お見合い

仲人を利用しよう! お見合いの仲介で幸せな結婚

仲人を利用しよう! お見合いの仲介で幸せな結婚

お見合いをする際には、「仲人」に「仲介」してもらいます。しかし、自分の結婚、
そして人生がかかってるのに、よくわからない人に任せることはできないものでしょう。

ここでは、仲人のこと、お見合はどのようなものか、また仲人を介すことの
メリットデメリットをお伝えします。

特徴を知り、仲介による結婚が貴女に向いているか、考えてみてください。

① 仲介する人はどんな人

仲介する人とはどんな人なのでしょう。

仲介する人のことを仲人(なこうど)と呼びます。
本来の仲人とは、出会いから結婚式までを取り仕切る人でした。出会いの場に同席し
会話をサポートする役割をします。

現在は仲人を仲介してお見合いする人は少なく、結婚式の見届け人としての
意味合いが強くなっています。

現在のお見合いには二種類あり、上司・先輩・恩師や親戚などの関係者が
仲人となる場合と、「縁談を仕切る」という意味では、結婚相談所のスタッフが
仲人と言えるでしょう。

関係者が仲人となる場合は、知人であるが故信頼がおけるでしょうし、
結婚相談所のスタッフが仲人となる場合は、多くのカップルを成婚に導いた実績で
信頼することができる人物であるでしょう。

② 仲介を依頼するのは大変!

自分の関係者にお見合いを依頼しても、人間関係が薄くなっている現在では、
仲人やお見合い相手を探すのは至難の業。

そのため昔ながらのお見合いで結婚する人はとても少なくなっています。
そこで昔ながらのお見合は、現代では「結婚相談所」へと発展しました。

結婚相談所にも二種類あり、データをマッチングさせるタイプのところと、
仲人がマッチングから縁談・結婚までをサポートするタイプがあります。

お見合いをしたいけれども、お見合いを仲介してくれそうな知人がいない場合は、
結婚相談所へ登録しましょう。

③ 仲介のお見合いとは

仲介によるお見合いとは、仲介をする仲人が、結婚を前提として交際相手を
探している男女を引き合わせるために設ける席のことを言います。

お見合いでは、まず仲人を通して、男女それぞれにお互いの釣書
(氏名本籍、病歴、経歴などを記載したもの)と写真を交わします。
そして、お互いに興味を持てば対面します。

昔ながらの仲介のお見合いでは、女性は和服、男性はスーツを着て仲人や両家の両親が
同席して、料亭などで食事をしながら行われます。

そして、「あとは若いお二人だけで…」という言葉で仲人や両親が退席する、
というのが一般的なお見合いのイメージでしょう。

一方、結婚相談所のお見合いでは、仲人が席をセッティングしますが、仲人は同席せず、
当人二人だけで過ごします。

知らない人と過ごすことは不安に思うかもしれませんが、申込みの段階で
厳しい審査があり、仲人がしっかり人間性のチェックも行っているため、
トラブルになることは少ないでしょう。

当人だけというのは心細くもありますが、両親などの予定を考慮することなく
気軽に予定を立てられるため申込みやすいというメリットもあります。

昔も今も、お見合いの3ヵ月後には結婚の意思があるかを、仲人を通して相手に伝えます。

普通のお付き合いなら少しずつ知っていくはずの、家族構成や年収、結婚の意思など
結婚に必要な条件を最初に知ることができるので、あとは相性だけ見れば良いのです。

ということで、お見合いは3ヵ月で結婚するかを決断します。
3ヵ月と決まっているため、結婚を目的としてる人には非常に効率的でしょう。

④ 仲介の良いところはどんなところ?

年齢を重ねるごとに、出会いは少なくなります。未婚だった人も既婚になり
未婚率が下がる上に、一緒に出会いに繰り出していた仲間も結婚して出会いの場に
いくことが無くなってしまうのです。

一人でも積極的に出会いを探しに行ければ良いのですが、苦手な人もいます。
また、付き合っても付き合っても結婚へたどり着けない見る目のない人もいます。

そんな時、仲介のお見合いなら自分が出会う可能性がなかった人と出会わせてくれます。
大手の結婚相談所でしたら会員数が多いですし、

小さな結婚相談所でも連盟加入しているため大手並みの紹介相手がおり、
規模に関わらず多くの出会いを期待できるでしょう。

また、プロの目で貴女に合う人を選んでくれるため自分のタイプでない人を
紹介されることもありますが、自分の選んだ人と結婚できていない場合は、
客観的な目で「合う」と言われた人と会ってみることで視野を広げることができます。

そして、入会時に調査され身元がはっきりしているため安心です。付き合ってから、
「既婚者だった」
「結婚願望がなかった」ということは仲介のお見合いならありえないのです。

両親同席のお見合いでしたら両親も承知の上のお見合いですから、両親の合意も
取りやすく、結婚相談所を利用した場合でも釣書があるため両親への話が
スムーズに進みます。

結婚相談所は引き合わせてくれるだけでなく、自分を表現することが苦手な人でも
仲人が貴女の良いところを相手に伝えてくれたり、恋愛の相談に乗ってくれたり、
デートの服装を一緒に考えてくれたりと交際が成立するまでをサポートしてくれます。

さらに、交際をお断りする場合も仲人を介して伝えることができることも
メリットでしょう。

また、お見合いは、最初に細かな情報を得ることができるため、そして条件が合致して
結婚しているため、離婚率が低いと統計からも言われています。

⑤ 仲介の悪いところはどんなところ?

仲介のお見合いのデメリットの

まず一つ目は、知人の紹介であった場合、断りづらいということです。
知人の仲介のお見合いの場合は、断る可能性もよく考えてから頼んだり
受けたりするようにしましょう。

その点結婚相談所でのお見合いなら、仲人は相談所のスタッフなため、
比較的断りやすいでしょう。

二つ目は、お見合いは結婚を前提としており交際に発展すると結婚まで
とんとん拍子に進むため、トラブルを二人で乗り越える回数が少なく、
二人の絆が強くならない場合があります。

また、相手に恋愛感情を持てるのか不安になるかもしれません。燃え上がるような
恋愛ができるかはわかりませんが、相性がよく結婚するのですから少なくとも
静かな愛は育めるはずです。

「お見合いは恋愛結婚ではない」というイメージは捨てるべきでしょう。
出会いをお見合いで仲介してもらっただけであって、恋愛感情を持つことはできます。

三つ目のデメリットは、出会うまでに時間とお金がかかることです。
お見合いの話があって、釣書を見て、返事をして、食事のセッティング……。
これを当人同士でやれば早いですが、仲人を通すため時間がかかります。

そして、知人の仲介のお見合いだと謝礼が、結婚相談所の場合は
入会金・月会費・成婚料など数十万かかる場合もあります。

四つ目は、出会いが多いため、条件が厳しくなる傾向があります。
条件だけで比較していると良い方がいいに決まっています。

貴女自身はトップのスペック釣り合うものをお持ちでしょうか?

身の丈にあった相手を選ぶことも大切です。希望に合わない条件で出会いを
狭めてしまわないように、条件がぶれないようにしましょう。

デメリットはありますが、生涯のパートナーを見つけられるのですから、
どのデメリットもそこまで大きな障害とはならないのがお見合の仲介です。