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結婚式

結婚式マナー およばれする側の大切な5つのマナー

結婚式マナー およばれ側の大切な5つのマナー

適齢期といわれる20代、30代は
突然に結婚式の招待状が届くのも
ビックリすることではありません。

友人や親戚から結婚式の招待状が届くと、
招待状の返信や当日の服装、
ご祝儀袋の書き方など結婚のマナーについて気になります。

フォーマルな場にふさわしいドレスなどの服装や、靴・バッグなどの小物とは何か、
気になるご祝儀はいくらが適切か、など、きちんと把握しておきましょう。

普段わかっているようでわかっていないのが
こういった特別の場所、結婚式のマナー。とかく忘れがちです。
いざという時に慌てないように日ごろから頭に入れておきましょう。

招待状の返信

結婚式の招待状が届いたら、
記載されている期限までに返信はがきを送付するのが、
最低限のマナーです。

届いた日から2~3日以内に送付できると理想的です。
新郎新婦はこの返信はがきを受け取ることで、
出席者の人数を把握するからです。

披露宴の席次決めや料理や引き出物の数など、
人数の確定が早ければ早いほど準備を効率的に進めることができます。

出席の返事を出してしまって、
当日、どうしても急用が入ってしまい出席できない場合は
1日でも早く欠席の連絡をいたしましょう。

 

ご祝儀に関するマナー

少なすぎては「ケチ」と思われそうだし、
多く包みすぎると「見栄っ張り」と言われるかも…。

結婚式にまつわる悩ましいことのひとつに「ご祝儀」があげられるでしょう。

ご祝儀は、地域の特徴や「家」のしきたりなどに左右されるところが大きいようですが、
おおよその目安を次に紹介します。参考にしてみてください。

〈ご祝儀の額は〉実家や地方などの結婚式に招待された場合は、
しきたりや風習があるので知人や親戚がいたら聞いておくのもよいでしょう。

友人知人は2万円~3万円が相場というところです。
お札の枚数は奇数が良いとされます。

いままでは、「二」という数字は二つに割れるので縁起が悪いとされてきましたが、
現在では「二人の幸せを祈る」とか「カップルを意味する」ということで、
ご祝儀に二万円を包むことは許容されてきています。

一万円札2枚を包むことに抵抗がある人は、
五千円札を2枚にして、合計3枚のお札を包めば奇数の「三」になります。

ただし、「四」と「九」は現在でもタブーの数字。
この金額を包むことは避けましょう。

親族親戚の場合は、友人の場合よりも、
さらに親族間の申し送りやしきたりがある場合が多いので、
それに従うのが最もよいでしょう。

親族の場合はあくまで目安ですが、
「準備資金の一助」という意味合いを込めて、
招待された人数に合わせて5-10万円 が多いようです。

〈年代別のご祝儀の相場〉
20代のゲストのご祝儀相場
• 友人・知人、会社の同僚の場合の相場
1位 30,000円 94%
2位 20,000円 3%
3位 10,000円 3%
• 兄弟・姉妹などの親族の場合の相場
1位 50,000円 64%
2位 30,000円 14%
3位 100,000円 4%
30代のゲストのご祝儀相場
• 友人・知人、会社の同僚の場合の相場
1位 30,000円 95%
2位 20,000円 2%
3位 10,000円 1%
• 兄弟・姉妹などの親族の場合の相場
1位 50,000円 65%
2位 30,000円 13%
3位 100,000円 4%

20代や30代では、友人や知人向けの
ご祝儀や結婚祝いの相場は「3万円」、
兄弟や姉妹向けは 「5万円」 が
最も多い結果となりました。

40代50代のゲストのご祝儀相場
• 友人・知人、会社の同僚の場合の相場
1位 30,000円 92%
2位 10,000円 8%
• 兄弟・姉妹などの親族の場合の相場
1位 50,000円 77%
2位 100,000円 11%
3位 30,000円 11%

40代や50代では、友人や知人向けのご祝儀相場は
「3万円」 と結果は変わりませんでしたが、
兄弟や姉妹など親族向けの結婚祝い金額として
「5万円」 に次いで、 「10万円」が
ランクインという結果になりました。

