バツ2の相手と結婚したい時に考えておくことは
あなたが結婚したいと思った相手にバツ2、つまり離婚歴があったらどうしますか?
結婚をやめる、それでも結婚したい、2回バツがついた理由による、など様々な意見があると思います。
友人が「バツがある人と結婚しようか迷っている」としたら、ほとんどの人が「よく考えたほうが良い」「他にも良い人がいるかもしれない」と助言するのではないでしょうか。もしこれが自分だったらどうでしょうか。
自分の好きな人が、結婚を考えていた人が、もしバツがついていたのなら。それも2度も。
他人には「やめておいたほうがいい」と助言できても自分のこととなると考え込んでしまうと思います。
今、あなたが結婚したいと思っている人にバツ2がついていて悩んでいたら、これを読んでもう一度考えてみてください。
①バツ2の男性と結婚したい!
バツが2つついていたら、「好きだから結婚する」とはいかないもの。自分たちの気持ちだけではなく、世間体を気にしたり親からの目があるからでしょう。
しかも2度も離婚歴があるとなると「何かしら問題があるのでは」と思われがちです。元妻が悪かったのかもしれない、と考えることもできますが2度の離婚歴があれば周りは簡単にそうは見てくれません。
「自分は気にしない」そう思うかもしれません。
バツがついていることに捕らわれずに、相手の本質を見て結婚したいと思えているのならそれはとても素晴らしいことだ思います。
ですがそれは本当に「相手の本質」を見ていれている場合です。恋は盲目と昔から言いますが、好きな人は良く見えてしまうものです。
自分が良いと思っていても他人からしたらそうではないかもしれません。ではどうすれば見極められるのか、それは2度離婚した理由を考える必要があると思います。
原因によって「男性」が悪かったのか「元妻」に原因があったのかハッキリします。
もちろん離婚するくらいの大きな問題ですからひとえにどちらに原因があったとは言い切れないかもしれません。
ですが、きっかけをつくったのがどちらだったのか、そしてそれが離婚した大きな原因ならば、きちんと知っておく必要があるでしょう。
②バツ2の原因は浮気だった
もしその理由が「浮気」だったらどうでしょうか。「元々、元妻とはうまくいってなかったから」「元妻からDVを受けていたから」それらがきっかけで浮気をしてしまった、と。
ただいろんな理由があるとしても、浮気をしてバツがついたのは間違えなく彼の責任です。
どんな理由があったとしても、たとえ浮気相手が自分の支えになっていたからだとしても、浮気をして家庭を壊したのは事実であり、それはどんな言い訳をしても覆ることはない事実なのです。
浮気をした本人からしたら、浮気をするに至った原因は元妻にあると言うでしょう。
もしかしたらあなたもその言い訳を聞いて「元妻が原因だったから浮気は仕方がなかったかもしれない」と
思ってしまっていませんか?
ですが、もし「うまくいってなかった」のならば、再構築を目指さなかったのでしょうか?
再構築が無理だったら、そこでなぜすぐ離婚しないで浮気をしたのでしょうか。
また、「DVを受けていた」とならば、なぜほかの人への相談をしなかったのでしょうか?
精神的に追い詰められて浮気相手に逃げたのであれば、浮気になる前にどうにかできなかったのでしょうか?
実はこの2つの「元妻原因がある」というのは、実際にバツ2の男性が言っていた言葉です。
元妻に原因がなかったとは言い切れません。これらの話も事実かもしれません。
ですが、どんな理由であれ「浮気」をして良いことにはならないのではないでしょうか。
本当につらくて逃げた先が浮気相手のところだったかもしれません。ですが、一線を越えないやり方もあったはずです。
結局は「自分のやったことは棚にあげて」非難しているのです。あなたが結婚したい相手がそうであっても良いのでしょうか。
③2度あったことは3度ある?
さらに言うと、バツが2つついている原因がどちらも「浮気」なら、ほぼ確実に3度目はあります。
「次が最後の結婚だ」といわれて信憑性はありますか?信じられますか?
浮気をする人は、その人自身が本当に反省して心を入れ替えないと、また必ず同じことをします。
それくらい断ち切るのは難しいことです。ましてや2度体験していることです。
3度目にならない、なったとしてもしょうがないと思えるほどの気持ちを持つ、そのくらいの覚悟が必要だと思います。
④子供が元妻に2人いる養育費は?
またバツ2だと違う問題もあるようです。それは元妻に子供がいる場合です。
32歳の女性は、好きになり、付き合った人がバツ2の人でした。バツ2だと知っていましたが、その人柄に惚れ、
結婚したい一緒になりたいという気持ちも大きくなっていました。
しかし結婚の話をした途端、彼から「元妻との間に子供が2人いる」と聞かされたのです。
子供は小学生と幼稚園生で離婚したことも理解していること。
その上で月2回会って養育費も支払っているとのこと。
これからもその月2回の会う時間をもつこと、それらを伝えられました。
彼女ははじめ、それでも良いと思ったそうですが、いずれ自分との子を持った時に彼が元妻との子供に会いに行くことに耐えられるかどうか、悩んだ末別れることになってしまいました。
バツ2だったことが問題ではありません。子供がいたことによってこれからの生活に大きな変化が出ることを恐れてしまった、と言っていました。
子供がいれば当人たちだけの問題ではありませんし、彼が子供たちとの時間を作ることを許してあげないといけない、
それは想像以上に難しいことかもしれません。
⑤どんな結婚にも確実という保証はない
ここまでの話だと「バツ2の男性との結婚は辞めたほうが良い」そう聞こえるかもしれません。
ですがバツ2で元妻との間に子供2人いる人でも再婚し、うまくいっている人がいます。
その人ははじめこそ結婚を悩んだものの、彼が浮気をした過去をきちんと反省し、誠意をもってアプローチしてくれたこと、
子供も大切だけれども新たな家族をつくりたいという思いをもってくれたこと、それらが再婚をする決め手となったようです。「それでもしうまくいかなくても自分の責任」そういっていました。
バツがついてなければ結婚がうまくいく、バツがついているから結婚がうまくいかない、決してそういうわけではありません。
結婚に保証はないのです。
相手ときちんと向き合ってやっていけるか、相手を思いやる気持ちを自分が持ち続けてあげられるかが、結婚を長続きしうまくいかせる秘訣です。
結婚したい相手がバツ2というのは関係ありません。
そこに保障がなくても、相手を信じて互いに協力しあいやっていくべきなのです。
浮気、バツ2、子供がいる、そこではなく、相手の本質、自分の相手への気持ち、相手と一生を添い遂げられるかどうか、そこをもう一度考えてみてはどうでしょうか?