お見合い

困ったときにも強い味方! 結婚相談所のお見合い

困ったときにも強い味方! 結婚相談所のお見合い

初対面の人と会う「お見合い」を成功させるには、
多くの人の助けを借りる必要があります。

親戚や会社内でお見合いのお世話をしてくれる人もいるでしょうが、
もしそういうつながりが無い場合は結婚相談所のお見合いを利用するのが良いでしょう。

今回はお見合いで相談所がどういう役割をしているのかや、
実際にお見合いをすることになった場合の心構えを考えてみたいと思います。

① お見合いの心構えは大切

お見合いの日が来るまでの間、ワクワクとドキドキが混ざった気持ちに
なる人も多いと思います。

“自分のことを良い印象で見てもらえるだろうか?”とか
“相手はどんな人だろう”などと思いを巡らすことも多くなるでしょう。

しかし“自分を良く見せたい”と思うあまり、
普段しないような行動をしてしまうことがあります。

例えば、あまりよく知らない分野のことをまるで深く
知っているかのように話そうとしてみたりして、失敗してしまうかもしれません。

また、“相手はどんな人だろう”という想像が膨らみ過ぎて
“きっとこんな人に違いない”と思い込んでしまうこともあります。

お見合いそのものを楽しみにする気持ちは大切ですが、
それよりも睡眠をしっかりとって、きちんとした食生活をして、
心身共に健康な状態でその日を迎えるほうがいいでしょう。

