出来るのだろうか?と疑問を感じるからです。

遊びの女性なら大目にみても、結婚対象となるとやはり厳し目な視線になるようです。
できれば、自分の限界まで短く切りネイルは控えましょう。

どうしても手元に寂しさを感じてしまうようなら、透明のネイルやトップコートで、
キラキラ光らせるだけにするのが良いです。

・髪型

髪型はファッションや季節によって好ましいものが変わりますが、
基本は清潔感です。
お見合い写真をみてお申し込みをしている男性は、
写真の女性をイメージしていますので、
できればお見合い写真と大きく変わらないヘアスタイルにして下さい。

万が一、お見合い写真の出来に不満足だった場合は、より自分を綺麗に見せてくれる
ヘアスタイルで臨むのが良いと思います。

髪の色も金髪や赤過ぎや個性的過ぎる色は控えて下さい。
美容室に行けば万全ですが、自分でアイロンなどを使って毛先だけでも巻くと、
髪に艶が出るとともにフェミニンな雰囲気を醸し出せます。

・オーデコロン

オーデコロンが好きな女性には残念なことですが、基本的に男性はオーデコロンなど、
人工的な香りを好まない傾向にあります。

家族や歴代の彼女がフレグランス好きだったら慣れているので別ですが、
大抵の男性は恋人に付けて欲しくはないと感じているようです。

どうしても付ける場合は、ほんのり香るくらいにし、
普段より控え目な使用をお勧めします。

・お見合いが成功する服装

パンツルックに自信がある方も、お見合いではスカートを着用して下さい。
やはり女性らしい服装がお見合いでは成功しやすいからです。

何故スカートが女性らしいのかというと、
男性と女性の服装の大きな違いはスカートであり、
男性は自分達には履けないスカートに、
女性らしさや女性的な可愛さを感じる傾向があるのです。

歩くとひらひら動き舞うスカートに、男性は女性を感じるのでしょう。
繰り返しになりますが、全体的に上品で清潔感のある服装を心掛けて下さい。

②男性の服装

・ビジネススーツはOK?

普段仕事で着用しているビジネススーツは、体のサイズに合っていますか?
制服変わりのスーツで涼しい・楽だとか
機能優先のよれよれのだぶだぶのスーツでのお見合いはNGです。

スタイリッシュで体にぴったりなノータックの細身のスーツでしたら、
シャツやネクタイ・ポケットチーフなどでお見合いに対応できますが、
ツ―タックやスリータックのだぶだぶスーツは女性に好印象を与えることは難しいです。

手持ちのスーツでお見合いに対応できそうなものが無ければ、
ジャケットとパンツを用意して下さい。

色は、パンツ・ジャケット共に、
黒・ネイビー・ベージュがお勧めで、シャツは白・黒・薄いピンク・ストライプのものを
上手にコーディネートして下さい。

基本は「清潔感」である事を念頭において選んで下さい。

・髪型

男性は女性に比べて髪型に変化を起こすのは難しいので、
基本的には普段のヘアスタイルでOKです。
清潔に保ち、伸び過ぎて収まりが悪くなった髪は散発して整えて下さい。

勤務先によりますが、少し長目の髪が許されるような環境でしたら、
美容師さんに相談して、毛先を少し遊ばせるなど
今風にアレンジするのもお勧めです。

男性は勘違いしやすいのですが、「短髪=男らしい」の図式は
今では成り立ちませんので、くれぐれも短くし過ぎないようにご注意ください。

・爪

爪は女性が一番チェックするところですから、綺麗に切り揃え汚れなど無いよう、
十分ご注意ください。

便利だからと小指の爪だけ伸ばしている人が極わずかですがいますが切って下さい。
女性はその爪に不快を感じるだけでなく、不潔な印象を持ってしまいます。
勿論その爪にネイルをしているのは論外です。

・靴

お洒落は靴で決まると言われていますが、女性は靴に敏感です。
良質でピカピカに磨かれた靴であれば一番良いのですが、
大事なのは汚れや傷みがなく、手入れがされているということです。

靴からその人の意識の高さや、誠実さなどを含むお人柄までも感じてしまうのが
女性なのです。奇抜な形や色の靴もお見合いではNGです。

・持ち物

持ち物はその人の嗜好やステイタスが表れやすいので、
その人となりを判断するのに注目されます。

お相手にもよりますが、余り主張し過ぎない程度に自分を表現するアイテムとして、
服装に合ったものを持つのが良いでしょう。

高価であるより、手入れが行き届いているという点が大事なことを忘れないで下さい。

・清潔感

これが一番大事ですよね。
お見合いの前日には全身を丁寧に洗い、
当日もシャワーを浴びるなどして万全を期して下さい。

体だけではなく、靴や持ち物・シャツの襟元やパンツの裾など、
全てにおいて清潔で綺麗な状態でお見合いに臨んで下さい。

・オーデコロン

女性は香りに敏感で、男性のオーデコロンにも理解がありますが、
香りには好みがあるので、初対面であるお見合いにおいては
無臭を意識することをお勧めします。

香りはお見合いよりデートの時に使用した方が効果的なので、
デートでの媚薬として残しておくのが良いでしょう。

お見合いで大事なのは、男女共にできるだけスタンダードで
清潔感のある装いであるということです。

結婚を目的としているお見合いですから、きらびやかである必要はなく、
真面目さや誠実さを表現できるような服装を心掛けることがとても大切です。

それと、ちょっとしたことですが、普段ハンカチを持たない人も
お見合いの時はハンカチを持参して下さい。
不思議とハンカチはその人を誠実で真面目に見せてくれるアイテムなのです。

ハンカチで汗を拭うもの良いですし、女性はお茶の時にさり気なく
膝に広げると淑女に見えたります。

お見合いでは出来るだけ控えた方がよいフレグランスも、
デートでは意外と効果的なアイテムなので、お見合いとデートの装いを
上手に使い分けてみましょう。

お見合での第一印象は結婚を左右するといっても過言ではありません。
なによりも、今日のお見合いの為に準備してきましたという前向きな姿勢が大切です。

そして、お見合いを大切にする気持ちと結婚後の人生も大切にしてくれる人
ということが伝わればお見合いの成功は間違いありません!