婚期

婚期を逃したと思った時に当てはまる男は要注意

婚期を逃したと思った時に当てはまる男は要注意

婚期を逃したかもしれない。
そんな暗い現実が不意にあなたを襲って来たとしたら……。
でも思い込みかもしれないし、これからまだまだチャンスはあるはず。

そんな不安を抱え始めてしまった人は、下記の内容を読みながら、自分の人生を
振り返ってみてください。

① 婚期って本当にある?

そもそも「婚期」というものは存在するのでしょうか?
「婚期=結婚をするのに適した年齢」と解釈されます。

つまり、「結婚適齢期」の省略形といえます。
婚期は時代により様々に解釈が変わってきたといえます。

遡って平安時代には、男女ともに10代半ばで結婚をすることもありました。

今でこそ早すぎる印象を受けますが、その流れは長い間変わらず、地域差はあれども
江戸時代が終わる頃まで続きました。

その後は徐々に20代半ばへと移行していきます。
それはそのままその時代の平均寿命を反映しているともいえます。

当時は50歳まで生きることは長生きと言われていたくらいです。
この流れは決して日本だけではなく、ヨーロッパでも似たような流れでした。

現代は初婚年齢が30歳に近くなっていますが、これは日本という長寿大国ならではの
結果でしょう。

婚姻が子孫を残すという目的のみに絞って考えるのなら、現代の30歳前後の初婚年齢は
必ずしも「結婚適齢期」とは言えないかもしれません。

それはいわずとも知れた現代の少子化問題と深く関わりがあります。
しかし、婚姻がもたらすものは子孫のみではありません。

「残りの生涯を共に過ごすパートナーを得る」という目的の場合、年齢の縛りは時に
意味をなさないものとなります。

周りと少しくらい時期がずれていても、あなただけのタイミングで「結婚適齢期」
訪れることもあるのです。

② 休日に一緒に遊ぶ友達が居なくなった

SNSを開いてメッセージを打ちかけた手が止まる。
「そういえば今月から婚約者と同居し始めるって言ってたな……。」そう思って画面を
閉じる。

しかし今日は仕事も休みで、一人暮らしをしているためか昼過ぎまで誰とも話すこと
なく過ごす。

そうして手持ち無沙汰になり、またSNSを開けば、学生時代の友人はみんな家族や
恋人と過ごした写真をアップしている。

子どもが産まれた報告も、今年に入って増えた気がする。

どの友人とも縁が切れたわけではないのに、気が引けて誰にも連絡できない自分がいる。

そんな状況に気づいた時、「自分は婚期を逃したのか?」と不安になる人も
いるでしょう。

確かにそれは社会における自らの位置確認に必要な感覚です。
そういった小さな気付きが、自分の婚期について考えるきっかけとなりうるのです。

③ いつの間にかこんな年齢に……。

学生時代は30歳と聞くと、随分と遠い世界のようにも思えていたはずだった。

自らが新入社員だったころ、30歳くらいの先輩はバリバリ働いていて声をかけ
づらいほどだった。

しかし気付いてみれば、その年齢もとうに超えている自分がいる。
職場でも新入社員の年齢が一回りも違うことに愕然としたりする。

休みの日ですら、コンビニのレジで並んでいたら、後ろで親子の会話が聞こえて
「あのおじちゃんのうしろにならべばいいの?」などと、幼い子が親に確認を
していたりする。

昔は確かに「お兄さん」といわれていたはず。
子どもは残酷なほどに正直だ。

世の中では一体何歳からオジサンと呼ばれるのだろうか。枚挙にいとまが無いが、
そんな経験はきっと誰にでも思い当たる節があると思います。

自分の頭の中の年齢と実年齢が、いつからか大幅にずれてくるのです。

若い頃にぼんやりと思い描いていた将来の自分は、婚期を逃したと思ったときに
結婚して子どもがいて、マイホームを建てる準備をしていたはずと後悔が生じます。

それが全く叶えられていないことに、ふいに気づく時があるのです。

④ 婚期を過ぎたら結婚できない?

気付けば友達は皆、妻帯者。
一人暮らしで、長らく誰とも付き合っていない。

そうやって周りから取り残された場合に、もうチャンスはないのでしょうか?
確かに年齢が上がるにつれ、新しい出会いを探すのは難しくなってきます。

若い頃は合コンをセッティングしたりして、出会いを気ままに探すことも可能でした。

成果は実のところ、そんなに大きな問題では無かったのでは?
その場の空気を楽しめれば、それなりに満足したのではないでしょうか。

しかし、そういう場所に一緒に行っていたはずの友達は妻帯者のため、もう誘う
ことはできない。

今までは積極的に動きさえすれば、すぐに出会いを求めることができたのに。

しかし、あきらめることはありません。年齢に応じた経験が積み重なれば、
いつでも魅力的な自分でいられるのです。

自分の婚期は周りより少し遅い。婚期を逃したと思った。でも焦ることはないのだと
自分に言い聞かせるのです。

事実、多くの女性は歳を重ねた男性には頼り甲斐と安らぎを求めます。

若さやハツラツとした覇気を求めるのではありません。
「この人は婚期を逃した人なのではなく、
自分のスキルアップのために時間を割いた人なのだ。」

と思わせるくらいに、人生経験を積んでいくことが大切です。

⑤ 自らにとっての婚期、とは?

前項でも触れましたが、婚期は一般的な概念で決めることもできますが
時に個人により大きく異なることもあるのです。

結婚は1人ではできません。
一緒に暮らすパートナーが居て初めて成り立つ関係なのです。

例えば、遅く結婚して子どもを持たない選択をする夫婦もいます。
一般的な婚期からはずれていると言えるでしょう。
しかし、その選択でも当人たちが幸せであればそれでいいのです。

誰かと共に暮らすということは、働いて生活の資本を得ること、互いが住みやすい
環境を整えること、将来を考えて設計していくということです。

それらのうちのどれが欠けても、結婚は成り立ちません。

それらを身につける努力をし、そして自らを正しく評価してくれる人に出会えたとき
こそが、あなたの婚期と言えると思います。

例えばどうしようもなく好きな人が現れて、すぐにでも結婚したいと思ったとします。

しかし、若い頃の金銭感覚のままで貯蓄を怠っていれば、パートナーは不信感を
抱くでしょう。

結婚しても散財をするのではないか、年収を高く偽って話しているのではないか……。

そんな疑念が浮かんでしまうかも知れません。

たとえあなたが「結婚したらきちんとするから」と発言したとしても、それは全く
信用されないでしょう。

個人差があるからこそ、年齢に応じた経験値を身につけて、いきなり訪れるかも
しれない婚期を逃さぬようにしましょう。

婚期は他人が決めるのではなく、自分で見つけるものなのです。

周りから婚期を逃したと思って取り残されていると不安に感じることもあるでしょう。
しかし、冷静に自分の状況と現状を見極め、婚期を逃さないようにアンテナを張って
いることこそが大切なのです。