仕事が忙しい人も、お見合いの日の前日は
あまり働き過ぎないようにすることが大切です。

計画的に仕事をこなして、
前日の最終チェックができる余裕を持つようにしましょう。

② お見合いでよくあるトラブル

結婚相談所のお見合いのようなプロに任せていても、
お見合いに多少のトラブルはつきものです。

ここでは「そんなことあるの?」とお思いになるでしょうが、
本当に起こりやすいトラブルをまとめます。

・写真と全く違うとお見合い

結婚相談所のお見合いの担当者が大きなミスをしていないかぎり、
お見合い相手とは別人の写真が手元に届くことは無いでしょう。

しかし、事前に写真で見ていた人が目の前に現れると
「なんだか写真と違う」と思ってしまう人は少なくありません。

しかし、あなたがお見合い写真を撮影したときにはどんな状況だったでしょうか?
多くの人はプロに依頼し、照明が完備されたスタジオ内で撮影していると思います。

服装から髪形までばっちり決まっている状態で撮影をし、
撮影中はカメラマンのアドバイスに従いながらポーズを取ります。

なおかつ撮影後には写真に補正をかけます。
そうして出来上がった写真は、普段のあなたより“素敵”に映っているでしょう。

相手もあなたと同じように、会心の出来の写真を提出しています。

ワクワクする気持ちを大切にしつつ、写真はあくまでも参考程度だと
心に留め置いておくほうが良いかもしれません。

・プロフィールと違う条件の人とお見合い

これはなかなかやっかいな問題ですが、お見合いで話をしているうちに
「プロフィールと明らかに違う」と思うことが起こるかもしれません。

身長が少し高いとか低いとかなら
“コンプレックスに思っていたのかもしれない”と
相手の気持ちを思いやれるかもしれませんが、

働いている会社が違うとか、収入が大幅に違うとか、
飲酒や喫煙などの日常生活に関することが
大幅に違うと大きな問題となります。

あなたは正直なプロフィールを相手に伝えているのに、
相手がそういう行動に出てくると戸惑いますし、
怒りがわいてくることもあるでしょう。

しかし、そういうトラブルに巻き込まれたときには、
その場は冷静に乗りきることが大切です。

相手に適当に話を合わせて、
その後にお見合いの結婚相談所の担当者に報告をしましょう。
お見合いは結婚を前提とした男女の出会いの形のひとつです。

相手があなたの信用を無くすような行動をすれば、
その先にある「結婚」は成立しないでしょう。

結婚は他人同士が信頼し合い、家族になるためにするものです。
直感で「これは間違っているのはないか」と思うことがあれば、
誰かに相談をして冷静な判断をしましょう。

・お見合い場所に来ない

これはいくつかのパターンが考えられます。連絡の不行き届きや、
相手の勘違いなどでお見合い場所を間違えていたり
時間を勘違いしていたりすることもあります。

待ち合わせ場所に着いているのに、少し待っても相手が現れない場合は、
結婚相談所のお見合い担当者に連絡をしましょう。

また、交通機関の乱れなどで到着が遅れていることもあるかもしれません。
そういう可能性も頭に入れて、あまり怒らないで待っていましょう。

もしくは、あまり考えたくはないですが、
いわゆる「ドタキャン」の可能性もあります。

そういうトラブルの場合もお見合い相談所の担当者に連絡して、
対応を話し合いましょう。

正当な理由がなく突然キャンセルをする人は、結婚しても同じような問題を
起こす可能性があります。

こういうトラブルに巻き込まれたときは
「こういう人だと早めに分かって良かった」と思うようにしましょう。

③ 交際から結婚までの期間はどのくらい?

これはその人たちの状況によりますが、お見合いの場合は
あまり長期間交際しても良くないと言われています。

その大きな理由はお見合いの目的が
「恋人を探すのでなく、結婚相手を探すこと」にあるからです。

恋人気分というのは、結婚してからでも存分に楽しむことが出来ます。
お見合いから交際に発展した時点で、
もうその関係は「結婚を前提としたお付き合い」となるわけです。

仕事や家庭の事情など、当人同士の意見だけではどうにもならない理由がない限り、
なるべく1年以内に結婚をするのが良いでしょう。

④ お金の貸し借りは厳禁

お見合いで絶対避けたいトラブルが、金銭の問題です。
正式に結婚をするまでは、相手に頼まれても金銭やそれに代わるようなものを
貸し借りするのはやめましょう。

恋愛感情が入ってしまうと冷静な判断が出来なくなることがあります。
お金がからむことでその人との関係が対等ではなくなってきます。

お金の貸し借りはしないように、普段から自分に言い聞かせるようにしましょう。
また、明らかに不自然な依頼を相手からされた場合は、
すぐに結婚相談所のお見合い担当者や家族に相談するようにしましょう。

⑤ 出会いからプロポーズまで

お見合い相手と会う回数などにもよりますが、
一般的には出会いから半年くらいでプロポーズをする人が多いようです。

多くの場合、お見合いをしてから大体3カ月程度かけて
本格的な交際に発展するかどうかが決まります。

お見合いはもともと結婚を前提とした出会いであるわけですから、
本格的に交際するとなれば結婚を踏みとどまる理由はありません。

そうなると、それほど期間をあけずにプロポーズする人が多くなります。
プロポーズは男性からするもの、という考えが根強くありますので、
男性側はお見合いから半年後くらいを目安にプロポーズに
踏み切ると良いのではないでしょうか。

もしお互いに忙しくて会う時間がなかなか取れない場合は、
もう少し慎重になっても良いかもしれません。

しかし、お見合いをするまでには多くの人の力を借りています。
その人たちを安心させるためにも、
プロポーズのタイミングは逃さないようにしましょう。

⑥ 結婚に本気の人の集まり

結婚相談所に登録をする人は、結婚に本気で向き合っている人たちです。
時にはトラブルもあるかもしれませんが、
それも「運命の人」に出会うためのステップだと思ってください。

すぐに上手く行く人も、時間や回数を重ねないと
いい出会いに巡り合えない人もいるかもしれません。

しかし、諦めないで正面から向き合った人にだけ、
きっと幸せな出会いが待っていると思います。

結婚相談所のお見合いは単にセッティングをしてくれるだけではありません。
上記にあるような問題は、誰にでも起こり得るものです。

そういうときに相談できるプロがいるのは心強いでしょう。
ただ登録してお見合いの当日を待つのではなく、

お見合いという非日常のイベントを上手く進めるためにも、
何か困ったことがあればすぐに担当者の人と相談し合えるような関係を
築いておくことが大切です。

それが、成婚に結びつく秘訣です。