恋人

男性が恋人に求める母性は子供に対する無償の愛

男性が恋人に求める母性は子供に対する無償の愛

男性はよく母性のある家庭的な女性に惹かれることが多いですが、
この母性本能とは何なのでしょうか。

なぜ男性は女性の母性本能に惹かれるのでしょうか。また、女性の持つ母性愛や、
母性を高める方法について詳しくご紹介いたします。

① 母性本能とは?

女性には生まれながらにして母性本能が備わっています。母性本能とは
生きていくのに助けが必要な子どもに対して起こす行動のことですが、

たとえば、子どもの面倒を見るのはもちろん、歳下の無邪気な男性に母性本能を
くすぐられて、かわいがってあげたい、面倒を見てあげたいと思ったことのある
女性も多いのではないでしょうか。

恋愛面で女性が男性に母性本能をくすぐられるという意味で語られることの
多い母性本能とは、「守ってあげたい」、「お世話をしてあげたい」という
優しさで包んであげたくなる気持ちのことです。

② 女性は母性愛がもともとある?

女性には子どもを産むことのできる機能が備わっていますから、自然と子どもを
守り、面倒を見て育てるという本能があります。

男性の情熱的な愛情とはまた違った、弱い立場にある人や傷ついた人を
優しく包んであげるような本能的な愛情、つまり母性愛が女性にはあります。

例えば、男性は仕事や人間関係で悩んでいる時、周囲の目や立場から、
なかなか周りの人に相談したり、愚痴を言ったりできないことがありますが、

そんな時に、身近にいる聞き上手な女性に話を聞いてもらい、ただ自分の話を
聞いて頷いてもらえるだけで、優しく見守ってもらえているような感覚になり、
母性愛を感じます。

また、体調を崩している時も、男性はほかの人に助けを求めたりするのに躊躇して
しまいがちですが、そんな時もいち早く異変を察知し、看病してくれる女性がいると、
母性愛を感じて惹かれることがあります。

女性は母性愛があるのでこのようなかたちで男性を優しさで包んであげる
ことができます。

③ 母性を与える愛

人は誰しも、恋に落ちて誰かを深く愛するようになった時、その人のことを
「守ってあげたい」、「支えてあげたい」と見返りを考えずにただ相手に何かを
してあげたいと思うことがあるでしょう。

それは誰かを深く愛し、大切に思うようになるにつれ、相手がどんなに心身ともに
強い人とわかってはいても、ただ相手の無事と健康を願い、面倒を見てあげたい、
世話をしてあげたいという母親が子どもを思うような愛情にも似た母性愛です。

始まりは恋でも、二人の関係が深まるにつれて相手を思う気持ちが愛になり、
母性が生まれます。

一人の人と深く関わり、大切に思うようになった時、母性を与える愛が生まれるのです。

④ 男は母性本能が好き?

「男は母性本能が好き」とはよく言われますが、なぜでしょうか。

近年は男性が家庭に入り、女性が外で働くというモダンなスタイルの家庭も
どんどん一般的になりつつありますが、伝統的には男性には家族を養うために外で
働き、サバイバルしなければならないという本能があります。

よって、働く男性は、仕事場では多大なストレスやプレッシャーを感じている
ことがよくあります。

男性が仕事で感じているストレスは常に7人の敵と戦っているようなもの、
とよく言われますが、常に気の抜けない、張り詰めた状態でいます。

そのため、その緊張やストレスに対する癒しを女性に求める傾向にあります。
男性が家庭的な女性や話を聞いてくれる聞き上手な女性、優しさを求めるの
にはそういった背景があります。

これらは全て女性の持つ母性から生まれるもので、男は本能的に母性本能が
好きな生き物です。

⑤ 母性本能を感じると結婚を決める

結婚というのはそもそも、本質的には一人の相手と一緒になり、子どもを
産み育てるという目的があります。

そのため、結婚の際の重要な基準の一つが「子どもが欲しいかどうか」です。
そして男女ともに 「この相手と一緒に子どもを育てられるか」を意識しているでしょう。

すなわち男性は女性に母性本能を感じると、「この女性は子どもを育てる能力がある」
と本能的に判断します。

男性は女性よりもロマンチストが多く、夢見がちとはよく言われますが、
その一方で結婚は現実的で、男性にとってはなかなか結婚を決めるのは
難しく、勇気やきっかけが必要だったりします。

そこで女性に母性本能を感じると、一気に恋愛というフェーズを超えて
結婚を真剣に考えられるきっかけになります。

心理的にも女性の母性本能に癒され、無償の愛を感じる相手と結婚したいと
考えるのは自然です。

そのため、男性は付き合っている女性に母性本能を感じると結婚を決めると
いうことが言えます。

⑥ 女らしさが母性本能?

母性本能は女性にしかないものなので、しばしば「女らしさ」として考えられることも
ありますが、俗に言う男性が惹かれる「女らしさ」とは、スタイルの良さや仕草、

ファッションなどわかりやすい目に見えるものとして、恋愛において男性が惹かれる
ものと結びつけて考えられがちです。

その一方で母性本能とは、優しさや面倒見の良さ、家庭的な一面など外見では
なく内面に現れます。

女性にしかないものという意味では女らしさと言えますが、女らしさが
母性本能とイコールであるかどうかは時と場合によります。

⑦ 母性本能を高める方法

母性本能を高める方法として考えられる一つが、「何かを世話する経験を
持つこと」です。

例えば、犬や猫などのペットを飼ってみることです。普段は人に甘えることが多く
どちらかというと周りの人が面倒を見てくれているというようなタイプの人でも、

ペットを飼い始めると自分で責任を持って世話をしなくてはいけないので、
責任感が生まれると同時に、どんどんペットへの愛着が生まれてきて、面倒を見る
ことも厭わない愛情を持つようになるでしょう。

そうして「何かをしてあげることの喜び」を実感できるようになります。
母性本能とは相手に見返りを求めない愛が、相手に何かをしてあげたり、
優しく包んであげるような行動として現れます。

ペットを飼うことによっても同様の経験が得られますので、母性本能を
高める方法としては有効です。

男性は母性本能を感じる女性に惹かれ、また結婚を決める決定打ともなり得ます
ので、真剣に結婚したいと思っている相手がいる人や、婚活を頑張っている人は
ぜひ、うまく相手にあなたの母性をアピールしてみてください。