お見合いの第一関門 理想に合ったお見合いの条件


                                               


お見合いの第一関門 理想に合ったお見合いの条件

お見合いでは直接会う前に、相手の条件やあなたの提示する条件に合っているかで
会うかどうかが決まってきます。

それほどお見合いの条件というのは重要であり、なにを条件にするのかというのも
大事なのです。そんなお見合いの条件についてお伝えします。

①条件が良い相手とは?

お見合いの条件がいいと感じる相手とは、前向きに交際を検討しようと思うでしょう。
しかし、お見合いの条件がいいということは注意が必要な場合もあるのです。

それは条件がいいという言葉には、条件が幅広くて当てはまる人が多くいるということと
あなたにとって条件が合っているということの2種類あるからです。

当てはまる人が多いような条件の場合、その条件を提示している相手はあまり具体的に
結婚を考えていなかったり自己分析ができていない恐れがあります。

具体的な結婚像や自己分析ができて自分に合う人がわかっていれば自然と条件の幅は
狭くなります。

「こんな結婚生活を送りたいから、こんな人と結婚したい」
「自分にはこんな人が合うから、こんな人がいい」
というように具体的な理想の結婚相手を思い描くからです。

そういった具体的な理想の結婚相手が思い描けないから、お見合い相手に求める条件も
幅広くなってしまうのです。

当てはまる人が多そうな条件を提示している相手は十分に考えましょう。

あなたがぴったりと当てはまるような、あなたにとっていい条件の相手なら迷わず
会ってみるといいでしょう。

相手は具体的な結婚生活や結婚相手を思い描いていますので、結婚相手として
二人の相性がいいのかどうかという踏み入った会話ができるでしょう。

②相性が悪い相手とは?

お見合いの条件に、あなたとの相性が悪い人を避けられるような内容を提示しても
いいでしょう。

例えばタバコが苦手ならタバコを吸わない人を条件に入れてもいいですし、物事を
じっくりと考えたいタイプなら同じように物事に時間をかけて考えるような人を
条件に入れてもいいでしょう。

このようにお見合いの条件はあなたが欲しいものや相手に求めるものを提示するだけで
なく、あなたと相性が悪い人やあなたが避けたいと感じるような人を除外することも
できるのです。

ただし、あなたと相性の悪い相手を避けるためにはあなた自身が自分のことをよく知って
いなければなりません。

自分がどういった相手と相性が悪いのかということだけでなく、あなたがどんな性格なの
かということも知っておく必要があるでしょう。

お見合いの条件を出す時には自己分析ができているかどうかはとても重要なのです。

③複数の人とお見合いと条件

複数の人とお見合いをすることでお見合いの条件を見直すことも出てくるでしょう。

異性と会っていく間に
「この条件はそれほど大事ではないのかも」と気付いたり
「もっとこういう人がいい」というような理想像も出てくるでしょう。

最初に出したお見合いの条件を変えたり条件を甘くしたりすることは妥協をしている
ように感じるかもしれませんがそうではありません。

実際に異性と出会って会話をする実体験の中であなたがそう感じ取ったのですから、
それは経験に基づく理由ある変更なのです。

初にあなたが出した条件で複数人とお見合いをしてみて、そのあと条件を
もう一度見直してみるといいでしょう。

きっと今までとは違う価値観になっているでしょうからお見合いの条件が変わって
くるはずです。

④バツイチの相手とのお見合い

バツイチだった場合、そのこともお見合いの条件に入れておいたほうがいいでしょう。

昨今では離婚率も高く再婚を考える人も多いのでバツイチを気にする人も少なくなっては
きましたが、それでも離婚をした理由によっては離婚が気になることもあるでしょう。

死別や相手の責任による離婚ならお見合いにはほとんど関係ありませんが、生活上の
すれ違いや性格の不一致による離婚はもしかすると再婚後も同じような理由でぶつかる
かもしれないのです。

バツイチだということを気にせずにお見合いをしたいという気持ちもありますが
相手を思いやるなら条件に最初から入れておいたほうがいいでしょう。

またあなたがバツイチでも未婚者でも気にしないなら、その旨も条件に入れて
おきましょう。

➄母親と同居の条件

結婚後は母親との同居を求めている場合もお見合いの条件に入れておきましょう。
あなたにとっては母親は家族ですが、結婚相手にとっては義理の母親といえども
血のつながりのない他人だった人なのです。

あなたとの結婚生活は想像できても、その中にあなたの母親がいる生活は簡単に
想像できるものではないのです。

あなたは結婚後は母親と同居するつもりだったのにそれを条件に入れず、相手は
知らずに結婚間近になって同居を打ち明けられて結婚の話がなくなってしまうと
いうこともあるのです。

⑥養子希望の条件は大切

結婚相手の男性に婿養子を希望する場合もお見合いの条件に入れておいたほうが
いいでしょう。日本では結婚をすると女性が男性の親族に入り苗字も男性のものを
継ぐというのが一般的です。

女性は自分の家を出て、男性の家に嫁ぐとされているからです。
しかし、子どもが女性しかいない家だったり長女だったりすると男性にこちらの家に
入ってもらう婿養子を希望する人もいます。

婿養子に対して嫌悪感を抱く男性は少ないでしょうが、男性にとっては結婚後も
自分の姓を名乗ることが当たり前だと思っている人が多いので抵抗感を持っていたり
驚く人が多いのです。

婿養子を希望するなら、はっきりと条件に入れておいたほうがいいのです。

⑦希望ははっきりと条件にする

お見合いの条件はお見合い相手があなたを選ぶ最初の通過点であり、あなたの提示して
いる条件に添えるかどうかを確かめるチェックポイントでもあるのです。

ここであなたの希望する結婚相手かどうかのふるいにかけることができるといっても
いいでしょう。つまり、お見合いの条件にはあなたの希望をはっきりと書いておかな
ければならないのです。

ここではっきりと相手に求める希望の条件を提示することで、お見合いで実際に会った時
「なにか違う」「結婚観が違う」といった齟齬が少なくなり無駄なお見合いを減らすこ
とが
できるのです。

お見合いは相手と直接話ができる貴重な時間ですが、貴重な時間だからこそその日に
向けて準備や心づもりが必要で時間も苦労もかかります。

お見合いのし過ぎでお見合いに疲れて婚活さえも諦めてしまうということが無いように、
あなたの理想の結婚相手と確実にお見合いをしたほうがいいのです。

お見合いの条件はあなたの希望する結婚相手かどうかを確かめる第一関門だと
いっていいでしょう。

はっきりとあなたの希望を条件にいれることが大事なのです。
そうすることで理想のお見合い相手に出会うことができるでしょう。