恋愛の5つのタイプと効果的なアプローチの方法


                                               


恋愛の5つのタイプと効果的なアプローチの方法

ひとえに「恋愛」といっても、どんな恋愛をしていくのか、自分にどんな恋愛が
あっているのか、それは人それぞれ恋愛のタイプだと思います。

そんな中で「恋愛タイプ」というのがあり、みなさんもどれかに当てはまる!
と思うことがあると思います。

ではどんな恋愛のタイプがあるのか、またそれは恋愛に対して向いているタイプなのか
どうか、お伝えします。

①あっさり恋愛のタイプ

男性に多くある恋愛のタイプだと言われています。
「あっさり」の言葉通り、恋愛といっても自分の行動基準を変えたり生活水準を
大きく変えるようなことはせず、周りから「彼女がいるの?」と驚かれるケース
が多くあるのも特徴的です。

女性は恋愛に対して比較的、情熱的なタイプが多いですが、中には「あっさり」
としているのを好む人もいます。

男性女性に関わらずこのあっさり恋愛のタイプは、相手に束縛されず、自分の
時間もしっかりともち、少ない時間の中でも恋愛をもつことのできる人
です。

この恋愛のタイプの場合は「あっさりタイプ」同士でないと恋愛が成り立ちにくいの
が弱点
といえるでしょう。先のような女性であればとてもうまくいくでしょう。

自分たちの時間を確立させながら、会う時間は少なくても確実に恋愛を積み重ねて
いけます。

しかし、あっさりタイプ男性VSこってりタイプ女性では時間の共有が難しく、
あっさりタイプの男性に対して大きく不満がたまっていくでしょう。

ここでいうこってりタイプというのは、女性に多くある典型的なタイプで、
「一緒に居たい」「彼との時間が一番大切」という恋愛脳が大きく働いて
いる女性のことです。

こういった女性と恋愛をすると、あっさりタイプの男性は疲れてしまいます。

「自分の時間がほしい」
「ほおっておいてほしい」
「干渉しないでほしい」

という思いが膨らみ、女性に対して「煩わしさ」でさえ感じてしまうでしょう。
あっさりタイプの恋愛であれば、同じあっさりタイプの女性をお勧めします。

②自分からあきらめる恋愛のタイプ

あきらめる、と聞くとネガティブなイメージを持たれやすいのですが、「あきらめる」
というのは人生の中の選択肢としてなくてはならないものです。

あきらめることをしないと自分が耐え切れなくなったり、本来の力が発揮されなかった
りしてしまうからです。

恋愛に対しても同じことが言えます。自分からあきらめる、と聞くと
「あなたの気持ちはそんなものなの?」と思われがちですが、

本当は上記のような理由や、「相手を想うからこそのあきらめ」だったりするのです。
ただそれを伝える機会がなく「あきらめる」という言葉ばかりが先行して嫌な
イメージになってしまうのでしょう。

コンサルタント業、33歳の男性

33歳の彼は「自分からあきらめる」恋愛のタイプの人だったそうです。

周りからは初め、「ガッツがない」「今時の」「弱い子」というイメージを
持たれていました。

ですが付き合いが長くなるうちに男性の見方が変わり、弱いから、ということで
あきらめているわけではないことに周りが気が付きました。

それに気が付いたきっかけが、会社の忘年会でのこと。お酒が入り、いつもは
しない恋愛話に花咲かせた時のことでした。

男性には他の部署に好きな人がいる、と。そしてその女性にアピールするつもり
だということを聞きました。

ですが時同じくして男性の上司も、その女性に好意を寄せていたそうです。
それを忘年会で察した男性は「自分からあきらめる」という選択をしたのです。

私からすれば「アタックするだけしてみれば良い」
「別に同期とその女性が付き合っているわけではないのだから」と思ってしまいます。

周りの人もそう説得したそうですが、男性の考えは変わることがありませんでした。
その時点でも周りは「情けない、ガッツのない子だな」というイメージのままでした。

ですがその後別の機会の飲み会でその話になり、なぜあきらめたのか男性に聞くと
思いがけない言葉が返ってきたのです。

「仕事をしている中で上司のことをとても尊敬している。これからも仕事を教わって
いきたい。
そしてそんな人と好きな人が被った。

彼女と上司は付き合っているわけではないが、自分が尊敬している上司と彼女が
うまくいってくれたらすごく嬉しい。
むしろ同じ人を好きになったことが嬉しい、
それくらい尊敬しているのです。

