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恋人との冷却期間が必要な時は距離を置くこと! 

恋人との冷却期間が必要な時は距離を置くこと! 

別れるわけじゃないけど、恋人から冷却期間を設けたいと言われると、多くの人が
ギョッとすることでしょう。

この冷却期間は本当に必要なのか、どんな意味や効果があるのかをご紹介していきます。

① 冷却期間とは「距離を置くこと」

カップルの関係が良くないときに、しばらく恋人と距離を置いて自分なりに考えを
まとめたり、頭を冷やしたりする期間のことを「冷却期間」といいます。

この冷却期間中は、物理的な距離ももちろんですが、電話やLINEなどで連絡を
取り合わないことも含めており、恋人から離れてとことん「恋人とのこれから
について」を考えます。

しかし、冷却期間についての考え方は男女で差があり(詳細は後述します)、冷却期間は
欲しいと恋人に言うことで、ひと悶着起きることもあります。

一般的そして表面的には冷却期間とは「恋人と距離を置くこと」とされていましが、
中には距離を置くというよりも本当は別れるつもりであったり、ただ本当はその
つもりはなかったのに衝動で口走ってしまったりしただけだったというケースも
よくあるものです。

本来の意味で冷却期間を設けるというのであれば「一旦距離を置いて、お互この先の
ことをよく考えてみよう」という期間のことを言います。

② 険悪な関係のときほど冷却期間は必要

人によっては「冷却期間なんて必要ない!」「不満があるならとことん話し合うべき」と
いう人もいることでしょう。

上手くいっていない関係の状態で恋人と距離を取ったら、どんどん関係が悪くなって
いってしまうので、早く解決したいという気持ちもわからなくはありません。

しかし、これまでどれだけ話してもどんどんこじれていくばかりで、ここで無理に
話し合いなどをしても余計に悪い方向に行ってしまうだけです。

冷却時間を設けることで、なんでこんなに険悪な関係になってしまったのかを客観的に
考えることができますし、一旦恋人と離れてみて「この関係を続けていってもいいのか」
と真剣に考えるためにも、冷却期間は必要なものです。

③ 冷却期間は別れの前提であることが多い

恋人たちには時には冷却期間も必要ですが、中には「別れの前提」として冷却期間を
設ける人もいます。

本当はすぐにでも恋人と別れたいのだけど「突然別れを告げて恋人が逆上したら
イヤだな」「別れ話が長引いて面倒だから、距離を置いてそのまま自然消滅したい」
などの自分勝手な理由から、表面的な冷却期間を設けようとするのです。

また、本格的な別れ話をしたいけど「今は相手が冷静ではない」「今は相手を納得
させられるような話ができない」というときにも、別れを前提とした冷却期間を
設けようすることがあります。

ケンカをして恋人が興奮状態だったり、出来るだけ言葉を選んで傷つけないように
別れたいけど、どう話せばいいのか悩んでいたりするときは、一旦距離を置いて
から別れ話の出直しをすることも必要です。

別れの前提の冷却期間を聞くと、不誠実なような感じもしますが、人それぞれの
恋の終わらせ方があるし、時にはそうするのが必要になることもあるのでしょう。

④ 冷却期間を経て元に戻ることもある

先ほどは冷却期間は別れの前提というお話をしましたが、ちゃんと冷却期間を経て
元の関係に戻れるカップルもたくさんいます。

本来であれば冷却期間とは2人の関係を見つめなおす、険悪になった関係をクール
ダウンするための期間なのです。

恋人との関係をより良くするために距離を置くのですから、それぞれの問題が解決
したらまた元に戻るのが理想の冷却期間というものでしょう。

しかし、中には「本当に元に戻れるの?」と不安になって、冷却期間中なのに恋人に
やたら連絡をしたり、何の予告もなくいきなり会いに行ったりしてしまう人もいます。

恋人はしっかりと2人の関係を考え直したら元に戻るつもりだったのに、そんなこと
をされたら気持ちが冷めてしまって、本当に別れてしまうこともあるでしょう。

冷却期間を経て元に戻りたいのであれば、距離を置いているときは余計なことをせずに
冷却期間が終わるのを待ちましょう。

⑤冷却期間の効果はどんなものがある?

冷却期間を設けることで、様々な効果を得ることができます。
例えば、冷却期間を経ることで「より恋人のことが好きになった」「相手の大事さが
わかった」という人が多いです。

距離を置いて恋人のことを色々考えていると、忘れかけていた好きだという感情や、
一緒にいたいという気持ちを思い出すことができるでしょう。

そんな気持ちになれたのであれば、冷却期間の効果は抜群と言えます。

また、冷却期間を設けたことで「お互いに思いやりを持てるようになった」という
カップルもいます。

距離を置くほどの仲であったのなら、冷却期間を設ける直前はかなりトゲトゲして、
お互いのことを思いやれないような状況だったでしょう。

しかし、距離を置いて冷静になることで「自分にも悪いところがたくさんあったな」
「もっと優しくすれば仲良くできたのにな」と、お互いに反省することができるのです。

こうした有意義な冷却期間を経たカップルは、より強い絆で結ばれることでしょう。

⑥男性は冷却期間中に1人で冷静に考えたい

ひと言で冷却期間と言っても、その考え方は男女でとらえ方や考え方が異なります。

男性の場合は、一旦しっかりと距離を取って、恋人との関係を1人で冷静に考えたいと
思って冷却期間を設けようとします。

「そんなの2人でいても考えられるでしょ」と女性は思うものですが、男性は1つの
ことをとことん集中して考えたいと思う人が多いので、恋人とこれまでどおり
付き合いながら「今後、恋人とどうすべきか」と考えるのが難しいのです。

本気で別れたいと思っていたら、冷却期間を設けずにすぐに別れを告げること
でしょうが、冷却期間をと言っているうちは、まだ恋人に愛情が残っています。

もし恋人が「冷却期間を置こう」と言ってきたら、素直に受け入れてあげるが
ベストでしょう。

⑦女性は会いたくないので冷却期間を設ける

女性の場合、冷却期間が欲しいと言い出すのは「恋人に会いたくない」と感じたから
であることが多いです。

ケンカをしたり意見が合わなかったりで感情的になると「もう顔を見たくない!」
「話したくないから帰って!」と、恋人と会いたくないという気持ちが強くなります。

この「会いたくない」という気持ちが鎮まるまで距離を置くことを、女性は冷却期間と
することが多いのです。

しかし、冷却期間を申し出られた男性は「これは別れの前兆だ」と誤解してしまう人も
いるころでしょう。

本当は自分の感情が落ち着いてから元に戻ろうと思っていても、感情で冷却期間を設けよ
とするといつの間にか恋人が離れていったなんてこともあります。

冷却期間は、恋人たちが今後より良い関係を築くために必要だったり、別れの前兆
だったりと、色んな意味や使われ方があります。

また、女性と男性では冷却期間の考えが違うこともあるので注意しましょう。