恋愛未経験から脱出! 恋愛ビギナーの心得とは?
今まで一度も恋愛した経験がない!
と心でひそかに焦っている方はいらっしゃいませんか?
自分ではなんとも思っていないのに、
ある年齢になると急に周りから「恋人はいないの?」と聞かれたり、
親族などから無言の圧力を感じたりする人もいらっしゃるでしょう。
しかし、未経験のことに挑戦するのは少し勇気が要ります。
しかもそれが恋愛となると、なおさらのことです。
今回は恋愛が未経験の人が、
そこからどう抜け出せばよいのかを考えていきます。
① 人づきあいが苦手で恋愛未経験
恋愛が未経験どころか、
そもそも人づきあいが苦手という方もいらっしゃるでしょう。
そういう人は「今どきの若者は~」から始まる言葉で、
若者のコミュニケーション能力の不足を指摘する声を聞くこともあるかもしれません。
確かに数十年前と違い、現代は誰とも直接顔を合わせることなく
情報を得ることが出来ます。
仕事の形態によっては在宅勤務も可能な時代ですから、
大人になってしまうと一日の大半を誰とも会話することなく過ごす人も出てくるでしょう。
しかし、そういう中でも人づきあいの能力は必要となります。
ひと昔前よりコミュニケーションの手段が増えたことは事実ですが、
それが“今どきの若者”の人づきあいの苦手意識につながっているわけではないでしょう。
しかし、恋愛は人づきあいの延長上にあると言っても過言ではありません。
しかし無理をする必要はありません。
人づきあいが苦手な人は、同じように
「人づきあいが苦手」と思っている人と話をしてみましょう。
あなたと似たような思考回路の人でしたら、
お互いに過度に踏み込むことなく、
ストレスの無い人間関係を作ることができます。
ゆっくりと自分のペースで進める人と時間を過ごしているうちに、
自分の苦手なものを忘れてしまえるかもしれません。
② 女性の前に行くと緊張して話せない
人づきあいが苦手と感じていなくても、
異性である女性の前に行くと緊張してしまう人もいます。
中学生や高校生の頃ならまだしも、大人になってから
“女性の前で緊張してしまう”という人は、
もしかしたら恥ずかしいことだと思っているのではないでしょうか?
しかし恋愛が未経験でない人も、本当は異性の前になれば緊張しているのです。
常に恋人が途切れない人がたまにいますが、そういう人も緊張をします。
ただそれを隠すのが上手かったり、緊張した心をコントロールすることが
上手だったりするだけなのです。
あなたの周りに恋愛の経験が豊富に見える人が居たら、
冷静に観察をしてみてください。
初対面の異性と会話をしているときには、
その人の声のトーンがいつもより上がっているかもしれません。
もしくは真冬の屋外なのに、いつもより顔が赤くなっているかもしれません。
誰でも多かれ少なかれ、緊張するものなのです。
緊張するのは恥ずかしいことではありませんから、
あまり考え過ぎないようにしましょう。
③ 恋愛よりもやりたいことが他にある
趣味や仕事など、人生をかけて取り組んでいるものがある人の中には、
恋愛が未経験という人も案外多いのではないでしょうか。
例えば芸術関連の職業などですと、
収入が不安定だったり先が見えなかったりすることもあるので、
男性は特に恋愛をすることそのものをためらったりするかもしれません。
一方、仕事に安定した収入があっても
余暇を全て趣味に費やしている人もいらっしゃるかもしれません。
そうすると、恋愛をするきっかけにも巡りあわないことがあるでしょう。
恋愛は自分以外の人との時間を大切にすることから始まります。
恋愛よりやりたいことがある人は
「こういう状況だと、相手に時間をつくってあげることができないから、
恋愛をしないほうがいいのではないか」と考えたりします。
しかし、本当にそうでしょうか?
