様々な環境やライフスタイルから結婚したい比率

ライフスタイルの多様化で結婚観や恋愛観は変化してきています。

それに伴い、結婚したいと考えている比率にも変化が訪れていますが
その「結婚したい」にも様々な種類があるのです。

変化してきている、結婚したいと考えている比率についてお話します。

①すぐに結婚したい率

すぐに結婚したいと考えている比率は若い年齢には比較的多くいますが、
年齢を重ねると共にその比率は少なくなってきます。

それは年齢を重ねるごとに仕事や生活で現実を見て、
結婚生活の厳しさや「自分の収入で結婚できるのだろうか？」と
疑問に感じすぐに結婚して大丈夫なのだろうかと不安に感じるようになるからです。

年齢も若く社会にまだ慣れていない頃は悪く言えば夢を見ている状態なので
「とにかく好きだからすぐにでも結婚したい」という理想を追ってしまいます。

しかし社会に出て自分の収入や貯金、生活を見直していく中で
「結婚して幸せになれるのだろうか？」
「生活は成り立つのだろうか？」という現実的な不安を抱えるようになるのです。

しかしこの不安は結婚に対してマイナスなイメージを持っているのではなく、
結婚を真剣に考えているからこそ抱く不安でもあるのです。

すぐに結婚したいという気持ちから結婚に対してもっと慎重になったり
不安を抱くようになったなら、

それは本当にあなたが結婚に向いた人間になっていることの証だともいえるのです。

②いずれは結婚したい率

いずれは結婚したいと考えている比率は年齢と共に減っていく傾向にあります。

いずれは、ということは結婚には興味があるけれど
特にいつになってもかまわないという考え方です。

それは絶対に結婚したいというわけではありませんし、
結婚したい相手がいるなら年齢を重ねていく中で結婚をするため
「結婚をしたい」という考えから抜けるからです。

つまりいずれは結婚したいと思っている人は相手がいれば結婚をするか、
いなければそのまま結婚を選ばずに
「もう独身でかまわない」と独身を貫く人に分かれるのです。

またいずれは結婚したいと考えている人はあまり異性との出会いに恵まれなかったり、
交際経験が少ない人が思いやすい考えでもあります。

子どもや家庭を持つことに前向きで結婚はしたいけれど、
交際経験が少ないために結婚までの過程に不安があるのです。

いずれは結婚したいと思ってるならば婚活イベントや結婚相談所を利用してみて
アドバイスをもらいながら結婚へと進んでいきましょう。

焦らずにゆっくりと結婚までの過程に進むようにしてみるといいでしょう。

③将来いい人がいれば結婚したい率

いい人がいれば結婚したいと考えている比率は年齢と共に増える傾向にあります。

結婚に対して前向きではあるものの、
結婚することの大変さや結婚生活の現実を知ってきて
どんな相手と結婚するかが重要だということがわかってくるからです。

また年齢を重ねてくると自分ひとりの生活に慣れてしまい、
一人で生活することの気楽さや心地良さも知ってしまっていますから
結婚に踏み込むことが少し面倒だと感じている面もあります。

いい人がいれば結婚したいと考えている人は
結婚したくない、結婚に否定的というわけではありませんが

結婚の大変さと一人の気楽さを知っているからこそ
結婚相手の精査がとても大事だと思っているのです。

しかし「いい人がいれば」という考え方はとても抽象的でもあります。

理想の結婚相手像があれば「こんな人がいい」という具体的な例をあげられますし、
交際している相手や好きな相手がいれば抽象的な返事はしないでしょう。

特に理想の相手や好きな相手がいないからこそ、
いい人がいれば結婚したいという考えになるのです。

④独身でも将来的には結婚したい率

独身でも将来的には結婚したいと考えている比率は自分の生活に満足しています。
また、仕事や趣味などに集中したいと思っている人に多い傾向にあります。

しばらくは独身で自分のやりたいことに集中して、
いつかは一緒に過ごせる相手がほしいという考えなのです。

今は独身でも将来的には結婚したい人は、
仕事や趣味にやりがいをもっておりやりきれるところまでやりきりたいと
思っているので急いで結婚しようとは思っていません。

子どもを望んでいる人も少なく、また結婚後も夫婦がともに独立していて
そこまで家庭という繋がりを深く持つつもりはないという人がほとんどです。

そういった人は仕事や趣味に集中してしばらくは一人で
生活したいと考えている期間は交際相手を作ろうとしません。

すべてをやりきってから結婚を考えられる相手を探すのです。

やりきってから結婚相手を探すとなると婚期を逃してしまい、
いい相手を見つけられなかったり結婚しづらい状況になってしまいます。

最終的には結婚をしたいと考えているなら、
仕事や趣味を通して結婚を考えられるような相手を探してみるほうがいいでしょう。

自分の集中したい物事を一緒にやっている相手なら理解もありますし、
一緒に経験したことなどの話もできるのでいい関係が築けるでしょう。

➄未婚化でも結婚したい人が多い率

様々な結婚したいと考えている比率をご紹介しましたが、
未婚化が進んでいるといわれていても結婚をしたいと考えている人は多いのです。

これは、ライフスタイルが多様化して
結婚の理想像や結婚したいと感じるタイミングが
人によって違ってきたということがあげられます。

また、結婚が人生のゴールではないという考えが増えてきたことも理由です。
結婚は人生のゴールではないと感じつつも、

生涯を共にできるパートナーができることや
何があっても自分の味方をしてくれる家族を持つことに
憧れていつかは結婚をしたいと考えているのです。

そしてもうひとつの理由は結婚をしたくても仕事や経済的に不安定で
結婚に進めないということもあげられます。

非正規雇用や安定しない収入で結婚をして、
いい結婚生活が築けるのかどうかという不安があるのです。

こういった外的・内的要因で結婚をしたいと思っていても
結婚できずに未婚化が進んでいるといえるでしょう。

年々、未婚化は進んでいますが結婚したいと考えている独身者の比率は高く、
結婚に消極的でもありません。

しかし様々な要因で結婚に進めなかったり
まだ踏み込めないと思って結婚をしていない人が増えているのです。

それは結婚に対して真剣に考えているからこそ生まれる悩みであり、
そういった考えを持てる人の結婚生活は良い方向に向かうことができるので
結婚をしたいと思っているなら、前向きに考えてみましょう。