だから恋愛のことで上司とどうにかなってしまうのだけは避けたい、
それに好きな人をそういうことで悩ませたくないですから」と。

決してガッツがなかったわけでもなく、その好きな人のことをたいして好きでは
なかったというわけでもなく、男性は恋愛ではなく「人として」の関係性をとったのです。

「自分からあきらめる」というのは、決して悪い意味ではなく、相手のことを想って
こそのことだったのだと、考えさせられます。

のちに男性はグイグイ引っ張ってくれる年上の女性と恋愛をすることに。

人を想いやってばかりではなく、自分の幸せを思ってくれる、そんな強気の女性が
このタイプには合うのかもしれません。

③押せ押せ恋愛のタイプ

この押せ押せタイプは、肉食系、とも言われるタイプであると思います。

とにかく自己アピールをして、相手に認めてもらいたい、見てもらいたい、
全面的に出すタイプです。

言い換えれば自分の気持ちに正直であり、素直であるとも言えると思います。

自分からなかなかアピールができない消極的な人はこの恋愛のタイプが相手だと
進展することができ、良いかもしれません。

ただあまりにも自分とかけ離れているタイプの為、そのアピールに驚いてしまう
場合もあります。

そして消極的ではない人に対しての場合はその熱血さが少し面倒に感じられてしまう
ことも……。

押せ押せなのは自分の気持ちに対して素直なことなのでとても良いことですが、
それをそのまま押し付けられてしまうとどんな相手でも一歩引いてしまうのでご注意を。

④粘り強い恋愛のタイプ

27歳、社会人6年目の男性の話です。
もともと高校生の時のバイト先で同じだった女性(当時は友達)と数年後再会したことを
きっかけに、恋をしたそうです。

ですが女性はその時失恋したばかり、その傷心中の気持ちを紛らわすかのように仕事に
打ち込み、成績も残し、恋愛はしばらくいい、というスタンスだったそうです。

それでも男性は事あるごとに女性を食事へ誘い、しつこくはないものの常に傍にいて
女性にアピールしていきました。

告白も何度かしましたが、数か月経っても女性の答えはNO。それでも諦めずにいた
そうです。

恋をしてから半年以上が経った時、自分の長期出張が決まり、女性に最後の告白を
しました。

女性はいつも傍に当たり前のようにいた男性がいなくなるという現実を目の当たりに
し、ようやく自分の気持ちに気が付き告白をOKしたそうです。

本当に粘り強く、その気持ちに負けた、と女性は言っていました。

でも同時にそこまで想ってくれたからこそ、自分の気持ちに気が付けた、とも
言っていました。

粘り強く、というのは一筋に想うことのできる素晴らしい気持ちです。
ただひとつ注意したいのが粘り強い中にしつこさがあるかどうか、です。

この女性も男性から「粘り強く想われた」という自覚はあっても、
「しつこくされた」とは思わなかったようです。

ですがこれが「しつこい」と感じてしまったら、途端に「粘り強いタイプ」では
なく、「しつこく諦めの悪いタイプ」となってしまいます。

その判断は個々それぞれ微妙に違うところです。
相手の反応を見ながら想いを伝えると良いでしょう。

⑤絶対の恋愛の自信タイプ

絶対の自信を持っている人をはたからみると、輝いていて頼りがいのあるという
イメージを持つことが多いと思います。

実際にそういった男性に憧れる女性も多く、近年「草食系」という言葉が流行って
いるからなのか、どんな男性がタイプか問うと「自信のある人」と答える人も
増えているほどです。

そんな絶対の自信をもつ恋愛のタイプですが、その自信が裏目に出てしまうことも。

自信を持っているということはプライドも兼ね備えています。
その為少しでも間違いを指摘されたり、自分と違う意見を言われたりすると
否定されたような気分になり、機嫌を損ねてしまう人も。

絶対の自信を持つことは女性からみても凄く素敵なことですが、いらないプライド
が邪魔をしてしまうとそのプライドに対して女性がうんざりしてしまうこともあります。

プライドばかりが目についてしまうと絶対自信がただのプライドの高い男、
という風にうつってしまうので要注意です。

自分に当てはまるタイプはあったでしょうか。
どのタイプにせよ、良いこと悪いことありますし、また相性もあります。

なので自分は何タイプだから恋愛がうまくいかない、とくくる必要はありませんし、
逆に何タイプだから女性から人気! と過信することも出来ません。

恋愛に向き不向きはタイプももちろんありますが、自分次第でどうにでもなることです。

恋愛のタイプがわかっているのならそこからどうなりたいか、考えることもできるで
しょう。タイプによって恋愛に消極的になる必要はありません。

自分らしさを出しつつも相手を想いやる気持ちを忘れないでいれば大丈夫です。
自信をもって恋愛に臨んでください。