結婚したい年収、TOP3は1位パイロット2位医師3位大学教授
女性は結婚したい男性の年収をどの位の金額と考えているのでしょうか?
日本人男性の平均年収と年収の高い職業1.2.3位を見てみました。
結婚したい年収から分かる意外な事。
そして、年収の高い職業TOP3を見てみましょう。
以下の図は日本人男性の平均年収
「民間給与の実態調査結果」(国税局)平成27年(2015年)7月更新版
(縦軸の単位は百万円)
年収の職業別順位では
結婚したい相手の年収は高い方がいいに越した事はありません!!
職業別の年収というと、
1位は航空機操縦士(パイロット)年収1291万円、
2位は医師で年収1284万円、
3位は大学教授で年収1009万円となりました。
男性の平均年収は441万円となります。
最も適齢期といわれる男性33歳から43歳の平均年収は450万円。
安くはないけれど多くもないですね。
女性が希望する結婚したい男性の年収は
いくら位と考えれば良いのでしょうか?
恋愛している彼がたまたまこういう職業だったという事もありますが、
これから婚活する女性は、男性の年収が
いくら位と考えて相手を選んだら良いのでしょうか?
また結婚したい相手の男性の職業を
結婚前に理解する必要がある理由とは。
転勤や海外勤務の有無、休暇や労働時間、
年収といった詳細な部分を知る事により、
結婚後のライフスタイルを具体的にイメージ出来るからです。
結婚相手とする男性と将来どの様な生活を
送りたいかを明確にする事によって、
自分自身の詳細な希望を男性に伝えていれば
結婚後の生活を女性の希望通りにおくる事が出来ます。
年収が1位のパイロットの場合
確かにパイロットは年収は良いですが家にいる事は少なく、
家庭は妻である女性がほとんど一人で行わなければなりません。
フライトで家を出る時は、何があっても良いという覚悟で仕事に向かう
最も危険な仕事とも言えます。
女性の希望でパイロットが良いという声をよく聞きますが、
単に憧れで結婚したい職業を希望しても
危険への覚悟がなければ
「こんなはずではなかった」といった事になります。
パイロットの仕事を理解して支えになり、
応援できれば、よい家庭を築く事ができます。
結婚したい相手の年収が高い場合、
それだけのステータスを得る為には
人一倍の勉強と自分自身への投資をしている事になります。
航空会社のパイロットは会社員の安定性と毎月の給料を
貰えるといった点ではとても魅了的ですが、
その採用試験には100倍以上の倍率になる年もあります。
航空大学校も10倍の合格率です。
入社しても厳しい訓練が待っており
定期運送用操縦士の資格に合格しないとパイロットにはなれません。
入社後も毎日が勉強の連続です。
年収2位の医師は入学試験も難しく
結婚したい相手として年収が高い職業の医師ですが、
医師になる為には6年間の勉強と卒業試験をクリアして
医師国家試験を受験する事になります。
その間は夜寝る間も惜しんで勉強し
大学時代を遊んでしまうという学生とは
全く違う学生生活を送ることで、医師としての
職業に従事する事になります。
これだけの大変な勉強に時間をかけて試験に合格した後も、
更に医師の仕事は激務が続きます。
人の命にかかわる仕事で、精神的にも大変な仕事であるがゆえに
年収が高いのは当然といえます。
相手の年収だけで結婚したいと考えるのではなく
結婚生活では、サポートをする気持ちと支える努力、
そして、医師である夫が癒される家庭の環境をつくる事が求められます。
年収3位の大学教授は社会的に地位は高く
教授として尊敬される職業です。
結婚したい相手として年収も
会社員から比べると高いといえるでしょう。
教授は特に国家資格国家試験はありませんが、
大学院博士課程を修了し、博士号を取得る事が必要です。
大学教授になるには、
その分野について高度な専門的な知識が必要な為、
まずその一つの分野を選択しなければならないのです。
大学院では研究室に入り研究生活をしながら
卒業論文を完成させて卒業となります。
