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結婚したい三十路の人がはまりやすい罠とは?

結婚したい三十路の人がはまりやすい罠とは?

三十路を迎えると、心情的にいろいろな変化を感じる人も多いのではないでしょうか。
周りには結婚をする人が増えてきたりしていると、将来に思いをはせることも増えるでしょう。

しかし、結婚まですんなり上手くいけば誰も悩みません。そこには三十路で結婚をしたいと思う気持ちへの罠があります。罠を上手くかわして、幸せな結婚生活を手に入れましょう。

① 結婚を焦る気持ち

焦っているときには物事は上手く行かないものです。それは何も結婚に限ったことではありません。

いつもより早く行かなくてはいけない朝に限って、何度も信号に引っかかったり、電車の乗り継ぎが上手くいかなかったりすることはありませんか?

なぜか急いでいるときに限って、周りが敵になったかのように感じるときは誰にでもあると思います。

結婚したい三十路の人にも、同じようなことがおきてしまうことがあります。
例えばすでに目の前にいい人がいるのに、その魅力に気付かないかもしれません。

または普通にしていればあなたは充分魅力的なのに、何かにつけて「結婚!結婚したい!」と言ってばかりいて周りから距離を置かれてしまうこともあるかもしれません。

焦っていると、実は視野がとても狭くなるのです。「急がば回れ」と言いますが、回り道を見つけるには広い視野が必要です。

いつもと同じ場所ばかり見ていると、他の道を見逃してしまいます。焦っているときこそ、いつもより余裕を持つようにしましょう。

恋愛や結婚に関すること以外から、意識を変えていくことが大切です。朝に少しだけ早起きして余裕をもって家を出れば、目的地についてから誰かと少しだけでも会話を楽しむ余裕があります。

そういうところから、人との自然なつながりが生まれていきます。

② 三十路に入り結婚を迫る

現代の平均初婚年齢は男女ともに30歳前後です。それこそが、結婚したい三十路の人がはまりやすい罠と言えます。

三十路に入ってまだ独身だと、急に結婚を迫りだす人がいますが、それもかえって失敗を招いてしまいます。

お付き合いしている人に「もう30歳も過ぎたし、早く結婚しようよ。」と迫るのはあまり良いことではありません。

どうしてかというと、結婚を決断する理由はひとそれぞれだからです。三十路に入ったことを意識したりするのは、“年齢”が結婚を決断する理由だからです。

しかし世の中のすべての人が同じ基準を持っているわけではありません。結婚を決断する理由は“仕事である程度の成績を挙げてから”という人もいますし、“目標の貯金額が貯まったら”という人もいます。

もちろん、「30歳を過ぎたから早く結婚したい」という気持ちが間違っているわけではありません。むしろ正論すぎて、相手は困惑してしまうでしょう。

しかし、正論を押し通すことが成功につながるとは限りません。自分の意見を強く押してしまえば“価値観が違うから一緒にはいられない”ということになりかねないからです。

③ 結婚したい! が前面に出る

結婚したい三十路の人によく見受けられる失敗ですが、合コンやパーティなどで気持ちが前面に出過ぎている、いわゆる“ガツガツしている人”もあまり好まれません

少し変わった例えになってしまいますが、結婚したくて仕方ないためにガツガツしている人は、お腹がぺこぺこで回転寿司のレーンを食い入るように見つめる人のようです。

刺さるような視線で見つめられている寿司たちは、若干の恐怖を感じていることでしょう。美味しく食べてもらえるのか不安なまま、その視線を必死に受け流そうとしています。

そして何より、いい年齢の大人がお寿司のレーンをじっと見つめているのは周りの人からしたら恥ずかしいです。

お寿司に夢中になるあまり、そんな視線を浴びていることに気付かないと周りから敬遠されてしまいます。

結婚したいという気持ちが前面に出過ぎている人はそれと同じです。前に出ていきたい気持ちをコントロールして、周りの様子をうかがうことが大切です。

決して積極的になる方向を間違えてはいけません。

④ 誰も好きにならない自分がいる

これはそもそも論のようになってしまいますが、自ら結婚する機会を奪ってしまってはいけません。

例えば恋愛で苦い経験をしていると、そのトラウマから抜け出せないこともあるでしょう。

もしくは自分に自信が無さ過ぎて、周りにいる人全てが“自分にはもったいない人だ”と思い込んでいる人もいるかもしれません。

そうすると、誰かを好きになることはとても難しくなります。もちろん、今は無理に結婚のことは考えないということもひとつの方法ですので時間が解決してくれることもあるでしょう。

