結婚後ゲームを趣味に結婚生活を円満に送る方法


                                               


結婚後ゲームを趣味に結婚生活を円満に送る方法

 

ゲームをやり過ぎて家族から怒られた、なんて経験をした人はいませんか?

「大好きなゲームが出来なくなるのは避けたい」「でも結婚生活は上手くやっていきたい」という声も多く聞かれます。

今回は、そんな方達のために、ゲームをしながら結婚生活を円満にするヒントをご紹介します。

①休日はゲーム三昧

現在、日本そして世界には様々なゲームがあります。

特定のゲーム機器を使う物もあれば、タブレットやスマートフォンなどを使いオンラインで出来る物まであり、2019年の国内家庭用ゲーム市場規模は、ハード・ソフト(オンライン含む)合計で、前年比100.6%の4368億円と、10年連続で拡大しています。(出典:『ファミ通ゲーム白書2020』https://kadokawagamelinkage.jp/news/pdf/news200624.pdf )

特に2020年からは、新型コロナウィルスの影響もあり、家庭で過ごす時間が増え、それと同時に家庭でゲームをする人も増えています。

休日もなかなか外出できない中、仕事のストレス発散にと手っ取り早く遊べる物の一つがゲームでありますが、休日は朝から晩までゲームをするのは結婚生活では危険です。

平日は仕事で忙しい分、パートナーは「夫(妻)と一緒にゆっくり過ごしたい」と思っているかもしれませんし、お子様がいる家庭の場合は特に、「ゲームより家族の時間に費やしてほしい」と思っているかもしれません。

そんな中でゲーム三昧の休日にしてしまうと、家族の怒りを買い、喧嘩に発展し、中には結婚生活に悪影響を与えることもあるのです。

②帰宅してもゲーム

ゲームが結婚生活に悪い影響を及ぼしてしまうのは、休日だけではありません。

平日でも、仕事から帰宅して早速ゲームを始め、寝るまで長時間続けるという人はいませんか?

日中仕事を頑張ってきた分、ゲームを楽しみ、また明日から頑張ろうとリフレッシュするのは良いのですが、酷いケースでは、食事をしながらゲームをする人もいるようです。

一方がゲーム好きで、帰宅後もゲームをする人の場合、もう一方がそんな結婚生活に不満を持っているケースは少なくなく、ネットで上がっている声だけでも、ゲームばかりする配偶者に怒っている人の声は多く聞かれます。

確かに帰宅して、食事やお風呂も済ますと、ひたすらTVやモニターに向かってゲームしていたり、ソファでスマホをいじってダラダラ過ごされたりしたら、もう一方がイライラしてしまうのも当然です。

③家のことは一切しない

そう考えると、結婚生活でゲームをすることが悪いような印象を持ってしまいますが、ゲームをすること自体が悪いのではなく、ゲームをしながらでも結婚生活を円満に送っている人もいます。

では、結婚生活が上手く行っている人とそうでない人にはどんな差があるのでしょか。

一つは、家事など家のことをしているかどうかです。

平日の帰宅後も休日も、きちんと家事を分担して自分の担当をこなし、その上でゲームをしていればパートナーも文句がないでしょうが、結婚生活が上手く行っていない人は、家のことをせずにゲームばかりしているから問題なのです。

自分がゲームに時間を費やせるということは、その一方で食事や洗濯など家事をしてくれているパートナーがいて、自分がすべきことまでパートナーが負担してくれているのだということに気付かなくてはいけません。

④子供もほったらかし

ゲームをしながらも結婚生活が円満である人と、そうでない人の違いとしてお伝えしたい二つ目の問題点は、子供との時間の過ごし方です。

自分は日中仕事に行っていると同じように、年少以上のお子様は幼稚園や保育園、もしくは学校などに行っているわけですが、起床してから出かけるまでは、とても忙しいはずです。

そんな親子が唯一共にゆっくりと過ごせる時間は、平日の帰宅後か休日になりますが、その時間に自分がゲームをしてしまうと、子供と触れ合う時間は当然少なくなります。

「自分は短時間でも子供と遊んでいる」「ゲームをしながらでも子供と過ごす時間は確保している」と考えている人もいるでしょうが、それにも関わらずなぜパートナーが怒るのかというと、パートナーの事を考えていないからです。

自分は子供との時間を大切にしているつもりでも、ゲームをしている時間は誰が子供の面倒を見ているかというと、パートナーの他にはいません。

自分がゲームを楽しんでいる分、パートナーが子供の面倒を見てくれていることに気付けなかったり、相手が子供の面倒を見るのは当然というような考えでいたりすると、それらは次第にパートナーの不満に繋がるのです。

このように、結婚生活でゲームをしながらも上手く行くかどうかは、自分がゲームに時間を費やしている一方で、家事や子育てなどをパートナーが負担してくれていることを認識できているかどうかがポイントで、それを申し訳ないと思って相手に感謝できるか、また、相手の負担を減らそうと自分も行動に移せるかどうかが重要なのです。

