安定の公務員 結婚相手が女性公務員はどうなの?
昔から「なりたい職業ランキング」と「結婚したい職業ランキング」のトップに名を連ねているのが”公務員”です。
公務員試験は基本的に誰でも受けられる為、転職で考える人もいます。
そこまでして”なりたい”と思わせるには様々な理由がありそうです。
公務員の中で「結婚したいと思う公務員の職種」そして「どこが人気なのか」ご紹介していきたいと思います。
① 結婚したい職業は警察官
正義感の強い、市民の味方の警察官。
女性警察官の採用人数は年々増加傾向にあり、年度ごとに1%~2%ほど増加しているとみられています。
警察官との結婚は、「仕事の内容を話せないこと」「結婚するときに身内になる人間の身辺調査が行われること」
「危険な仕事」ということなどか敬遠されてしまうこともあるそうです。
どこの課の所属なのかにもよりますが、事件を扱う課に所属していると近辺で事件が起こればかけつけなければいけなく、休日出勤となってしまうことも多くあります。
とすると、結婚したい職業としては不向きなのかな?と思われがちですが、結婚後、妊娠して産休に入っても復帰がしやすい、という大きな利点があります。
どうしても妊娠・出産をすると働ける場所が少なくなるのが悲しい現実。そんな中でのこの利点はとても大きなものです。
そして何より「正義感ある」「やりがいのある仕事をしている」というのが誇らしく思える、という声も。
結婚したい職業の女性公務員結婚相手を誇らしく思えるって素敵なことです。
② 結婚したい職業は市役所
始業・終業時間がきっちりしていることに加え、休日もカレンダー通り、その上、”安定”そのものであるといえる市役所勤めは、女性が働きやすいことでも市役所は公務員の中でも人気の職種です。
そして結婚相手として市役所勤めの公務員は大変人気があります。人気の理由として以下の声が上がっています。
「勤めた年数にもよるが、結婚後パートとしても雇ってくれやすい」「就業時間がしっかりしているから残業になって御飯がまだ作れてない!ということもない。」「安定している仕事についてくれていること自体が安心材料になる」
「福利厚生がしっかりしている」「有給休暇をきちんととらせてくれる」「ボーナスがある」
やはり人気の職種なだけあって、結婚相手としても好条件なようです。
そんな公務員の凄さを痛感した男性がいました。
30歳工場勤務の男性は、同い年の市役所勤めの彼女と2年前に結婚しました。
そろそろ家の購入を考えていた2人は、不動産屋に出向き家探しを始めたそうです。
希望物件が見つかり、いざ購入しようと住宅ローンの事前審査を通しました。
工場勤務は長いことやっていましたが、正直お給料はそんなによくなかったようです。
しかも、希望していた場所は立地条件の良い比較的高めの物件だったそうです。
必然と融資条件は良いものにはなりませんでした。そこで不動産屋から提案されたのがペアローン。
公務員の奥さんと一緒に住宅ローンの申請をする、というものです。
すると、融資額・金利条件ともに希望するもので受けられることになりました。
それだけ”公務員”というのは、「社会的地位」もとても高いので、まさに結婚したい職業として人気の職業です。
③ 結婚したい職業は自衛官
災害時などに現地派遣され救助活動などしてくれる自衛官。
自衛官との結婚は人によって向き不向きがあるそうです。
自衛官と結婚して良かったと思えるところ、公務員として考えてもここは嫌だなというところをそれぞれまとめてご紹介していきます。
① 収入の安定
自衛官も公務員ですから収入の安定さはお墨付きです。
公務員の中でも自衛官は「年金」「社会保障」などがほかの公務員よりも優遇されています。年金も社会問題のひとつになっていますが、自衛官と結婚すればその心配もなさそうです。
② 貯金がある
もちろん人によってにはなりますが、自衛官はお金を使う場面がほとんどないそうです。
その理由は、結婚するまで自衛隊の寮で生活している人がほとんどなので、お金を使うことがないのだとか。すると貯金額は、同世代の中では比較的上になるそうです。
③ 結婚してからも自由な時間がとれる
自衛官の仕事は、災害時に駆けつけたりすることですが、そういったことが起こらない限りはほとんど訓練をして過ごしています。
もし、災害などが起こった時は長期間家を空けることも多くあります。結婚してからなかなか自分の時間は取りにくくなるものですが、家を空けている間一人の時間がとれるので、自分の時間を確保したい人は嬉しいようです。
④ 家にいないとき寂しくなる
これは③と反対ですが、家を空ける時間が多くなると「さみしさ」を感じてしまう人も多いようです。
ただ最初はさみしさを感じていたけれど徐々に慣れて今では平気、という人もいらっしゃいました。考え方ひとつなのかもしれません。
⑤ 心配しすぎてしまう
自衛官は震災や事故などでの救助活動、また冬に積雪により通れなくなった道をあけたり、私たちの身近なところでも活躍してくれるものです。
もちろんやりがいのある、なくてはならない仕事ですが、パートナーとしては心配になってしまいます。
二次災害に巻き込まれないか、無事に帰ってこれるのか、そう心配しながら帰りを待つそうです。
どの仕事をしていても絶対に安心とは言えない嫌な世の中ですが、それでも自衛官である以上、普通以上の危険は伴ってきてしまうでしょう。
結婚したい職業公務員の中でも、心配性の人には少しきついかもしれません。
⑥ 不景気のあおりを受けない
これは①の安定した職業、と似ているかもしれませんが今の時代不景気で仕事が減ったりお給料が減ったりしている人も少なくありません。
そんな中で自衛官はむしろ人手不足で募集しているくらいなので、不景気によって仕事が減ったりお給料が下がったりということはありません。
結婚したい職業として公務員が人気なのは安定しているということが大きな要因です。
⑦ 公務員は階級社会
自衛官ならではの特殊的なことですが、自衛官は曹という階級社会となります。
この曹という階級により様々な規制があります。
住む場所などもその曹や年齢が関わってくるほどです。これらに対応しなくてはいけません。
⑧ 公務員は転勤がある
これは幹部クラスの人になるとあることですが、全国へ転勤する可能性があります。
地元にいたい、住む場所を決めて動きたくない、という人には難しいかもしれません。
どの公務員の仕事をとってもメリット・デメリットはありますが、共通していえるメリットは”安定性”だといえるでしょう。
結婚するときに「お金」「お金」と言いたくはありませんが、それでも結婚は生活を共にすること、お金がなくてはやりたいこともできないのが事実です。
今の世の中、不景気なことを考えると”安定”かつ”安心”な職業は公務員でしょう。
常に公務員が結婚したい職業として上位な理由もそこにあります。それはつまり結婚生活の”安定”とも言える