結婚式当日のマナー

・受付
会場について、受付の担当者にまずは
「本日はおめでとうございます」と
お祝いの言葉を述べるのがマナーです。

この時、受付の方が対応しやすいよう、
「新婦友人の◯◯です」というように、
どちら側の友人であるか申し出るようにすると親切かもしれません。

・芳名記入
最近は受付時間とゲスト側の負担軽減のため、
芳名帳のかわりにゲストカードの提出で済むケースが増えているなど、
受付方法が多様化しています。

ともあれ、芳名帳への記入が求められた際には、字のうまい下手ではなく、
丁寧な字で名前と住所を記入することがポイントです。

・挨拶
当たり前のことですが、最も大切なことは挨拶です。
どんなにすてきなドレスで出席しても、挨拶が伴わなければ「残念!」なことになります。
新郎新婦の親族たちは、友達ゲストたちの振る舞いについて、
比較的関心が高いようです。

新郎側の親族が、友達の様子を通して新婦の人となりを推測する、
などという厳しい話も珍しくありません。

大声で騒がないなどは常識的なことですが、親族にあいさつをするなど、
基本的な礼儀を欠かさないようにしましょう。

・ご祝儀を渡す
披露宴にはご祝儀を持参していきますが、
きちんと袱紗(ふくさ)に包んで持っていきましょう。
ご祝儀をむき出しで取り出すのはマナー違反とされていますし、
そのまま持ち歩くのは袋を痛ませる原因になります。

結婚式のたびに使えるものですから、
大人のたしなみとして一つは袱紗を持っておきましょう。
袱紗からご祝儀を取り出すタイミングは、
ご祝儀を渡す直前です。

受付担当者の前で袱紗を開け、
表書きが相手に読める向きにして渡しましょう。

袱紗はたたんでから受付台に置くか、たたんだ袱紗を代わりにして
上に祝儀袋を乗せ、受付の人に渡しても良いですね。

なお、袱紗は色によって用途も異なりますから、
ご祝儀を包む袱紗はお祝い事に適した色を選ぶのがマナーです。

一般的に赤やオレンジなどの暖色系が慶事用、
紺や緑などの寒色系が弔事用となりますので、間違いのないよう気をつけましょう。
紫は慶弔どちらでも使えるので便利です。

・ご両親へ挨拶
控室や披露宴中などに新郎新婦の
ご両親に挨拶をする機会も出てきます。

新郎新婦のご両親と面識がない場合は話題に困ってしまうことが多いかもしれませんが、
披露宴中にご両親がテーブルを回って挨拶に来てくださった時や、
お見送りの時などには、受付の時と同様お祝いの言葉をかけ、
新郎新婦との関係のことなど、簡単に話せる話題を見つけておくと安心です。

・スピーチ
スピーチや余興など大勢のゲストの前に出る場面では特にマナーには注意したいところ。
他のゲストに非常識と思われてしまうような言動・行動をとると、
新郎新婦に恥をかかせてしまうことにもなりかねません。

些細な悪ふざけや失言がお祝いムードを
台無しにしてしまうこともありますので、
きちんと節度を守った態度を心がけましょう。

・テーブルマナー
結婚式で振る舞われるナイフとフォークでいただくようなフルコースのお料理は、
慣れていないとマナーが合っているか不安になってしまいます。

ある程度の年齢になると、結婚式におよばれすることも増えてきますから、
結婚式はマナーを覚えるチャンスでもあります。

年齢に合った優雅な振る舞いができるよう、
最低限のマナーは事前に勉強しておきましょう。
細かなマナーを知らないまでも、

  • 正しいナイフ・フォーク選んで使う
  • 食器同士の音をたてない
  • 同席のゲストと大声で話さない
  • 周囲と食事のペースをあわせる
  • 必要以上にお酒を飲み過ぎない

など、最低限のマナーは守りましょう。

結婚式の失敗マナー

・服装
結婚式のおよばれでよくいわれるのは
花嫁と同じ色の「白い服」は、
新婦の白いウェディングドレスと被ってしまうので、
ゲストは控えるのがマナーです。

そのほか、露出の激しい服など、派手な個性的すぎる服装も避けるようにしたいところ。
結婚式は自己主張の場ではないことを、ゲストは心しておきましょう。

 