大学院前期を終了した後、更に3年間大学院後期を学び、
博士論文に合格して博士号を取得できます。
博士号を取得したからといって
自動的に大学教授になる訳ではなく
就職活動を行い、採用された大学で助手としてスタートして
講師、准教授、教授と長い時間をかけて進んでいきます。
定員は少なく募集している大学があれば、
採用されるという非常に狭き門となります。
大学教授と結婚したいと希望するなら、
教授の立場も理解する必要があります。
この様に、1.2.3位の結婚したい年収の高い職業は
だれでも簡単になれる職業ではありません。
だからこそ、結婚したいと思うのでしょう。
彼らは素質と努力と自分自身への投資と、
たゆまない勉強があるからこそ
ステータスも高く、年収も高い職業に就いているのです。
ステータスがあるから、年収が良いから、
友達から羨ましがられるからという安易な気持ちで
結婚したい年収の高い男性を希望してるならば
なぜ年収が高い職業かを理解した上で、結婚したいと考えるべきでしょう。
そして、自分自身もその男性にふさわしい魅力的な女性に
ならなければお互いに良い関係が築けないでしょう。
結婚したい女性が希望するのは、安定した職業・高い年収であるかもしれません。
しかしながら決して、それだけで結婚出来る訳ではありません。
最近の傾向として自身も仕事にやりがいをもって働いた結果、
勤続年数も長くなり年収も上がり経済的に自立する、といった女性が増えています。
その結果、女性が結婚したい男性に求めるのは
「自分以上の年収」
「自分以上の企業」
「自分以上の役職」
等を求めます。
そして自分以上では満足しない結果、ますます相手とマッチングしない事になり、
未婚化晩婚化が進む事になります。
結婚相手には男性も女性も職業が大きな要素ですが、
職業や年収にこだわり続けていると、
理想を追ってどんどん年齢は上がるばかりになります。
そして「いい人がいない」から「結婚はいいか」となりあきらめ、
理想と夢だけを追い続ける人生になります。
もちろん職業や年収は大切ですが、
何らかの理由で転職せざるを得ない可能性もあったりします。
また、頑張って勤務した
大手の企業でさえ、誰も予想しない倒産やリストラと
いう事もあり得る世の中です。
結婚したい相手に一番求める事,見るべき事は、
たとえ転職や諸事情で職業が変わったとしても、人生辛い苦しい困難にあっても、
乗り越えるだけの精神力の強さや明るさ、たくましさです。
夫としての頼りがいや包容力などは環境が変化しても
男性本人に変わらず備わっている資質として見る事が大切です。
例えば、農家にお嫁に行くつもりはなかったけれど、
「彼が農家だから結果農家に嫁ぐことになってしまった」、という事が現実にあります。
私の知人男性でIT会社に勤務していた男性は
毎日毎晩遅くまで残業で、とうとう
精神的に不安定になってしまいました。
病院に行くと「鬱病」と診断されて
休職しました。
休職後体調が良くなって
会社に出勤するとまたおかしくなるといった事を繰り返していました。
そんなある休みの日に農業体験に行くと
気持ちがすっきりして、会社に行っても
気持ちが良い事に気が付きました。
それ以降休みの度に農業体験にいくと
精神的な病気も徐々に改善していきました。
そこで自分にはITの職業は合わないと決断して、
思い切って土地を借りて、無農薬栽培の野菜を
育て収穫して販売までする事になりました。
「夢もいっぱいあり毎日が楽しく、楽しいことが
仕事になり幸せ」と言われてました。
彼はすでに結婚されていますので、奥様は「会社員の妻から
農家の嫁になりましたが、ずっと応援してくれて
一緒に働いてくれています」。
と言われていました。
人生はどこでどの様に変わるか分かりません。
その時に、一番良い方法と一番良い生き方を
自分自身が選択していく事が最も大切です。
女性は結婚したい男性の年収にこだわるだけでなく、
男性本人との相性が最も大切になります。
今一度、大切な結婚相手の希望を見直して考えてみませんか?