恋愛とは何? 愛と恋と恋愛と結婚の5つの違い


                                               


恋愛とは何? 愛と恋と恋愛と結婚の5つの違い

恋愛。恋。愛。愛情。
あらためて考えてみると漠然としてわからないことが多い言葉です。
理解しているつもりが少し違ったとらえ方をしているかもしれませんので
この機会に詳しく見てみましょう。

ここでは、この恋愛に関する事柄の位置づけや愛情との違いや恋愛の
本来の意味なども含めて詳しくご紹介します。

①好きとは何か

好きとは何でしょうか?
簡単に考えると愛よりは身近で、愛よりも軽いイメージがありませんか?

子供が親に「ママ大好き」と家族に言ってみたり、同性、異性関係なく、
「好き」という言葉を日常的に使います。

ですが、恋愛においての「好き」は性的な意味が含まれています。
男女の「好き」は相手に興味があり、性的なことを求めることです。
もう好きじゃないというのは、そういう行為をしたくないということとも言えます。

恋愛における好きという言葉には、その先に目的がしっかりあるのです。
しかい、恋愛の好きはすべて与えるような深い感情とは違います。

この人に会うと胸がドキドキときめく。
もっと一緒にいたい。手をつなぎたい。
距離がだんだん短くなることを欲して、
お互いにお互いを求めたくなるのが恋愛です。

それは自然な男女の「好き」の行動といえるでしょう。
ですが、目に見えたり数値で表せるようなことではありません。

恋愛も長く続くと相手に心がときめかなくなって体の関係はあるけど、
マンネリ化していくことで、好きではないけど一緒にいるということがあります。

この場合は愛情に変化していっているといえるかもしれません。
このように好き以外にもお互いを尊敬して、信頼や絆ができると好きとはまた違った
感情が生まれます。

そして、好きという感情は楽しいことだけでなく、時には恐ろしいほど好きだから
こその、ヤキモチや不安なども襲ってきます。

このように、良いも悪いも含めて男女の好きという感情は、恋愛をすることで、
自分を成長させてくれる感情の
一つになります。

②恋と愛の違い

とは人を好きになって独り占めしたくなる、相手と自分しかいない関係を
作りたいという感情のあらわれのようなものかもしれません。

自分が好きになった相手と近づけた、相手が喜んでくれた、そんな、些細な
一つひとつのことにうれしくなりますますひかれて、胸の鼓動がどんどん速くなる
のが恋です。

逆に、彼がきれいな子と仲良くしている姿を見てしまったり、遊びに誘ってみたら
断られたとなると、気持ちは一気に急降下。
そんな相手の言動で気持ちが上下されてしまうのも恋です。

そして、好きな相手と通じ合ってない、相手がわからない。相手と距離感が
あるのがという感情です。

自分の人生なのに恋をしている間は、嫉妬や相手のことがわからないために
自分の心を振り回される日々です。それが恋の醍醐味かもしれません。

その先には私のために、私だけ見てほしいという目的に向かって
切磋琢磨するのが恋です。

こっちを振り向いてと、お互いの心が通じあってつながっていく。
両想いになった状態が恋愛関係という段階に進んでいき、恋から卒業した、
愛のパターンです。さらにその先は愛情に変化していきます。

ここが恋と愛の大きな違いです。恋はその時その瞬間をさし、
愛は持続的に愛情にに変化していく過程を言います。

恋愛までにたどり着けず、途中で相手にふられる結果も一つの恋です。
このように、恋とは、心が躍ってみたり沈んだりします。

そんな素直な自分の心と向き合うのは、若い頃の眩しい時期にしか
できないことなのかもしれません。

③恋愛の定義

恋愛とは特定の異性に特別の愛情を感じて恋い慕うこと。
また、男女がお互いにそのような感情をもつことを恋愛と言います。

恋愛とは一人ですることではなく、相手があって二人ですることが恋愛です。

恋は一人で片思いという状況でもできますが、恋愛は好きな相手と向き合うことです。
恋愛は一人では決してできません。

恋愛したことのない人の中には、恋愛の仕方がわからないといった人がいます。
それは相手とどう向き合っていいかわからないということなのです。
恋愛は相手があるので、自分の思い通りにはなりません。

