バツイチのお見合い 二度目の良い関係を築く方法
様々な理由で離婚をして、もう一度再婚をしてやりなおそうと考える人も
多くいます。
そんなバツイチのお見合いではどういったことに気を付ければいいのかを
考えてみましょう。。
①バツイチ子供あり二度目
バツイチのお見合いでは、同居しているしていないにかかわらず子どもがいるか
どうかが大きく関係してきます。
子どもと同居はしていない場合でも子どもの成長に合わせてお祝いやプレゼントを
したりと関わりを持つこともありますし、子どもにとっては両親が離婚していたと
しても血の繋がった親ですから、子どもとしては関わりを持ちたいと考えている
こともあるでしょう。
再婚後も子どもと何らかの関わりを持つなら、それはあなただけの問題ではなく
再婚した相手にも影響することは想像できるでしょう。
再婚相手がどんなに寛容で理解のある人でも、再婚前の相手との子どもと関わりを
持っていることや会っていることは知っておきたいものです。
バツイチのお見合いでは子どもがいるかどうかというのはとても重要なのです。
②子供ありの養育費の問題
子どもがいるなら、養育費をどうしているかどうかもバツイチのお見合いでは
最初に話しておいたほうがいい内容です。
同居はしていなくても養育費を払っている人も多いでしょう。
養育費の金額がどれほどであっても再婚後の家計に影響してくることは
考えられますから、養育費をいくら払っているかという話もしっかりと
しておきましょう。
結婚生活では二人の収入がどれほどあるか、そしてその収入でどんな家庭を
築いてそんな将来設計をしていくのかというのはとても重要です。
計画的に貯金をしたり、それに合わせて生活を調整したりするからです。
養育費を払っているならあなたの収入すべてが再婚後の家計に入るわけ
ではありません。
それは再婚後の家計への影響は少なからずあることでしょう。
養育費をどれぐらい払っているかという具体的な話もバツイチのお見合いでは
しておくようにしましょう。
③前の子供と合う回数は?
バツイチのお見合いでは、子どもとどれぐらいの頻度で会っているのかも
話すようにしましょう。
子どもの年齢やあなたの生活によって頻度は変化してきますが、新しい家庭に
とってあなたがどれぐらい再婚前の子どもと会っているのかということは
知っておきたいものなのです。
もし現在高い頻度で子どもと会っているなら、再婚後は子どもと会う回数を
少しずつ減らしていくことも考えておいたほうがいいでしょう。
なぜならあなたにも新しい結婚相手ができましたし、再婚相手との間に子どもが
できれば今ある家庭を優先しなければならないこともあるからです。
また再婚前の子どもも年齢を重ねていけば自分の両親の関係に気付いて、このまま
あなたと会っていてもいいのかという疑問にぶつかることもあるかもしれませんし、
精神的に自立してもう親に会わなくてもいいと感じることもあるかもしれないからです。
④子供が大きい場合は子供の賛成が重要
あなたに大きな子どもがいる場合は、子どもがどれぐらい再婚に賛成してくれているか
ということもバツイチのお見合いには大きく影響します。
子どもの中ではあなたの再婚を許容できなかったり、新しい親を親とみることに葛藤が
あります。そういった心の不安を受け止めて取り除いてあげなければ再婚は難しいのです。
お見合い後交際が上手くいっていざ子どもと対面した時、子どもが再婚への
不安を抱えたままなら子どもとの対面はあまりいいものにはならないでしょう。
子どもが大きい場合は、再婚することに子どもが不安を感じていないかを気に
掛けるようにしましょう。
不安を取り除いてあげた後は、子どもも本当は親の幸せを願っているものです
からきっとあなたの再婚を応援してくれるはずです。
➄財産の問題を解決することが大切
バツイチのお見合いでは、財産の問題についても話し合うようにしましょう。
離婚をしていても、離婚した夫婦の間に子どもがいればその子どもは財産の
相続人になるのです。
また再婚相手との子どもも、もちろん相続人になります。
つまり婚姻関係を解消した相手との子どもも、現在結婚している相手との子どもも
あなたが亡くなった場合の財産相続人になるのです。
あなたが亡くなった後、子ども達や妻同士が揉めるのは避けたいと感じるでしょう。
そういった揉め事を避けるために財産についてはよく話し合っておかなければ
ならないのです。
また離婚相手との間に子どもがいて、再婚相手との間にも子どもを作ろうと
思っているなら遺産相続に関する遺書を残しておいたほうがいいでしょう。
遺書といえば仰々しいと感じるかもしれませんが、その遺書のお陰であなたの
子ども達が不要な揉め事をせずに済むのです。
⑥交際を順調にするために必要なこと
バツイチのお見合いで交際を順調にするには、今までにもご紹介した
『離婚相手との間に子どもがいるかどうか』
『養育費はどれぐらい払っているのか』
『子どもとはどれぐらいの頻度で会っているのか』
『財産はどうするか』
この五つをはっきりさせることがポイントです。
離婚の話や離婚相手、その子どもの話というのはあまり積極的に話したく
ないものです。
そのあまり見せたくない部分を先に伝えておく、そして理解してもらうこと
で二人の関係も深まるのです。
「話したくないことだから」
「今の相手には過去の離婚相手のことなんて関係ないから」
という理由で離婚に関する話を避けていても、交際は順調にはなりませんし
再婚してもいい関係は築けません。
ゆくゆくはそういった話をしなければならない時も訪れるでしょうし、
なにかトラブルがあってから話していては遅いのです。
また再婚相手からの信頼も薄れてしまうでしょう。
バツイチのお見合いで交際を順調にさせたいなら、早い段階で離婚のことや
その子どもに関することを伝えておくほうがいいのです。
⑦家族全体という意識を強く持つことが大事
バツイチのお見合いで再婚相手との結婚生活をいいものにするには、家族全体と
いう意識を強く持つようにしましょう。
一度家族や夫婦が離れるという経験をしてしまったあなたにとって、家族と
いうのは脆く離散しやすいものだという意識が埋め込まれていますが
そうではないのです。
家族は夫婦が力を合わせて家庭を運営し、子どもを愛情を込めて育てていく
ような本当は壊れにくいものなのです。
そういった意識が薄くなっているあなたにとって、再婚後も自分の行動や選択は
家族には関係のないものだと感じていることでしょう。
そう思わずに、あなたの行動や選択が家族全体の動きであり大きな影響を与えると
いうことを理解しておかなければならないのです。
バツイチのお見合いは、あまり話したいとは思えないような離婚相手や
その子どもとの話も打ち明けなければなりません。
それはあなたにとって辛いことかもしれませんが、それを乗り越えることで
相性のよい再婚相手と出会い、幸せな生活を送ることができるのです。