⑤ゲームで喧嘩になる

結婚生活でゲームを楽しむこと自体は良いのですが、家族への対応を間違えると、それが原因となって喧嘩になることは十分にあり得ます。

ほとんどの喧嘩は、ゲームをしていない方がゲームをしている相手に対して、「いつまでゲームしているの」「たまには家のこともしてよ」という不満を口にすることがきっかけとなりますが、それらの言葉に対する対応を間違えるかどうかで、喧嘩に発展するかどうかが決まります。

例えば、「○○時までやったらゲーム止めるね。」というように、穏やかな口調で、いつまでゲームをやるのかを伝えることができれば、相手の不満を最小限で済みます。

一方で「せっかくの趣味の時間を邪魔するのか」「自分が楽しんではいけないのか」というような返しをするのはNGです。

このような返答は、「ゲームをしていることに文句を言われた」と感情的になってしまっていることに加え、家事や子育てを頑張っているパートナーのことを全く考えていません。

繰り返しになりますが、ゲームをしている時にパートナーが何かしら言ってきた時には、自分の都合だけを考えてはいけません。

「なぜ相手がそう発言するのか」、「相手の負担が大きいのではないか」と、相手の立場になって考えられるかどうかが、結婚生活で喧嘩に発展するかどうかの境目なのです。

⑥結婚しても続くゲーム

独身時代からゲームが好きで、そのことをパートナーが理解してくれている場合は、結婚生活でゲームを続けても問題ない家庭も当然ありますが、多くの家庭では「結婚した途端にゲームを許してくれなくなった」ことをきっかけに家庭不和になってしまいます。

ゲームをしている方からすれば、「なぜ急にゲームをすると文句を言われるんだ」という気持ちになるでしょうが、未婚の時には理解してくれていたことが結婚生活では許されなくなってしまうのは当然なのです。

結婚生活では、基本的には同じ家に住み、寝食など全ての生活を共にしますが、いくら好き合った人同士でも、共同生活を送ることは簡単ではありません。

人によっては朝ごはんを食べる人・食べない人もいますし、お風呂は朝に入るか夜に入るかというように、それぞれの生活習慣が異なる場合、どちらかに合わせるか、合わせないとしても相手の習慣を受け入れなくてはいけません。

このように、結婚することによって、相手に合わせたりそれを理解したりすることが必要になりますが、衣食住は対応できても、趣味などの娯楽についてまではどうしても合わせられなかったり受け入れられなかったりする場合は多々あります。

衣食住は生きていくために必要なことなので、お互いに努力しますが、趣味はあくまでもその人自身の楽しみであるので、もう一方の相手にとって生活上マストかというとそうではありません。

いくら「ゲームは自分にとって重要だ」と思っていても、それを相手にも同じレベルで理解してもらうのは難しく、衣食住の習慣を相手に合わせてもらっている中で、「趣味についても自分に合わせ相手に受け入れて欲しい」というのは並大抵のことではないのです。

⑦ゲームと生活のバランス

結婚生活でゲームをする場合、相手の気持ちや相手の負担を想像できるかどうかが大切ですが、想像するだけではなく、行動に移すことが大切です。

先程もお伝えしたように、ゲームをしない相手からすれば、あなたがどれだけゲームが好きであるかは理解し難く、ゲームをすればするほど「家のことを何もしてくれない」と不満が溜まってしまいます。

それを避けるためには、相手と同じように家事を担当して、相手の負担を減らすこと、また、自分にとってゲームが大切なことを、結婚生活の早い段階で相手と話し合ってください。

「わざわざそんなこと話し合わなくても」と考える人もいるかもしれませんが、相手にとってゲームは生活の上でそれほど重要ではなく、どんなにあなたがゲーム好きかを理解できないため、あなたがゲームをすることを理解ができないのです。

ゲームに限らず、食べ物でもそうですが、自分が好きなものを相手に分かってもらうときは、「自分はこれが好き」と言葉に表します。

それと同様に、自分にとってゲームがいかに大切かをハッキリ言葉で表さなければ相手には伝わりません。

熱意が伝われば、ゲームをすることを受け入れ、ゲームの時間もあなたにとって重要だと尊重してくれます。

結婚生活でゲームをすることを認めてもらった上で、家事分担をどうするか、ゲームに費やす時間をどのくらいにするかを二人で決めれば、ゲームをすること自体が悪になることは決してありません。

このように結婚生活では、まずゲームをしたいことを明確に伝え、それを受け入れてもらったうえで、ゲーム以外の時間をどう過ごすか、生活のバランスを上手く配分することが重要であり、ゲームに対する自分の気持ちを早めに相手に相談できるかどうかが結婚生活のカギとなるのです。

結婚生活では自分で使える時間が減るなど、独身時代とは生活も変わりますが、きちんと相手と話し合えば自分の時間を楽しむことは十分に可能です。

ゲームについても早い段階でよく話し合い、ゲームを楽しみながら充実した結婚生活を送っていきましょう。