英語での結婚生活！　幸せな国際結婚のための秘訣

恋人時代に外国人とうまくコミュニケーションが取れたからと結婚した場合、
どのような生活が待っているのでしょうか。恋愛でうまくいくから、結婚も
うまくいくのでしょうか。

実は、恋人時代以上の英語力が必要となります。

なぜ恋人時代のコミュニケーションでは足りなくなるのでしょうか？
その理由と生活を見ていきましょう。

① 外国人と結婚は英語力が必要

外国人との結婚生活に英語力が必要となる理由は、恋人時代より結婚生活の方が
具体的なコミュニケーションや細やかな表現が必要になるからです。

恋人時代は、片言の英語やジェスチャーでコミュニケーションが取れたり、相手を
知ろうという気持ちが好きな気持ちを膨らませたりと、ぎこちない
コミュニケーションが愛を深めることがあります。

しかし、結婚生活では手続きや予定のすり合わせなどがあるため、
「雰囲気でなんとなく伝わる英語」ではコミュニケーションが難しくなります。

また、夫の両親や友人との付き合いや、夫への生活の中でのお願いごと、
例えば家事を手伝ってほしいなどを伝えるには、端的に伝えるのではなく、
相手に受け入れられる表現力が必要となるのです。

恋人時代は夫の両親からすればお客様ですが、結婚したら協力関係となるため、
高度な英語力が必要となるのです。

日本人同士でも「結婚と恋愛は別もの」ですが、それは国際結婚も同じ…いえ、
それ以上に「別もの」なのです。

② 言葉が通じない結婚生活

結婚生活で夫と英語でコミュニケーションを取る分には、
おそらくコミュニケーションに大きな不自由はないでしょう。

しかし、夫の両親や友達とのコミュニケーションでは、言葉が通じない場合も
起こり得ます。

夫は貴女に合わせて会話をしてくれますが、その他の人は貴女の語学力に合わせて
会話をしてくれることはないからです。

相手が貴女の英語を聞き取ってくれたとしても、相手の話す早い英語を聞き取ることが
難しい場面が多く出てくるでしょう。

結婚することにより、彼の母国へ移住する場合は、役所や医療機関では自力で
相手に伝えることが必要となります。

相手はプロなので、専門用語や知らない言葉が多く使われるため、理解することは
かなり難しいでしょう。

また、学校行事やご近所トラブルなど貴女が対応することになります。
移住する場合は、夫以外とコミュニケーションが取れる英語力が必要となります。

日本で生活するとしても、万が一災害などが起きて、夫の母国へ移住することも
ありえますので、日本に住むからといって将来にわたって英語が全く必要ないとは
言い切れません。

③愛があればコミュニケーションできる

高度な英語力がないと結婚生活は送れないのでしょうか？
いいえ、そんなことはありません。

夫との両親友人とのコミュニケーションも、貴女が夫を愛していることが相手に
伝わればコミュニケーションが穏やかなものになりますし、夫に愛されていれば
夫が役所や病院などで協力してくれるため、スムーズに手続きを行なえるでしょう。

夫とのコミュニケーションで気を付けなければいけないことは、
「以心伝心」「言わなくてもわかりあえる」ということは外国人には通用しません。

文化や考え方の違いがあるのですから、思っていることはしっかりと相手に
伝えましょう。

夫に愛を伝える、夫から愛を伝えられることは、恋人時代と変わりがないのですから、
同じように愛し愛されることで夫と円滑なコミュニケーションを取ることが
できるでしょう。

③ お互いに刺激的な関係の国際結婚

外国人との結婚生活は、英語力が向上したり、恋愛では見えなかった夫の母国の文化に
触れることもあります。
それは夫側も同じです。
常に新しい発見があって刺激的な結婚生活を送ることができます。

例えばホームパーティーや友人を呼んでの食事会は、日本では事前に参加者が
わかりますが、外国では現場に行くまで誰が来るかわからないという刺激的なものです。

その他にも、笑いのつぼ、家族に対する考え、料理の味付けなど、毎日夫との違いに
気付くでしょう。

気付いたときに否定するのではなく、相手を認めることが必要です。どちらかが
間違っているわけではないのですから。「貴方はそう思うのね」と考えましょう。

相手と違うところを刺激と受け止められるか、問題点として見てしまうか、
どのようにとらえるかで、外国人との結婚生活が向いているかが見えてくるでしょう。

④ 英語での結婚生活楽しい！

好きな人と一緒にいるための結婚。例え相手が日本人でも外国人でも、とても楽しくて
幸せなことです。

外国人ということに囚われることなく、相手を見て丁寧にコミュニケーションを
取れば言葉の壁は乗り越えることができます。

結婚生活を送るうちに英語力は向上するのですから。
確かに言葉の壁以外にも、周りの理解や文化の違いなど、乗り越えなければならない
ことがたくさんあります。

しかし、多くの障害がある国際結婚をしようと決断できる人であれば、きっとその先の
困難も夫と乗り越えることができるはずです。