緊張する 恋人の親に挨拶する時のマナーと心構え


                                               


緊張する 恋人の親に挨拶する時のマナーと心構え

歳を重ねていくと、お付き合いしている恋人の親へ挨拶に行く機会があると思います。
とは言ってもそんなに回数がないもので、しかも恋人の親への挨拶となると、
とても緊張してしまいそうですよね。

式場探しの決め手が見つかるクチコミサイト、
wedding park(https://s.weddingpark.net/guide/enquete/45/)では

[相手方の両親に結婚の挨拶をする際、緊張しましたか?]というアンケートを
100人を対象に行いました。

その結果、緊張した·少し緊張したが75人を占め、多くの人が緊張したとのことでした。
もし結婚を許してもらえなかったら…
緊張して話せなかったらどうしよう…
など不安がつきまとい、緊張はなかなか溶けなかったようです。

両親への結婚の挨拶を夫になる人と一緒にしますが、
今でも夫となる人は[あれほど緊張した時のことはない]と
思っているのではないでしょうか?

普段営業の仕事をしていて、人と話すのが得意な人でもかなり緊張するようです。

緊張してしまうのは仕方ありませんが、両親への挨拶ですから
しっかり成功させましょう。

その為にはいくつかやるべきことがあるのです。準備が必要です。
これらのことをしっかりとやって、恋人の親への挨拶を成功させましょう。

①親への挨拶の準備をする

やるべきこと、と言いましたがこれは「準備をする」ということです。
親への挨拶は行き当たりでできるものではありません。

しっかりと準備することが必要なのです。
ではその準備することを項目ごとに挙げていきましょう。

②親の挨拶の時は手土産を持参する

挨拶をするときには手土産が必須です。
難しいのが、先方が「いらない」や「気を遣わないで」と言われたとき。

あなたならこういわれたとき、用意するのをやめますか?
「だってこう言われたから」と鵜呑みにしてはいけません。

親への挨拶には手土産を持参するのが礼儀だといえるでしょう。

手土産と行っても、コンビニのスイーツなどでは絶対いけません!
出来れば恋人に好みなどを聞いておき、きちんとしたお店で買いましょう。

きちんとした箱に入っているお菓子などよさそうです。

予算は大体3000円から5000円ほど。高すぎも気を遣わせてしまいますし、
安すぎては恰好がつきません。

一例を挙げていくと
・洋菓子
・和菓子
・フルーツ
・お酒
・お茶
・紅茶
・名産品
などが無難でしょう。
この中から恋人にも一緒に選んでもらって好みそうなものをチョイスしましょう。

ちなみに「日持ちするもの」のほうが喜ばれます。
いくらおいしそうでも日持ちのしないものだと困ってしまいます。

何が良いか困ったときには「デパート」に行くのもアリです。

デパートにはきちんとした贈り物用の品が数多く用意されています。
一度覗いてみてはいかがでしょうか。

③笑顔できちんと挨拶をする
当たり前のように思えますが、これはすごく大切なこと!!です。

人は第一印象が大事、と言いますが、この笑顔での挨拶が
あるかないかによってその後が大きく左右されることもあるでしょう。

ましてや、緊張状態ですから簡単に笑顔を作るのは難しいかもしれません。

会う前の深呼吸とともに「笑顔笑顔!」と念じて忘れないように、
良い第一印象でのぞみましょう!

④普段使いの言葉使いは避ける

これも当たり前のように思えますが、普段の言葉遣いというのは
意識せずに出てしまうものです。

よく多いのが、言葉は丁寧なのに敬語が変になってしまったり、
敬語はできているのに恋人のことを呼び捨てで呼んでしまったり……。

前者は「緊張しているのだな」で済まされますが
(のちに笑い話になるかもしれませんし)、後者は印象を悪くしてしまいかねません。

普段は呼び捨てで呼んでいようがあだ名で呼んでいようが、別に構いません。
ですがその呼び方を親の前でしてはいけません。

筆者は結婚して数年経ちますが、未だに主人の実家では
「○○(名前)さん」と呼んでいます。

それが主人の両親に対する礼儀だと感じているからです。
もちろん時が経ち、結婚して呼び捨てでもよくなってくるでしょう。

ですが親への挨拶の時にそれは通用しません。
「○○さん」と少々不自然に思えても、きちんとした言葉遣いのもと
挨拶をするべきでしょう。

⑤親への挨拶は礼儀とマナーを守る

恋人の親への挨拶の時の礼儀やマナーは挙げたらキリがないほどあります。
それをすべて出すのは難しいですが、要するに「社会人として恥ずかしくない行い」が
礼儀とマナーを守っていることといえるでしょう。

つまりは普段からきちんと礼儀とマナーを身に着けていけば何も問題ありません。

もし…「ちょっと不安…」と正直に自信がないと認められるなら
(実はこれが簡単なようで難しいんですよね…)、

礼儀やマナーの本がたくさん出ています。
目を通しておくだけでも違うと思いますよ。

⑥自分の気持ちを素直に伝える
あとは、「自分の気持ち」を恋人の親にぶつけるだけです。
もしかしたらこの挨拶のためにどんなことを言おうか
書き出す人がいるかもしれません。

頭で何度も復唱して覚えるかもしれません。
それも大切なことです。

ですが、恋人の親が挨拶として一番聞きたいことはあなたの気持ちです。
自分の子とどうしていきたいのか、どう思っているのか、
あなたの口からあなたの言葉で聞きたいのです。

ですからたとえ、とぎれとぎれになっても、緊張して声が掠れたとしても、
その気持ちが伝わればよいのです。

⑦親は強力な後押しとなる

ここまでする必要ある?と思うかもしれません。
昔と違い「家同士の結婚」という認識も薄れてきた昨今ですから。

ただ昔も今も変わらないことがあります。
それは、あなたが今大切にしたいと思っている人は、
恋人の親がいたからこそ巡り合えたものです。

その感謝を伝える良い機会が挨拶でもあると思います。
(実際に口にしなくとも思えば伝わるものです)

そして、親という存在は強力は後押しとなり、頼れる存在になることでしょう。
ですから恋人の親への挨拶はとても重要なのです。

とても緊張することでしょう。
震えがとまらなくなるかもしれません。
頭が真っ白になるかも……。

でも、あなたが恋人と一緒に幸せになりたいこと、幸せにすることを
覚悟をもって話せば、その気持ちを汲んでくれるはずです。

恋人の親への挨拶は良い挨拶になるように、しっかり準備して
胸の内を伝えましょう。きっと、気持ちは伝わります。