恋愛脳ってなに? 恋愛脳が女性の魅力を増す秘訣
みなさんは「恋愛脳」というのを聞いたことがあるでしょうか?
脳科学で解明されているものですが、実際「恋愛脳」と調べるとあまり良い印象の
ものは出てきません。
それはなぜなのでしょうか?
恋愛脳について知っていくとその理由にも納得できてしまうかもしれません。
「え?良い意味じゃないの?私恋愛脳といわれるけど……。」
そういう人も安心してください。
恋愛脳がどんなものなのか、きちんと把握した上で対処すればきっと素敵な人に
なれるはずです。
① 恋愛脳とはなに?
そもそも恋愛脳とは一体何なのでしょうか。
広辞苑やインターネット辞書で「恋愛脳」と調べても実は出てきません。
恋愛脳にあてはまる人の特徴として
・恋人が常にいる(途切れない)もしくは好きな人がいる
・フットワークが軽い
・マイペースである
・一目ぼれしやすい
・ロマンチスト
などが当てはまります。
要は「恋愛体質」と呼ばれる人が恋愛脳の割合が大きいのだと思われます。
「恋愛がないと何も頑張れない」
「友人より彼氏を優先する」
「彼氏に尽くす」
「感情の起伏が恋愛の状況次第」
こういう人が周りにいませんか?
要するに、脳の割合がほとんど恋愛で占められている人のことです。
恋愛脳の割合が大きいと「恋愛依存症」と言われるまでになってしまう人もいます。
② 仕事脳との違い
例えば、仕事をしているときと脳の動きはどう違うのでしょうか?
〈恋愛脳〉
・右脳の空間認知で感じる領域の出来事が、左脳の論理域の思考空間を支配して
しまうのが恋愛脳。
〈仕事脳〉
・右脳の空間認知の領域と左脳の論理域を別々に駆使して使用しているのが仕事脳。
少し難しく書かれていますが、要は恋愛脳になると右脳と左脳の動きが正常に
働かずゴチャゴチャになってしまいます。
客観性をもって物事を捉えることができず、効率の良い仕事ができなくなってしまいます。
「女性は恋をするとその他が疎かになる」といいますが、もちろん全員ではないにしても
脳の働きとしては当てはまります。
つまり、脳科学的にこの説は間違っていない、といえるでしょう。
ちなみに男性は脳科学的にここまで女性のように、恋愛に影響されてしまうことは
ないといわれています。
③ 恋愛脳を活発にするには
上記のような話をすると「恋愛脳」が悪いことのように捉えられがちですが、決して
そういうわけではありません。
むしろ、恋愛脳が活発すると良いことも多くあります。
そもそも恋愛脳を活発化させるにはどうすればよいのでしょうか?
恋愛脳の活発化に必要な「前頭葉の働きを向上させる」のが良いとされています。
でも実はこの前頭葉は、脳の中でも最初に衰え始めるといわれています。
そんな中、この前頭葉を鍛えるためには「トキメキ」が必要です。
恋愛をすると相手のことを想ったり、考えたり、行動したりすることでトキメキが
生まれますが、このトキメキによって行動しようとする事、した事、が前頭葉の動き
を活発化させます。
前頭葉が活発化することで血流が一気に増し、若返り効果も生まれるのです。
また、「キレイでいよう」という心がけが美容やメイク、ファッションなどに気を遣う
ことになり頭がフル回転した状態となります。
この動きも恋愛脳を活発化させるひとつです。
この動きにより女性ホルモンも分泌され、美容面としてキレイになれるという相乗効果も
あります。
恋愛脳を活発化させると「女性として」の磨きもかかっていくことになります。
④ 恋愛脳、男性脳と女性脳の違い
よく「理論的」「感情的」という言葉を聞きませんか?
もともと男性と女性の脳のつくりには違いがあり、その為互いに理解しえないことも多々
でてくることと思います。
女性は言葉や文脈、そして相手の表情から気持ちを汲み取ることができ、そこで共感する
ことも得意とします。
対して男性は言葉や表情だけでなく、モノに対しての共感が得意となります。
女性が会社で男性の同僚との喧嘩の際、「理論的」に話す同僚と「感情的」に話す女性と
では怒っているポイントが異なってきます。すると、食い違いが起こり、話が平行線で
決着がつきません。
先ほど話に出た仕事もそうですが、「恋愛」が脳内を占める割合として女性のほうは割合が
多く、男性は少ないのです。
その考えが違うのは互いにしょうがないことなので、女性側の気持ちを男性側に押し付け
てしまうと男性はひいてしまうこともあるので要注意です。
⑤ 恋愛脳を上手に使う
「私恋愛のことになると夢中になってしまって他に手が回らない」
「恋愛をすると友人が離れていく、付き合いがなくなってしまう」
「どうしても彼氏優先になってしまう(そうしたくなってしまう)」
そんな女性も多いのではないでしょうか?
ほかの女性、特に恋愛脳をきちんと使い分けられている女性からすると
上記のような女性は
「うっとおしく」
「友人にはいてほしくないタイプ」という意見が多いです。
恋愛に夢中になることで、女性としての磨きもかかり、キレイになれるでしょう。
しかし「恋愛脳」100%だと、周りからは敬遠されてしまいます。
では、どうすればよいのでしょうか。まずこの恋愛脳の割合100%をやめましょう。
すべて恋愛脳で支配されてしまうと、仕事など日常必要なことまでの影響が出て
しまいます。
仕事との両立をはかるためにはこの割合を例えば80%:20%でも良いので恋愛が
占める割合を少なくするのです。
「いきなりそんなことできない」そう思うかもしれませんが、上記の割合は仕事を
しているときだけ、で良いのです。
プライベートの時間までこの割合でいる必要はありません。
「使いわける」ことが必要です。
また、恋愛脳に支配されやすく、言い換えれば尽くすタイプと言われる人は「恋愛」の
ことになると他が見えなくなってしまう弱点はあるものの、「一途に」「まっすぐに」
その人を思える強い心があります。それを生かしてみるとよいでしょう。
「恋愛があるからこそ頑張れる」
「仕事をしているところも好きな人に褒められるように」
と、恋愛と結び付けて考えても良いのです。
恋愛に対してまっすぐな人ほど、他の分野でもそれが生かせればとても強みになります。
すべて考え方ひとつです。恋愛脳は決して悪いことではありません。
脳の占める割合さえ間違わなければ良いのです。
脳の割合を使い分ける、また恋愛を利用して頑張る、そのことを念頭に恋愛脳を
上手に活用して自分の女性としての磨きも強めていけると素敵な女性となること
うけ合いです。