恋愛

どん底に突き落とされる恋愛の別れ それは次の一歩

どん底に突き落とされる恋愛の別れ それは次の一歩

一度は誰しも経験したことがあるでしょう。
恋愛の別れは辛さや後悔など様々な感情を生むものです。

その恋愛の別れから、私たちは何を学びどうしていけば良いのでしょうか。
恋愛の別れを経験して辛い人、忘れられない人、そんな人に読んでほしい内容です。

① 恋愛の別れは本当に辛い

そう、とにかく恋愛の別れは辛いものです。何に対してもやる気を失くし、次へ進む
どころか「今」ですらままならぬ状態に陥ります。

あの辛さはいつ思い出しても鮮明に思い出せるほど。望んで別れる人はいませんが
だからこそ別れてしまった時のダメージはとても大きいものです。

② それぞれの別れの理由

そんな辛い別れに至るにはどんな理由があるのでしょうか?

①互いの時間のすれ違い
②思いのすれ違い
③嘘や裏切り
④浮気
⑤喧嘩別れ

様々な理由が挙げられます。どれにせよ、とても辛いものです。

当たり前のことながら恋愛は「他人同士」がするもの。いくら好きになった者同士
とは言っても恋愛に”絶対”は存在せず、ちょっとしたことで崩れてしまうものなのです。

ただその脆さに気が付いたときには、時すでに遅し。相手に「別れたくない」と気持ち
を伝える時間があれば良いですが、それすらままならずに別れてしまうこともあります。

① や②の理由に当てはまる別れは後に引きずってしまう別れでもあります。
「あの時こうしていれば」「こう伝えていれば」という思いが付きまとうからです。

そして何より「嫌いになって別れた」という認識が少なく、どうにかできたら今でも
付き合っていた”かもしれない”と思えてしまいます。

対して③④は人間関係が崩れかねないもの。嫌いになったり呆れたり、相手を拒絶した
うえで別れる場合があります。

ですが、その裏切りをされても好きな気持ちが変わらずにいると自分にとってすごく
辛く、またほとんどの場合が良いエンディングにはならない恋愛となるでしょう。

裏切られたのに好きで別れられない、付き合いを継続したらまた裏切られて……。
というのはよくある話です。

どの理由においてもやはり、恋愛の別れは辛いものです。

③別れの予感

実は別れる前に「別れる予感がしてた」という人も少なくありません。

①相手が冷たくなった
②連絡が途絶えがちになった
③急におしゃれになった
③ 今まで興味なかったものにハマりだした

これらが別れの予兆になることはよくあるのです。

この予感を感じたときの行動で、もしかしたらその後が大きく変わるかもしれません。

ただその予感が「的中しているかもしれない」というのを確かめるのが怖く、そのまま
流れに身を任せてしまい別れてしまった、というパターンも。

その気持ちもわかりますが、せっかく予感がしたのならまだ改善できるのか、相手との
関係を修復できるのか、やってみるべきです。

でないと別れることになってしまったときに「どうしてあの時こうしていなかったの
だろう」と後悔することになるからです。

少しでも「予感」がするのならその「勘」を頼りに行動を変えてみるべきでしょう。

④ 別れの対処の仕方

それでも別れてしまった、そもそも予感を感じることもなく別れてしまった、
非常に残念な結果です。

正直別れたばかりの時は何も手につかずに、これからしなければいけない対処法を
考えることすら頭に浮かんでこない辛さです。

そして、虚無感から仕事に手がつかない人もいるのではないでしょうか。
そんな時の対処法はどうすれば良いのでしょうか。

27歳のOLの女性は結婚を考えていた営業マンの男性と2年半の交際後、別れてしまいました。

別れた時は何も手につかず、食事もまともに取れずに過ごし、別れてから2週間が経つ頃
とうとう体調不良で仕事を休むことになってしまいました。

仕事があったからこそ無理やり外に出ていた彼女ですが、それもできないとなると家に
こもりきり。

当然思い出すのは彼とのことで、涙がとまらずにいたそうです。
それでもこのままではよくないと、仕事に行き、そして別れた後の対処法を調べたそうです。

そこには「忘れる」「次の恋愛をする」「ほかのことに打ち込む」といったことが
書いてあったそうですが、どれも自分にできるものではなかったそう。

そんな時友人から聞かされた言葉が彼女を変えてくれたそうです。
”無理に忘れる必要なんてない。それだけ好きだったということだし、それだけ真剣だった
ということ。

忘れたら彼との楽しい思い出もなかったことにしてしまうから。
だけど楽しかった思い出を笑顔で思い出せるように努力しなければいけない。

今は楽しかった思い出を泣きながら思い出してるんだよ?
だから大切な思い出を笑顔で思い出せるようにしなきゃね

その言葉で「忘れることはできなくても、好きだった人との思い出を笑いながら思い出
せたら良いな」と思えるようになり、そこから自然と”前に進める”ような行動ができたそうです。

別れたからこうしなきゃいけない!と行動に移すのは難しいもの。
好きだった人をすぐ忘れるなんて出来ません。

でも友人の言うように大切な思い出だからこそ笑顔で思い出せるほうが嬉しいです。
まずはそうして一歩踏み出してはどうでしょうか。

⑤ 別れの次にするべきこと

本来であれば「前に進むこと」というべきなのでしょうが、恋愛の別れを経験すると
そんな簡単に前に進めないのも実体験済みなので軽々しく言えません。

恋愛の別れのあとはまず「受け入れる」ことが必要です。

受け入れるなんて無理!それもわかりますが、厳しいことを言いますが、何も手につかず
泣いているその状況が別れを受け入れているのです。別れに納得しているかは別です。

でも別れたことを理解していればそれは受け入れていることになります。
受け入れることが出来たら、思う存分感情を出せば良いのです。

「まだ好き」
「やり直したい」
「忘れられない」 そういう気持ちでも良いのです。

まだ好きならそれを相手に伝えられるように、やり直したいならやり直したいと
思ってもらえるように、忘れられないなら忘れずにいればよいのです。

これでは前に進めないと思われそうですが、受け入れ、今の状況を把握し、自分が
どうしたいか、そしてどう行動するか、別れてしまった次はこれで良いのです。

忘れることが前に進むことではなく、その恋愛を十分に引きずって良いのです。

ある日ふと軽くなったり、ほかの人に目がいけたり、何らかのアクションは必ず
起こります。それまで”自分と向き合う”ことが一番大切なのです。

恋愛の別れが次の恋愛の糧となる、とは良く言いますが、それは自然にあとから
思えることで、糧となるように頑張る必要はありません。それだけ好きだったのですから。

それだけ相手を想えたことは素敵なことです。それだけ相手を想えるということは、
前に進む力も必ずあります。

慌てずに自分と向き合っていければ、恋愛の別れが糧となる日が必ずくるので、それまで
ゆっくり自分を見つめ直していきましょう。