気になるあの人は「海事代理士」結婚したいその職業
「海事代理士」という職業を聞いたことがあるでしょうか?
法律の勉強をしていない限り、おそらくその職業の名前を聞いたこともないと思います。
「海の司法書士」とも呼ばれる海事代理士は、難関の国家試験をクリアしないとなることはできません。
そんな海事代理士と結婚するとどんな生活になるでしょうか?
結婚したい海事代理士とはどこで出会えるでしょうか?
その仕事内容などから結婚生活をイメージしてみましょう。
① 海事代理士の仕事とは?
その職業に関係しない人でしたら、「海事代理士」と聞いてもどんな仕事をしているのかわからない人がほとんどでしょう。
海事代理士は、海事代理士法という法律の専門家です。
海は広くて形が無いものですが、当然ながら海上での作業や海に関する仕事にもさまざまな法律があります。
広く大きな海の上でも皆が法律を守って活動を行っていて、その管理の一役を担っているのが海事代理士です。
海事代理士の主な仕事は、日本に籍がある船舶の登記です。
主な依頼主は、海運会社や造船会社などの法人、そして個人の船主などです。
依頼を受けると、船舶の登記をはじめとした申請や届け出などに必要な書類の作成を行います。
そしてそれを国土交通省や都道府県の機関に申請する手続きを代行したりします。
日本は島国なので国境はどの国とも接していませんが、海は違います。
領海も定められていますし、交易のために多くの国から船が来航します。
そのような状況の中で国際的な条約なども守ることにより、国の間で平和が保たれます。
海事代理士はそのような条約や法律を適切に守るようにアドバイスをしていく役割もあり、間接的に海の平和と安全を守っているのです。
② 海事代理士の年収はどのくらい?
海事代理士は主に船舶の登記業務を行っていますが、実はその業務は司法書士も行うことができます。
海事代理士だけができるというわけではないので、その仕事だけで生活をしている人はとても少ないのが現状です。
年収もとても幅があり、国内の造船が盛んな地域で開業している人だと、年収が1,000万円を超えることもあるようです。
しかし、日本中どの地域に居ても同じ条件であるというわけではありません。
日本の造船業はピーク時に比べて盛んではなく、船を所有する人も減っているのが実情です。
したがって、資格を取って独立開業するのではなく、どこかの企業に勤めながら副業として海事代理士の仕事をしたり、法律事務所に勤めていて海事代理士の仕事をしたりするのが現状です。
ここまで書くと、年収に不安があるように見えますが、ある調査では海事代理士の資格を持っている人は、30代後半から日本人の平均給与を上回っていき、その後は右肩上がりになっていきます。
海事代理士になるには国家試験を受けなくてはならず、その勉強期間は最低でも1年間は必要といわれています。
試験の合格率も3割から5割で、もともとの受験生の知識レベルが高いことを考えると、難関の試験と言えます。
そういった難関を超えてきている人は、仕事にもまじめに取り組むことができるので、その結果が年収に反映しているのかもしれません。
もしあなたと結婚したい海事代理士が居たとして、その人の収入のせいで結婚が難しくなるといったことはないでしょう。
③ 海事代理士との出会いは?
先述の通り、仕事の特性から海事代理士として独立開業している人はほとんどいないと言っていいでしょう。
もともと海運関係の会社に勤めていたり、司法書士や行政書士などの資格を持っている人が、仕事の幅を広げるために取得したりする場合が主となっています。
そういう中で結婚したいとおもう海事代理士と出会うには、何か「海」と関連しているものにあなたが関わっていく必要があります。まずは土地柄も少なからず関係するでしょう。
需要が無い場所には仕事は発生しませんので、例えば周りを山に囲まれているような地域では、海事代理士の資格を持つ人はまず居ないと言ってもよいのではないでしょうか。
そういった海のない場所から離れて、貨物船などが多く入港する港にある海運会社などに関わっていくと出会いがある可能性があります。
また、大学で法律の勉強をしていた人などは、様々な資格を取るなかで仕事の幅を広げるために海事代理士の資格を取っている人がいるかもしれません。
行政書士や司法書士などの資格を持っている人に、海事代理士の資格を持っているか尋ねると、もしかしたら結婚したい海事代理士と出会えるということもあるでしょう。
④ 海事代理士との結婚は?
海事代理士の人と結婚すると、どんな生活が待っているでしょうか。まず法律事務所などに所属しているか独立開業しているかで大きく変わってくるところです。
法律事務所などに所属すると、主に平日に働くことになるでしょう。
しかし、海事代理士の仕事は法人相手ばかりではないので、もし相手が個人だった場合には相手の都合に合わせて動く必要も出てきます。
ただ、仕事内容自体は急に決まって動かなくてはいけないようなものではないので、仕事で急に呼び出されて……。と言ったことは少ないでしょう。
独立開業している場合はその人次第ですが、仕事相手の都合に合わせることが増えていくので、毎月決まった日に必ず休めるということはないかもしれません。
そういった不規則なシフトの人は家庭に安らぎを多く求めます。
どちらにしろ、夜勤があったりとか長期の海外出張にいったりといったことなどはほとんどないと思われますので、
お互いに日中に働いていればすれ違いの生活にはならないでしょう。
では、海事代理士は結婚相手としてはどうでしょうか。
海事代理士は法律に関する難関の国家資格なので、それを取得している人はまじめで、小さな努力を積み重ねていける人が多いです。
また、仕事の相手は法人から個人まで幅広くなりますので、人の話をきちんと聞ける能力も必要となります。
結婚する上で、日ごろの生活の堅実さや普段の会話の積み重ねはとても大切なものとなってきます。
そういった意味でも、海事代理士は結婚に向いている職業と言えそうです。
海事代理士の仕事や、その資格を持つ人との結婚生活が少しでもイメージできたでしょうか?
海に関連する職業なので、どうしても働く地域はある程度限られてきます。
なかなか名前を聞くことが少ない職業ですが、もしあなたの周りの環境が整っていれば、意外に身近なところに結婚したい海事代理士がいるかもしれません。