この記事は一部アフィリエイト広告を利用しています。

恋人

恋人と別れる夢は悪い夢? 未来を予感する予知夢

恋人と別れる夢は悪い夢? 未来を予感する予知夢

みなさんは恋人と別れる夢をみたことがあるでしょうか?

私も実際に見たことがありますが、後味が悪く、恋人との関係が良好であっても、途端に不安になったり、落ち込んだり、恋人とのことを考えてしまいます。

誰にとっても「良い夢ではない」ことは確かですよね。

恋人を大切に思っているから夢に出る

そもそも夢に出るほどの事柄であるとするのなら、それは自分の中で大切に思っているからこそ、夢にまで出てくるのではないでしょうか。

夢では日常のふとした出来事(気にも留めていないこと)が出てきたり、今の悩み事や考えていることが出てきたりします。

  • 恋人との関係はどうですか?
  • 何か不安はありますか?
  • 何か恋人に対して思うことはないですか?

また、ひとつひとつの気になることは小さくても積み重なっていたり、気にしていないようで実はとても気になっていたりと、深層心理の部分も大きく影響してくるのです。

いずれにせよ、「恋人のことを大切に思っている」「恋人のことを考えている」からこそ、夢に出てくることは間違いないでしょう。

恋人と別れの予感がする

恋人と別れる夢を見ると、現実でも「別れの予感がする」という人がいます。その気持ちもわからなくはないですが、正直それは気持ちの問題であると言えます。

もしも別れる夢を見た後に別れてしまえば「夢の通りだ」と思うでしょう。ですがその夢を見たことを忘れた頃、別れてしまっても「夢の通りだ」とは思わないのではないでしょうか。

その恋人と別れた夢が「予知夢だった」という人もいます。ですが予知夢と認められるのは、実は非常に難しいのです。

夢は気持ちを反映しますから、思いや願い、恐怖など無意識のものが集まって夢となります。その為いくら別れる夢を見たからと言って、別れるとは限りません。

別れの予感がする、と思ってしまうのには何かしら自分の中での心当たりがあるからです。

決して夢のせいではないのです。夢を見たことによって「気が付いた」だけなのです。

ですから、恋人と別れる夢をみたからと言って怖がる必要は全くありません。

夢は心の中が大きく表れる

ほんの小さな不安、恐怖、普段は感じていることすらわからないようなことでも、夢ではそれが大きく出てしまいます。

実際に「別れる」夢というのは意味があって、大切にしているものとの別れに対して不安や恐れを持っている。

実際はうまくいっている人と別れる夢ならば、今の良い関係がなくなってしまうのではないかという不安を表す。

また、実際にうまくいっていない人との別れる夢ならば、どうせダメだからと諦めの気持ちになっている。という意味を持つそうです。

つまりは心の中の不安が、恋人と別れる夢を見させるのです。自分の気持ちはどうなのか、夢を見たことでそれを見出すことが出来れば、自分がなぜ恋人と別れる夢をみたのか、納得できるかもしれません。

別れは新しい出会いの始まり

恋人と別れる夢を見たあと、残念ながら別れが来てしまい、夢をみたあとの現実にさらに落ち込んでしまった…という人もいます。

夢でも嫌な気持ちになるのに、現実がそうなってしまえばダブルパンチです。

恋人との別れからすぐに立ち直ることは難しいかもしれません。ですが別れは新しい出会いの始まりとも考えることが出来ます。

27歳の会計士の彼女には、年下の彼氏がいました。年下なのにしっかりしている半面、年下ならではのかわいいところもあり、2人は周りからも仲の良いカップルとして見られていました。

付き合ってから数か月したある日、彼女は彼と別れる夢を見ました。それも振られてしまう夢でした。

彼女は「夢だから」と気持ちを落ち着かせていましたが、その数日後、本当に彼から振られてしまったのです。

突然のことに驚き、理由も教えてもらえず、彼女は食事ものどを通らないくらいに落ち込んでしまったそうです。

あまり過去の恋愛に執着するタイプではなかった彼女でしたが、その後1年以上、異性関係に積極的になれず、彼のことをひきずってしまっていました。

そんな時、高校の同窓会があり再会した子とよく食事に行くようになりました。当時から仲が良かったので、すぐに打ち解け、別れた彼とのことも打ち明けたそうです。

それから友人であるその彼が励まし続けてくれ、再会して半年経った頃、前を向けるようになったそうです。

そんな時、彼と別れる前に別れる夢を見たことを思い出したそうです。別れたときは、夢自体が別れを暗示したものだと思っていましたが、冷静になって考えてみると彼の態度がそっけなくなってきていたり、デートの頻度が減っていたり、不安が募っていった時にみた夢だったと気が付いたそうです。

そしてその夢を見た時には心のどこかで、彼の気持ちはもう自分に向いていないことをわかっていたのです。それに気づかないフリしていたとき、別れる夢を見たことに気が付きました。

彼との別れは彼女にとって非常につらいものでした。ですが彼と別れていなければ同窓会へ参加することもなかったかもしれません。

また、男性の友人とふたりで食事に行くこともなかったと思います。励まし続けてくれた友人とはその後、お付き合いをし、今は結婚を前提に同棲しているそうです。

恋人と別れる夢を見た時は

別れる夢を見たときに、もし冷静になって「なぜその夢をみたのか」考えていられれば、現実にいち早く気が付き、彼をあんなにも長くひきずることはなかっただろう、と彼女は言います。

同時に、別れてひきずって落ち込んでいたからこそ、友人と再会し、新しい出会いとなり、付き合えたとも言っていました。

すべては「結果」ですし、彼女自身、今支えてくれる人がいるからこそ、あのひきずった恋愛を「過去」として受け止められたのだと思います。と同時に、あの時の「夢」も冷静に分析し、自分の気持ちや状況を把握できたのでしょう。

「夢」は自分の気持ちの表れが強く出ます。自分が気にしていないこと、本当は気になっていること、見ないフリをしていること、不安に思っていること、それらが夢となって出てきたときには自分からの合図だと思います。

その時には受け止められなくても、後に受け止めることが必要です。

ただ夢に翻弄されることは、しなくてよいと思います。あくまでもその時みた「夢」、ただそれだけのことです。自分の中でうまく処理ができると、夢も味方につけていけるかもしれません。