母子家庭育ち婚活不利そんな事にならない心構え
母子家庭で育ったから、婚活をしてもうまくいかないと思うのは早計です。
生育環境は、婚活において全く関係ありません。
大切なのはあなた個人の考えや相手との相性です。
母子家庭出身者が陥りやすい悩みをテーマに今回はお伝えしていきます。
ネガティブな考えを払拭し、より良い相手とのゴールを目指しましょう。
①母と二人の家庭しか知らないと、婚活で困る?
婚活において、家庭環境のせいで成婚率が下がるということはありません。
ただ、マッチングする率は下がります。
両親が揃っていないということは、それだけ実家の支援が受けられない事にもなり、
経済的にも、労働力としても馬力が不足した状態といえます。
これを嫌う男性も一定数存在します。
また、非常に古い考え方ではありますが、相手方の両親が片親の娘を嫁にはとれない
という場合もあります。
ただ、ここで落胆したり苛立ちを募らせる必要はありません。
最初からその程度の理由であなたを避ける相手とは仲良くなる必要はないのです。
そういった相手は将来結婚した場合、あらゆる場面であなたにストレスを与える可能性
が非常に高く、むしろこちらが避けるべき相手と言えます。
その避けるべき相手が即座にわかるという点では、むしろ両親が揃っている状態よりも
有利なのです。
婚活の時間を無駄にしないためにも、母子家庭出身であることは隠さずに伝え、相手の
反応をしっかりと確認することが重要です。
②父親の存在を知らないと婚活で失敗する?
日常生活で父親が家庭にいなかった事で、結婚生活を不安に思うこともあります。
婚活のあと、自分が母親となり相手が父親となる時がくるかもしれません。
そうなった時に、父親を知らない自分が家庭を築くことができるのか?
父親がいなかったために、審美眼が育ちきらず父親として不適切な相手を選んでしまう
のではないか。これらの不安はつきものですが、忘れた方がいいものです。
婚活の際に必要なのはあなたの直感や気持ちです。実際にお付き合いをして結婚をするの
ですから、その相手は今後一生を共にする相手となります。
大切なのはあなたが相手と接した時にどう感じるか、どう思うかです。母子家庭で育った
ことを気にしすぎず、それが自分であると受け入れて婚活をすると、スムーズに候補とマ
ッチングできるのです。
③母子家庭への相手の評価は?
婚活において、母子家庭への評価はあまり高くないのではないかと落ち込む必要はありません。
まず前述していますが、母子家庭だからと評価を下げるような相手は最初から求めるべき
ではありません。そのような相手は最初から婚活で出会う相手ではないと考えるべきです。
母子家庭だとむしろ喜ぶ男性も存在します。将来の介護へのリスクが軽減されるため、逆
に片親家庭を喜ぶ男性もいるのです。
また、男性の心理へ働きかける方法としても母子家庭は有効な場合があります。
男性は守ってあげたいという庇護欲を本能的に持っているため、母子家庭で苦労してきた
女性という印象を与えれば、お付き合いがしやすいのです。
母子家庭であるということをむしろ武器として使うことも婚活においては重要なポイント
となります。
④母子家庭だから離婚する?
父親像を家庭で経験していないからこそ、新たに家族を作る時に相手とどうやっていけば
わからず不安に思う方は大勢います。
母子家庭の負の連鎖が続き、結局自分も婚活が成功しても離婚してしまうのではないか、
という不安は真摯に向き合うべき悩みといえるでしょう。
この悩みのポイントは「自分が母子家庭出身だからうまく家庭を築けない」という自尊心
の低さにあります。
最初からどうせ離婚するかもしれない、という考えをもってお付き合いをして結婚して
も、あらゆる事を不安に感じてしまいます。
ストレスを強く感じる生活を続けていれば、相手との不仲に繋がり、結局離婚へとつな
がってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、ありのままの自分を受け入れ、母子家庭出身の自分という
枠組みで自らをみるのではなく、自分という人間そのものを見るようにする事です。
たくさんの長所があり、その良い部分に惹かれて相手は結婚を心に決めました。母子家
庭で育ってきたからこそ得られた長所があります。
自己を肯定し、否定しない事を心がけると、母子家庭だから、という呪縛から解き放た
れ、婚活に身が入りやすくなります。
⑤母子家庭育ちの自分が家庭を築けるか不安
片親家庭出身の女性の誰もが気にする問題、それが結婚後の不安です。
両親が揃っていても不安に思う女性がいるのですから、こう考えるのは当然といえます。
まず、この考えを持っている方は真面目で誠実です。なぜなら、将来相手との子供を
もうけたときにきちんとした家庭を築けるかと考えた末での不安だからです。
しっかりと将来のビジョンを想像することは重要なことですが、考えすぎても捕らぬ
狸の皮算用となることもあります。
将来の資金繰りなどは今から気にした方が良いですが、漠然とした子育ての悩みやなど
は、一人で考えつづけずパートナーにしっかり伝えましょう。
婚活の際に不安を打ち明けたりしても、相手はあなたに対し好感触を抱きやすくなりま
す。将来をしっかりと考えている人なのだと思われやすいからです。不安は抱え込まず
に吐き出す癖をつけましょう。
⑥母の面倒を見る必要がある環境
母子家庭だからこその悩みでもあるのが、母親の老後の心配です。父親がいれば
一人ではないからと気軽に構えていられますが、結婚後一人きりとなる母親のこ
とを考えると心配にもなります。
母親の面倒を見なければならないという事が婚活に不利に働くのではないかと不安に
思うこともあるでしょう。
ただ、これは結婚後の生活をより良いものにする為の布石にもなり得ます。
結婚後のトラブルで多いのが両親の介護問題ですが、片親だけということは最初から
面倒をみる対象が一人と決まっているともいえるのです。
両親が揃っている人でも、介護問題はつきものですからあまり気にする必要はない問題といえます。
⑦母子家庭だから幸せになりたいという気持ち
母子家庭に生まれて、これまで母親の苦労を目にし、何より自分も苦労してここまで
やってきたからこそ幸せになりたいと思う気持ちはよくわかります。
しかし、だからといって焦ってはいけません。焦りは婚活において最も危険なものであ
り、婚活を失敗させ離婚へとつながる危険な要素となります。
婚活は急ぐ必要のあるものではありません。自分の望む条件、そして相手の性格、
自分との相性などをしっかりと見極めて結婚へとむかう必要がある物です。
幸せになって輝くためにも、しっかりと自分と相手を見つめて婚活に挑みましょう。