そこでお互いに距離が近づくことで楽しい時間や時には辛いことも、
二人でつくりだす世界が恋愛です。一人がそっぽ向いてしまうと恋愛関係は続きません。

また、例外がない限り、体の関係だけあっても恋愛と言えませんし、
体の関係がない純愛だけでも恋愛とはいえません。

しかし、純愛でお互いに信頼し、絆が深まるような仲になるともっと大きな
愛という形になるのです。

愛になるのが理想的な形なのかもしれませんが、恋愛というのは、
そこにたどり着くまでに何度もぶつかり、お互い生きてきたスタンスを認め合い、
たまには相手に合わせて、妥協することを覚えていきます。

体の関係があってお互い浮気もしていない。付き合ってはいるけれど
それでも恋愛じゃない場合があります。

見えない何か、互いの好きという感情を感じ合えないと恋愛していないことになります。
肉体的にも精神的にも向き合うのが恋愛の大きな特徴です。

④恋愛の意味

人はなぜ恋愛をするのでしょうか? 

そこには性的な関係になりたいといった肉体的な欲があります。
男女の自然な欲求といえるかもしれません。それが恋愛です。

好きになって両想いになりたいと思う自然な欲求が恋愛です。
お互いが向き合って恋愛をする。そんな恋愛は無理強いしてするものでも
ありませんし、恋愛する、しないは個人の自由です。

でも、恋愛をすることで、成長し自分が変わっていくのでやはり、恋愛をして
損をすることはありません。

最近は恋愛が面倒だとかで遠ざける人が多いようです。
お互いの感情のやり取りが面倒くさいと思う人が徐々に多くなっています。

恋愛することで、いろんな感情が芽生えて自分でどう対処していいかわからない。
相手もいるので、嫌われたくないし傷つきたくない。

心を開いて自分を見せたくないなど、相手に嫌われたくない怖さも
あるのかもしれません。ですがどんな恋愛でも必ず自分のためです。
経験ほど、自分を強くするものはありません。

最初は恋愛がどういうものかもわからず、相手を傷つけてしまうかもしれません。
でもそうやって好きになること、相手と両想いになって持続させるために
必要なパワーなどもだんだんとわかってきます。

相手と恋愛をすることで自分が少しずつ変わってくるし、相手も変わります。

二人の恋から始まる小さな世界ですが、この世界を作っていくと、その先には、
愛という深いものになっていきます。

年齢とともに肉体的な欲もなくなって、傍にいて相手を支え、相手にも支えられていく。
最終的にはその愛までにもっていくことで、自分の家族が出来上がっていくのでしょう。

⑤恋愛とは?

恋愛とは好きという感情で異性に恋をし、二人で肉体と精神を近づける行為です。
好きという感情が通じ合うことで、すっとより相手に近づくことです。

それによって一緒にいる楽しさや満足感などを得ることによって
お互いを知っていくのです。

体の関係になりたくない、一緒にいたくないということで
会う理由がなくなれば、会わなくてよくなり、恋愛はそこで終了です。

この世で恋愛という感情に会わないで終わってしまう人もいるかもしれませんが、
無理強いして必ずしなくてはいけないものではありません。

ですが、家族以外の他人に心を開いて親密になっていくことは、
新たな関係性を経験でき人として成長します。

恋愛という友情、家族といったものではない、心(シン)に入り込む関係です。

恋愛の最初の目的はお互いを独占し、逢いたいといった感情ですが、
お互いの中でつながりが深くなって、信頼をおける仲になっていくことで、
最終的には安らぎの間柄になります。

それは時間をかけて継続することにより恋愛が終了になり、愛に変わるのです。
目的はなくても同じ空間で人生のパートナーとなりえるのが恋愛の理想形です。

ここまで辿り着くには、お互いの努力や謙虚さ、相手に対する感謝という
見えない大事な心を持つことが、長く続く秘訣です。

面倒だなと恋愛に後ずさりしてしまいがちですが、一度だけでも、長い人生の中で
経験してほしい大切な感情の一つです。

見えないからこそ、心の深まりを感じる恋愛言葉に出したり、言い表せない愛情。
そして、心温まる男女の恋愛関係です。

男女はどうしてあるの? と考えると疑問だらけですが、男女とはということから
始まり、理性では制御できない複雑な感情を持つのが恋愛です。

恋愛とは?
恋と恋愛の違い、恋愛から愛情へ。

その違いを知ることによって、恋愛感情と愛情を理論的に理解できたでしょうか?
大切なのは恋愛は感情というものが常に動くために、そのコントロールを上手に
する必要があります。

恋愛は相手も自分も時間をかけてその感情とどう向き合っていくかが、愛へと成長
させる大切なキーになっていきます。

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