恋人と旦那の違い理想の結婚相手を選ぶポイント
よく巷では「恋愛と結婚は別」ということも言われ、恋人として完璧な人であっても結婚相手としては向いていないということがあります。
今回は、恋人と旦那の違いについてご紹介します。
①恋人にいい人
恋人と旦那の違いのうち、まずは恋人について見ていきましょう。
恋人とは恋愛関係にある人のことを言います。
恋愛とは「男女が互いに相手をこいしたうこと。また、その感情。こい」(出典:広辞苑)を指すように、ある二人が出会い、お互いに好き合い、その思いが双方向に通じ合っている相手が恋人なのです。
どんな人が彼氏に良いのでしょうか。
相手を好きになる理由としては、容姿が自分の好みなど相手への憧れの気持ちがきっかけとなる人がほとんどです。
彼氏が理想的なルックスの人の場合、彼を見ているだけで毎日楽しいですし、中には「私の彼氏はこんなにかっこいいのよ」と周りに自慢する人もいます。
また、自分の気持ちを満たしてくれる人も彼氏に向いています。
例えば、自分が「好き」と言えば同じように言葉や気持ちを返してくれるような情熱的な人であったり、自分の望みを何でも叶えてくれるような優しさを持っている人であったりです。
このように、恋人と旦那の違いとして、恋人は自分の理想や要望を満たしてくれる人という特徴があるのです。
②旦那にいい人
次に、恋人と旦那の違いのうち結婚相手はどうでしょうか。
彼氏にいい人の特徴と見てみると、自分の気持ちを満たしてくれますし、毎日幸せに暮らせそうなので、結婚相手としても良さそうと考える人もいるでしょう。
では、視点を変えて、恋愛関係と結婚の違いは何か、ということを考えてみると、結婚には責任や覚悟が伴います。
もっと具体的に言うと、同じ相手とこれからずっと一緒に過ごしていくということや、二人で家庭を築いていくことです。
恋人に良い人の特徴にあるように、自分の理想や要望を満たしてくれる人であれば、これらの要素も難なくクリアしてくれそうですが、実際に結婚してみたら、顔は好みだけど生活スタイルや考えなど価値観が異なっていたり、家庭を築くうえで必須の経済力が無かったりということがあります。
もちろん価値観が違う相手でも自分が受け入れられれば問題ないですし、経済力が無い相手でも自分が稼ぐことで結婚生活を送ることはできますが、長い結婚生活の間では人によっては、「自分ばかりが我慢している」「自分だけの負担が大きい」と不満に感じることもあるのです。
このような事態に陥らないためにも、どちらか一方が無理して頑張る関係性は避けた方が良く、幸せな家庭を築くために二人で何が出来るのかを考え、実行していける関係がベストです。
これらを踏まえると、恋人と旦那の違いとして、お互いに協力し合える関係を築ける人というのが旦那として良い人と言えます。
③恋人は将来がない存在
恋人と旦那の違いについて大まかな特徴をご紹介していきましたが、「今の相手とこのまま結婚まで進めていいのか」と悩んでいる人や、「恋愛もしたいけど結婚相手として適している人と付き合いたい」という人は、どんなことに注意して恋人を選べば良いのでしょうか。
それは将来性です。
将来性とは、将来結婚した時に一緒に家庭を築ける相手かどうかということですが実際に結婚して一緒に住んでみないと分からないこともあります。
恋人関係の時に将来性があるかどうか知るためにチェックすべきことは、結婚に真剣に向き合ってくれるかどうか、浪費癖が無いかの二点です。
結婚の話をはぐらかしたり、「今は仕事が忙しいから」など何かと理由を付けて結婚に向き合わなかったりという人は、結婚について真剣に考えていない可能性があります。
相手と単純に恋愛関係を楽しみたいのであれば問題ないのですが、結婚相手として考える時には、結婚に対する姿勢を見極めましょう。
二つ目の浪費癖は、結婚生活を送るうえで重要です。
お金があればある分だけ散財してしまう人は将来設計が出来ない人が多く、結婚しても家計を火の車にしてしまう可能性があります。
また、自分のことばかりにお金を使い、相手には一銭も使わない人の場合は厄介です。
ケチな人ということであればまだ我慢はできますが、例えば妻が育休期間中で働けない場合にも家庭にお金を入れてくれないほどにケチな人もいて、それはいわゆる経済DVに発展する可能性もあります。
このように、相手が結婚相手としてどうかを判断するには、恋人と旦那の違いの特徴を知る他に、将来性があるかどうかも恋人関係の時にきちんとチェックした方が良いのです。
④旦那は長く一緒にいる人
恋人と旦那の違いに関連して、恋人関係の時にチェックしたいことは将来性の他にもあります。
それは相手とずっと一緒に居られるかということです。
②でもお伝えしたように、結婚生活では同じ相手とずっと一緒に過ごすことになります。
相手が自分の好みのタイプで好きになり付き合ったとしても、「自分の好みが変わり相手の顔が好きでは無くなった」ということや、「付き合っていくうちに気持ちが冷めてしまった」という経験はありませんか。
好みが変わりやすい人や、熱しやすく冷めやすい人は特に要注意です。
恋人であれば、気持ちが変わっても別れを告げて、新しい恋にスタートを切れますが、結婚はそうはいかず、旦那への気持ちが無くなったから離婚するということは簡単ではありません。
もし相手との結婚を考えるのであれば、「自分の好みが変わったらどうか」、「年齢と共に相手の容姿が変わったらどうか」など長く一緒に暮らすことも踏まえて冷静に考える必要があります。
また、見た目以外にも、相手の習慣や価値観などはどうかという視点も大切です。
デートの時にしか会わなかった恋人時代とは違い、結婚では朝から晩までずっと一緒に居ます。
相手のふとした仕草や言動など、気になるところがあるとストレスになり結婚生活が破綻する理由にもなり得るのです。
⑤恋人と旦那の大きな違い
ここまで恋人と旦那の違いとして、それぞれの特徴や、結婚相手を選ぶうえで注意して頂きたいポイントをご紹介してきました。
改めてまとめると、自分の欲求や感情を満たしてくれる相手を恋人として選び、一方で旦那は協力し合える関係を築ける人を選ぶ方が良いと言えます。
恋人と旦那の違いを知ると、特に婚活している場合は、結婚相手として向いている人に条件を絞り、ターゲットを明確にして出会っていくことが結婚への道のりも早くなります。
恋愛と結婚は別として恋人の過程を省略することで、効率的な婚活を目指すこともできますが、恋人と結婚相手を切り離さずに、結婚まで進める方法もあります。
それは、恋人を結婚相手としてステップアップさせるために、前述の「将来性がある人か」
「長く一緒に居られる人か」というポイントを抑えるという考え方です。
そもそも将来性がなく、長く一緒に居るのも難しい恋人の場合は、早々に見切りをつけた方が良いですが、この考え方を知っていれば、恋愛を楽しみながら結婚へのステップを徐々に進めて、大好きな恋人を結婚相手として繋げることも十分に可能なのです。
恋人と旦那の違いを知っていると、恋人としてベストな人、結婚相手としてベストな人を選ぶことができます。
また、結婚まで最短距離で進むのか、恋愛の段階を踏んで結婚に進むのかというように、結婚までの方法についても二つの選択肢を持つことができますので、ぜひ参考にしてみてください。