60歳以上の婚活で素敵な相手に出会う7つの方法
最近は、若年層に限らず60歳以上で婚活を始める人も多くなっています。
60歳以上で婚活をする場合、どんな出会いがあってどんな相手を選ぶとよいのか、そのヒントをご紹介します。
① 近い住所に住んでいる相手を希望?
60歳以上の婚活で素敵な人と出会うための場としては、婚活パーティーや友人の紹介などもありますが、近い住所に住んでいる相手との出会いがあります。
具体的には、地域で開催されるシニアのコミュニティだったり、散歩でたまたま会って仲良くなった人だったりとその例は様々です。
近い住所に住んでいる相手との出会いは、婚活パーティーなどによる出会いに比べて、相手との会話が弾みやすいというメリットがあります。
お互いになじみがある住所に住んでいるので、共通の話題が見つけやすいという事もありますし、何よりも近くなので頻繁に会いやすく、たくさん会話もするのでお互いの関係を深めるスピードが早いのです。
60歳以上の婚活を始めようとしている方で、どこで出会えばよいか分からないと困っている人は、意外と身近なところに出会いがあるのかもしれません。
② 60代は親の介護がある世代
60歳以上の婚活で多くの人が直面する問題があります。
それは親の介護の問題です。
介護は朝から晩まで必要なものですし、何よりも親の事が生活の中心になっているので、婚活に集中できるのかと心配している人が多いようです。
そんな時でも、少しずつで良いので空いた時間に婚活をしてみるのも良いかもしれません。
その理由として、自分は婚活をしたいという気持ちがあるのに親の介護で婚活できない、という状態が続くと、親のせいで自分は婚活できなかった、と自分が素敵な人と出会えない原因を親のせいにしてしまうのです。
介護は付きっきりで、何よりも常に親の事が心配なので、そもそも自分が自由に使える時間なんてなかなか無いと思うでしょう。
そんな人は、例え短時間でも近所を散歩してみたり、同年代のコミュニティに参加してみたり、自分の生活に無理のない範囲で、多くの人と出会うという事を始めてみると良いでしょう。
60歳以上の婚活では介護などの事情もありますが、いきなり婚活と意気込むのではなく、ご近所でも良いので自分の空いた時間を使って人と出会うという事から婚活をスタートしてみましょう。
③ 60代で婚活は遅い?
60歳以上の婚活を始める人がいつも考えてしまう事が、60代は遅いのかという事です。
確かに婚活というと、30~40代の人が多いイメージがあり、年齢で気後れしてしまうという人もいるようです。
ですが、年齢を理由に婚活を諦める必要はありません。
近年は60代などシニア層を中心とした婚活パーティーや婚活サービスも増えてきており、これまで仕事に子育てにと全力で頑張ってきたからこそ、ここから第二の人生を歩みたいと考えている人がとても多いのです。
最近は人生100年時代と言われるように、60代と言ってもこの先存分に人生を楽しむ事ができます。
60歳以上の婚活について、60代は遅いのかと悩んでいる方は年齢で諦めることなく、ぜひ積極的に婚活をしてみてください。
④ 子供の手が離れて一人はさみしい
婚活パーティーなど60歳以上の婚活の場が増えてきているとお伝えしましたが、その理由として、子供の手が離れて一人になったという事をきっかけに婚活を始める人が多い年代です。
多くの人は、結婚して子供が成人するまで約20年間を子供や家庭のために身を捧げてきていて、自分の事は後回しだったという人もいるでしょう。
そんな人は、子供が無事に巣立ってくれてこれで安心と一息ついた時に、これからは自由な時間が持てるという開放感と共に、自分は一人かもしれないという寂しい気持ちが芽生えるのです。
例え離れて暮らしていても子供がいるという事に変わりはありませんので、決して一人ではありません。
とは言っても、子供を育て上げた自分はこれからどう人生を楽しむかと考えた時に、自分と同じ楽しみを共有したり、支えてくれたりというパートナーが欲しい、また、そんなパートナーと第二の人生を歩みたいと思うのは自然な事なのです。
60歳以上の婚活では、子供の手が離れて一人になった事で婚活を始める人がたくさんいます。
子育てをしてきたからこそお互いに気持ちを分かり合える、そんなパートナーに婚活で出会えれば、第二の人生もとても楽しく充実したものになるでしょう。
⑤ お互いの利害が一致する相手とは?
それでは60歳以上の婚活では、どんな人を選べばよいのかという事についてご紹介します。
まずは、お互いの利害が一致する相手がよいでしょう。
利害とはある物事について得をしたり損をしたりする事ですが、これを婚活での相手との関係に置き換えるとどういう事です。
相手との関係における利害について、例えば、この人といるとドキドキして嬉しい気持ちになる、この人とは同じ趣味を共有出来て楽しいという、パートナーが居てくれる事でのメリットも利害のうちの一つと言えるのです。
特に60歳以上の婚活について言えば、一緒に第二の人生を楽しみたいという気持ちがお互いにあれば利害関係が一致していると言えます。
また、自分はなぜ婚活をしているのかという思いが一致している相手であれば、婚活がうまくいく可能性も高くなるでしょう。
⑥ 支えて支え合える相手との良い関係
次に60歳以上の婚活で選ぶべき相手として、支えて支え合える相手についてご紹介します。
先ほど、婚活を始めるきっかけとして、子供が手を離れた事をきっかけにする人がいるとお伝えしましたが、子供が独立するまでには大変な苦労があったはずです。
仕事に家庭にと一生懸命に頑張って、自分の事は後回しにしてきた人生だったという人は、楽しい事も辛い事もあったでしょう。
そのように同じ境遇であった人は、お互いの気持ちを分かり合えるので、婚活の相手としてはベストだと言えます。
ここで言いたいのは、同じ境遇でない人はダメかと言うとそうではありません。
異なる境遇の人はとても新鮮で魅力的かもしれませんが、お互いの気持ち、特に弱い部分が分かりやすいという点では、同じ境遇の人の方が良いでしょう。
お互いの弱い部分が分かっているからこそ、支えて支え合える関係になるのです。
60歳以上の婚活を始める人は、お互いに気持ちが分かり、支えて支え合える相手と出会えれば、結婚へのプロセスもより順調なものになるでしょう。
⑦ 人生後半を実り豊かに過ごす為の60代
最後に、60歳以上の婚活を始める人にお伝えしたいのは、人生後半を豊かに過ごす為に大切な事です。
人生の豊かさとは何を意味するのか、例えば経済的な豊かさをイメージする人もいれば、たくさん旅行して豊かな経験をするなど、人によって様々です。
中でも大切にしてもらいたいのは、自分のありのままの姿で生きるという事です。
これまでの人生、仕事と家庭に無我夢中で頑張ってきた人は、常にプレッシャーや責任が頭にあったはずです。
第二の人生ではこれらのプレッシャーから解放され、自分の思うままにありのままの自分で過ごしてください。
周囲の目や、何かをしなくてはいけないという義務から離れて生活をする事こそが、ストレスがなく、心が豊かな自分で居られて、それが豊かな人生を送る為のベースとなるのです。
60歳以上の婚活では、今後の自分の人生を楽しみたい、好きなものを一緒に楽しめる素敵なパートナーに出会いたいという人がたくさんいます。
そんな婚活の場でも、自分を演じるのではなく、ありのままの姿を見せてその姿を相手にすきになってもらうよう心掛けてください。
ありのままの自分で素敵な相手に出会えれば、今後の人生後半は2人で実り豊かなものになる事でしょう。