もちろん、都合をつけて相手と過ごす時間をつくることは大切なことです。
しかし、相手も精神的に自立している人であれば、
それほど心配することはありません。
仕事や趣味などの充実した時間の中に恋愛という要素が加わることで、
あなたの人生も相手の人生も、さらに充実したものになっていきます。
男性ですと特に
“金銭的にも精神的にも余裕がないと恋愛ができない”と思い込みがちですが、
世の中のすべての女性がそういう考えではありません。
確かに、男性側に“頼りがいがある存在になってほしい”と考える女性も多くいます。
一方で経済的にも精神的にも自立している女性はたくさんいますし、
そういう人も恋愛を求めています。
もしあなたが恋愛をしない理由が
「この状況では相手に申し訳ないから」ということでしたら、
あまり気にしすぎる必要はありません。
恋愛をしたいと思う相手が見つかったら、
迷わず進みましょう。
④ 恋愛の仕方がわからない
恋愛が未経験ではないにしても、
最後に恋愛をしたのが中学生のころ……。なんてことになると、
恋愛の仕方がわからないと思う人もいらっしゃるかもしれません。
恋愛にはいくつかのステップがあります。
まずは恋愛対象になる人に出会うことから始まります。
片思いだなと判断したら、どうにかして自分の思いを
伝えられるようにアプローチをしていきます。
そして次にも……。と、考えるうちに混乱してしまいそうになります。
わからないことを頭の中で考えすぎても不安になるだけですので、
そういうときにはひとつだけシンプルなことを頭においておくようにしましょう。
それは、「人との出会いを大切にする」ことです。
恋愛は人とのつながりから始まります。
友人の紹介で出会うこともあるでしょうし、
あなたの趣味のつながりでいい出会いがあるかもしれません。
性別関係なく、人との出会いを大切にすることで
恋愛が始まる可能性が広がります。
そのあとは自分の心の赴くままに行動すれば大丈夫です。
⑤ 女性とのコミュニケーションの取り方がわからない
男性同士で話をしているときは楽しく時間を過ごすことが出来ているのに、
女性とコミュニケーションを取ろうとすると上手くいかないと
感じている人もいるかもしれません。
女性と男性では物ごとに対する考え方も違いますし、
笑うポイントも違ったりします。
だから男性同士なら上手くいくやり取りが、
女性相手だと急に上手くいかなくなってしまいます。
そういうときは、相手の反応の分析をして
少しずつ経験値をためていく必要があるでしょう。
“女性だからこう考えるに違いない”という思い込みで判断するのではなく、
あなたが相手にしてあげたいことを行動に移してみます。
そしてその反応をみるのです。
もしかしたら相手はあなたが予想した反応とは違う様子を見せるかもしれません。
相手を怒らせてしまったり、あなたに不快な顔を見せたりするかもしれません。
しかし、それで「失敗した」と思ってしまうと、
次に行動を起こすのが怖くなってしまいます。
あくまでもそれは「経験をつんだのだ」と考えるようにして、
何か行動を起こす勇気を保てるようにしましょう。
何より本当に相性がよい相手なら、
少しくらいのことではあなたから離れていきません。
あまり飾らず、自分の気持ちに正直に行動していきましょう。
⑥ だれにも心を与えることができない
これは少し深刻な状況になるかもしれませんが、
恋愛が未経験である理由に
「相手に心を与えることができない」という問題がある場合です。
「心を与える」というのは、相手に心を完全に許したり、
相手の人格そのものをそのまま受け入れたりといった行動です。
自分以外の人が物ごとに対して
どんな意見を持っているのかと考えることが苦手だったり、
人の感情の動きに対して感覚が鈍かったりすると、
恋愛に限らず人に心を与えることが難しいでしょう。
確かに恋愛関係というのはとても怖いものでもあります。
自分以外の人の心の深いところまで踏み込んでいったり、
相手に自分の心の内を探られたりします。
それは不安と隣り合わせのことであり、
いくらかの恐怖を感じても仕方のないことかもしれません。
しかし、それは同時に恋愛の醍醐味ともいえることです。
頭で考えてもわからないくらい複雑なのが、人間の心です。
単純でないからこそ、正面から向き合ってみると案外おもしろいものです。
そういう努力をしてみたいと思わせてくれる人が現れたときには、
まっすぐに向き合ってみましょう。
恋愛は自分ひとりではどうにもならないものです。
「恋愛って楽しい!」と思えている人は実はほんの一握りで、
多くの人は悩んだり苦しんだりしているのが本当のところなのです。
周りの人のことはあまり気にしないで、
自分のペースで恋愛を始めてみましょう。
「こんな楽しいことを、今まで知らなかったなんて!」と思えるくらい、
恋愛にはまってしまう日があなたにもくるかもしれません。