結婚生活が難しい! と感じた時に円滑にする方法
好きな人と結婚したいという気持ちは男女に違いなく存在しています。
しかし、実際に結婚してみると「思っていた結婚生活と違う」とか「こんな人だったの?」
と今まで見てきた相手とのギャップを感じて、結婚生活を難しく感じる人もいます。
恋愛と結婚は違うとわかっていても、どうしても悩んでしまうかもしれません。
そこで、結婚して見えてくるものや難しいこと、男女が一緒に暮らす中で生活を円滑に
する方法を詳しく見てみましょう。
① 結婚しなくて見えないものがある?
結婚して初めて一緒に暮らしたカップルはもちろんのこと、今まで同棲していたカップル
ですら、結婚して初めて見えてくる部分というものがあり結婚生活が難しいと感じる時です。
結婚すると良い意味でも悪い意味でも、お互いに変化が訪れるのは当然のことですが、
変化を受け入れられないと結婚生活を難しく感じてしまいます。
結婚して見えるものというのは、お互いに言えることですが、家族になったことで本当の
意味で「素の自分」を出すようになり、巣の部分を「相手が変わった」と受け止めて
しまうことです。
家族ですから、何も気取ることなく隠すこともないので、今まで見せられなかった自分が
あった人は解放された気分になるかもしれません。
ですが、相手の素を「こんな人じゃなかった」と思ってしまえば、そこで愛情の火が
消えることも少なからずあります。
さらに、変化で言えば結婚していきなり鬼嫁のようになったり、亭主関白を発揮してくる
人もいるので、交際していたときは優しかったのに、結婚した途端に変わったと気持ちが
沈んでしまいます。
ただ、こうした相手や自分の変化の兆候というのは、必ず交際しているときに見え隠れ
しています。
結婚生活を難しいと感じる時は誰でもあります。そのためには、結婚する前によく相手
の結婚観を知ることが、結婚してからの意識の相違に惑わされないポイントです。
② 結婚してかずかずの難しいこととは?
結婚して、家族になることで今まで恋愛だと感じなかった難しさも出てきます。
それは、お互いの家同士の関係性です。
よくあるのは、嫁姑問題で結婚する前に何度も会って人柄がわかっているような場合は別
として、あまり会う機会を設けなかった場合は結婚してから衝突するかもしれません。
また、結婚前は良い両親だったとしても、結婚した途端に生活や子育てに口を挟んでくる
ようになることもあります。
そんな時に、相手が自分の味方をしてくれなくて家族の味方をするような場合、非常に心
が落ち込みますし、今後の結婚生活を難しいと感じ始めます。
結婚したことによって家族になる安心感を手に入れる代わりに、そのほかの難しい要素が
発生してくることは結婚ではよくある話です。
難しいと感じる部分をどう自分なりに咀嚼してこなしていっことが結婚生活を難しいと
感じるか結婚してよかったと感じることができるかの分かれ目になります。
③ 男性と女性が一緒に暮らす意味
結婚すると当然のように一緒に暮らすものだと思うかもしれません。
ですが、その前に同棲をしているカップルの場合はすでに一緒に住んでいるので
「結婚しても何かお互いの関係に違いが出るのか」と感じると思います。
また、結婚したからといって一緒に暮らす必要があるのか、と思っている人も中にはいます。
結婚して一緒に暮らす意味で大きな部分を占めているのは、やはり家族になった安心感を
得られることです。
別居婚をしていつまでも恋人気分を味わいたいと思う人もいますが、家族というのは
そういうものではありません。
別居していることによって新鮮さというものを得られますが、その分心の距離感がなかな
か埋まりません。子供ができたりすればなおのこと、毎日一緒にいることで絆を深められます。
結婚と恋愛の大きな違いは、時々会って楽しい時間を過ごすだけではなくて、将来に向け
て家族としてよいことも悪いことも含めて成長していける楽しさです。
だからこそ、一緒に暮らすことが家庭を築く一歩です。
④ お互いに求めすぎないことが大切
男性も女性も、当然結婚観を持っています。
でも、あまりにもお互いに相手に求めるものが多すぎると結婚生活が難しく感じます。
例えば、男性であれば女性に対して家事も仕事もおしゃれも完璧を求めたり、女性も男性
に対して恋愛時代と変わらないポテンシャルを求めるなどが多いです。
もちろん、女性がいつまでもキレイなことは魅力的ですし、結婚してからも恋人のような
態度をとってもらいたいと思うのは不思議なことではありません。