【女性】

結婚式や披露宴はフォーマルなお祝いの場。
そしてなにより主役は新郎新婦です。
自分の衣装を披露するパーティではないことを心得ておきましょう。

• 白い服装
白のドレスやワンピースなど、ウェディングドレスと同じ白はNGです
上が白いブラウスで下のスカートが色物という程度は許されるでしょう。

• 肌の露出の高い服装
ミニ丈やベアトップ、胸が大きく開いているドレスなど露出が多いドレスはNGです。

• 個性的すぎる奇抜な服装
全身スパンコールのキラキラドレスなどはNG、
当日の主役は新郎新婦あることを忘れないようにしましょう。

• カジュアルすぎる服装
ジーンズなどカジュアルなパンツスタイル、ブ
ラウスとスカートなど普段着るようなカジュアルな服装は避けましょう。
結婚式にふさわしい服装にしましょう。

以上は結婚式にふさわしくありません。
ドレスのデザイン上、肩が見えるならば、羽織り物は必需品。です。

パーティならば許容されるキラキラなゴージャスドレスは
ゲストの服装としては目立ちすぎですし、
フォーマルにふさわしい素材のドレスを着ることも大切です。

反対にあまり地味すぎる服装も結婚式の会場にはふさわしくないでしょう。

 

【男性】

女性と同様に、男性ゲストも新郎新婦より控えめな服装が求められます。
とはいえ、ビジネススーツでは場違いになってしまうので、
やはり相応の服装で出席することが必要です。

• 新郎より目立つ派手なスーツやシャツ
• 革ジャンや柄シャツなどの個性的なスタイル
• スニーカーやジーンズなどのカジュアルスタイル
これらは基本的にNGです。

一般的には準礼装(=略礼服)で出席する男性ゲストが多いようです。
一般のゲスト・招待客は準礼装や略礼装の洋装で参列します。
洋装というのは、ここでは礼服に当たり、
「タキシード」や「ディレクターズスーツ」などを指します。

礼服とビジネススーツの違いは、真っ黒な礼服に対して、
ビジネススーツは少しグレーがかっています。

礼服はデザインもゆったり目のシルエットのものが多いです。
また礼服の種類は3つあり、「正礼装」「準礼装」「略礼装」と分けられます。

それぞれの特徴からシチュエーションや式場タイプ別にあわせて着用しましょう。
結婚式の主催者の意向や格の高さ、また自分と相手の関係性などに合わせて選びましょう。

・騒がない
披露宴では、食事がおいしい上に、お酒も振る舞われ、
楽しく盛り上がっていくのは当然でしょう。

また、さまざまなゲストと一緒にお酒を楽しめるよい機会ですが、
結婚式は「飲み会」ではありません。

・遅刻のマナー違反
お祝いの場に遅れて参加することは、
新郎新婦やゲストに対してとても失礼にあたります。

また、時間にルーズな人が友達だと思われ、
新郎新婦の評判に関わるかもしれません。

公共の交通機関を利用する場合は、遅延することも想定して、
別のルートでも間に合うように、よく調べておきましょう。

早めに式場に到着することがマナーです。
特に降雪や台風などの時期は気をつけておきましょう。

会場内に持ち込めるもの

会場内に持ち込むバッグに入る持ち物はそれほど多くはありません。
けれども、なにかと荷物が増えてしまうものです。
まずは、「バッグにいれるもの」とそのほか
「クロークに預けてよいもの」をわけて考えて
リストにしてみましょう。
この他、自分ではなにが必要かも考えてみましょう。

〈バッグにいれるもの〉
ご祝儀(ふくさ):必需品です。
招待状と地図:万が一、会場の場所に迷った場合に便利です。
財布:貴重品は常に身に付けておきましょう。
携帯電話、デジタルカメラ:スマートフォンだけでもOK。
ハンカチ、テッシュ:感動の涙をふく場合に必要です。
メイク道具(手鏡):お化粧直しに必要なものを入れておきましょう。
ペンなどの筆記具:メモが必要なときに必要です。
ミント系タブレット:お料理やお酒で口の中が気になる場合に。

〈会場クロークに預けるもの〉
予備のストッキング:万が一の場合に備えておきましょう。
絆創膏:ヒールで痛めた足元対策に。
携帯の充電器:充電切れでも安心です。
エコバッグ:荷物をまとめたいときに便利です。
行き帰り用の靴や着替え:身軽に帰りたい場合は忘れずに。
ヘアピンやスプレーワックス:会場でしっかりヘアスタイルを整えましょう。

結婚式は特別な場、失礼のないようにわきまえて
新郎新婦側もゲストの参加者も楽しい思い出に残る結婚式にしましょう。