でも、“このままではいけない。変わりたい。”という気持ちがあるのなら、少しずつ心をリハビリすることが大切です。

いきなり結び付けて人間関係をつくる必要はありません。
「まずは友達から」とよく言いますが、友達の輪を広げることはとても大切なことです。

新しい友達は、新しい世界を見せてくれます。そしてそれは相手にとっても同じことです。

自分が持っている世界も、それを知らない人から見ればとても魅力的かもしれません。
そうやって少しずつ、心が自由に動けるように環境を整えてあげましょう。

⑤ 完璧な男性を求める

結婚したい三十路の人にあまりオススメできないのが、相手に完璧さを求めることです。

10代の頃には「こんな人に出会えたらいいな」と王子様のような人を思い浮かべている人もいるでしょう。

夢を見るのは心を豊かにするうえで大切なことです。でもその夢を叶えるには、自分も努力しなくてはいけません。

10代の頃には恋愛に関わらずいろいろな夢を持ったりします。それを叶えるために、周りの大人が手助けをしてくれることもあるでしょう。

20歳を過ぎて大人になっていくと、自分の力で何かを成し遂げることを学んでいきます。

そして何かを成し遂げるには、相応の努力が必要なことを知っていくのです。
相手に完璧さを求めるのなら、自分も相手にとって完璧でなければいけません。

お互いに完璧な王子様とお姫様を演じる必要が出てきます。それは恋愛をしているときは可能かもしれません。

しかし結婚する上ではとても難しいことではないでしょうか?
口に出して言わなくとも、あなたの中に相手に何かを求めすぎている心はありませんか?

相手に求める要素をひとつずつ減らしていけば、その分「あなたの王子様」が見つかる可能性は上がっていきます。

完璧ではない部分を補い合えば、それだけで結婚生活は楽しくなっていくでしょう。

⑥ 一人で生きていく覚悟?

結婚したい三十路の人がある日突然、その意欲を失ってしまうときがあります。
その原因は、なぜか心に沸き上がる「私、一人でも生きていける。」という自信めいた気持ちです。

日本でも女性が生涯にわたって働き続ける環境が少しずつ出来ていることや、価値観の多様化に伴って、必ずしも結婚やそれに伴う退職を迫られることはなくなってきています。

そんな環境にいながら長らく恋愛から遠ざかっていると、何かを悟ったような気持ちになってしまうことがあります。

経済的にも精神的にも自立していれば、確かに一人で生きていくこともできるでしょう。

毎日気楽に過ごせますし、自分の稼いだお金も自分のために使うことができます。
しかし、それで本当に一生幸せでいられるかはわかりません。

三十路というのは、まだまだ気力も体力も充分に備わっている時期です。
加えて、経済的な不安もなければ人生そのものに不安を感じることもないかもしれません。

しかしやがて年をとると、気力も体力も落ちていく人が多いものです。
さみしさを紛らわすためではなく、年をとってからも笑顔で過ごすために、パートナーが必要なのではないでしょうか。

結婚したい三十路の人がおちいりやすい罠をまとめてみました。思いが強いからこそ、それが空回りしてしまうことは誰にでもあります。

かっこよく生きようとせず、肩の力を抜いていきましょう。そうすればあなたの魅力を分かってくれる人は必ず現れてくれます。

その人が現れたときに、自信をもって向き合うためにも、毎日の生活を充実したものにしていきましょう。