しかし、結婚というのは同棲と違ってお互いに生活を共にすること、社会的に関係を認め
てもらえることが大きな変化といえます。
長い時間をお互い過ごすわけですから、喧嘩も多くなりますし、付き合っていた頃には
見えなかった相手のよくない部分も見えてきます。
だからといってすぐに「別れる」という決断にならないのも、結婚と恋愛の違いだと言え
るので、結婚生活が難しいなと感じている時は、自分が相手に何か求めすぎていないかを
振り返ってみましょう。
逆に、相手から求められすぎていると思った時はきちんと話し合いをすることが大事です。
⑤ 話し合って解決できることが夫婦円満の秘訣
結婚生活が難しいと感じても、なかなか相手に打ち明けられずに1人で悩んでそのまま
離婚したり、不満を抱えたままの生活を送っている人も多くいます。
しかし、それでは夫婦とは言えません。
お互いを全て理解し、わかり合う必要はないですが、それでも生活に不満を抱えたまま
何も話さずに時間が過ぎるのを待つというのは非常に辛いものです。
結婚相手とはこれからも長い月日を生きていくことになりますし、もしかすると打ち明け
ることによって改善されるかもしれません。
夫婦というのは、話し合って解決できることもたくさんあります。
家事の分担やできることできないこと、思うことを話し合い、お互いの考えを知ることが
話し合いをする大きなメリットです。
結局、夫婦は他人ですし、全てわかるなんて不可能です。
話さなくてはわからないことがたくさんあるのに、言えないと悩んでいる時間はもったい
ないといえます。
夫婦になると決めたからには、できる限り話し合って解決できそうなことは話し合いの
場を設けることが結婚生活が難しいと感じなくなる秘訣です。
⑥ 折り合わないときは喧嘩して本音でぶつかる
最初は冷静に話し合いを重ねていったとしても、考えがまとまらなかったり、相手の
言い方にイライラしてつい感情的になってしまうこともあります。
そんな時は、一時話し合いをストップして離れることも大事です。
ただ、きちんと話し合いをしていく上でお互いの考えが折り合わない時は、思い切って
喧嘩してみても間違いではありません。
喧嘩をすることによって、本音を言える場合もとても多いです。
喧嘩をすると、仲直りするまでに時間がかかったり、思ってもいないことを口にして
しまうのでは、と不安かもしれません。
でも、喧嘩を避けて話し合いもせずに自分だけが我慢をしているような関係は、とても
夫婦とはいえないです。結婚生活を難しいと考えるのではなく折り合いをつけるためにも、
時には喧嘩は必要です。
⑦ 喧嘩のおさめ方を二人で決めておく
喧嘩をすると、仲直りをするまでお互いが険悪なムードになることもよくあります。
結婚生活が難しいと感じる時かもしれません。
どちらかが折れたり、お互いが冷静になればいいのですが、なかなかそういうこともでき
ずに自宅で一緒にいてもなんとなく気まずい空気になることも多いです。
喧嘩のおさめ方としては、一番効果的なのは翌日に顔を合わせた時には何もなかったよう
に接することです。
自分としては思うこともあるでしょうし、前日の相手の態度に不満を残しているかも
しれませんが、喧嘩でしっかりと意見を言うことができたのであれば、もうそれ以上
負の感情を引きずることはよくありません。
最初のうちは、気まずい思いをするかもしれませんが、徐々に態度を軟化させることも
できます。それでも難しい場合は、相手の好きな物を買っていって、謝罪をしましょう。
喧嘩は、長引かせるとそれだけ仲直りも難しくなってくるので、おさめようと思うので
あれば早めの行動がポイントです。
⑧ 結婚しなければわからないことは必ずある
結婚は恋愛の延長線上にある、と思っている人はたくさんいます。
ですが、結婚しなければわからないことは非常に多くあります。
例えば、相手のだらしない部分、頼りになる部分、優しい部分というのすぐにわかる
ものではありません。
結婚してみて初めて「こんな面もあるんだ」と気付くことはたくさんありますし、
その新しい面が悪いこととは限らないです。
良い面も悪い面も含めて、結婚しないとわからないことはたくさんあるので
「この人と一緒にいよう」と決めたら、お互いにいろんな側面があることを意識してください。
夫婦といえども元は他人同士なので、どうしても理解できないことや許容できないこと
もあります。
ただ、結婚することによって見えてくるものわかることというのは嫌な面だけではないの
で、結婚生活が難しいとすぐに考えずに話し合いをしながら、お互いを理解していきましょう。