お見合いの年の差は年齢で判断しないのがうまくいくコツ


                                               


お見合いの年の差は年齢で判断しないのがうまくいくコツ

お見合いではある程度、相手に求める「条件」を出すことができます。
年収であったり、職業であったり、年齢だったり、それは人それぞれです。

ただ「年齢」で相手を絞り込んでしまうと、お見合いでは
うまくいきにくいかもしれません。

なぜうまくいきにくいのか、年の差はどうすれば良いのか、
今回はお話ししていきたいと思います。

①年齢は何歳差まで大丈夫

まずはじめに、何歳差まで大丈夫と考えるでしょうか。
前後2歳なら、年上なら大丈夫、色々あるでしょう。
その気持ちは一向に構いません。

色んな理由があって、何歳差まで、と決めているでしょうから。

しかしながら、「なんとなく」あまり年の差がない方が良い、
などと考えているのならば考えを改めたほうが良いかもしれません。
そのほうが「お見合いがスムーズにいくから」です。

年の差というのは一見、条件にいれてしまうほど重要なものに思えるでしょう。
ですが、社会人になってしまえば歳の差なんてそんなに関係なくなるものです。

ましてや年の差があるからといって結婚してからも「年上」「年下」を
気にすることはないでしょう。(気にする人も中にはいるかもしれませんが……。)

自分で「何歳差までなら」と囲わないほうが、
お見合いで良い人に巡り合える確率が、グッと上がると思います。

②年が近い人だけを希望すると難しい

お見合いで年が近い人だけを希望する人も多くいるようです。
ですが考えてみてください。

今自分が32歳だとして。2歳年上までなら、と決めたとします。
すると同じお見合い紹介所の中にその年齢に当てはまる人が、
はたしてどのくらいいるのでしょうか。

ましてや「2歳年上までだったら誰でも良い」わけではないでしょう。
そこから、自分と「相性の良い人」を探していくわけです。

とすると、確率はかなり低くなることが容易に想像できるのではないでしょうか。

③年の差婚はうまくいく?

それでも
「年の差結婚ってうまくいきそうにない」という意見も……。
実際にお見合いを経て結婚した人の中には
男性35歳 女性39歳
男性37歳 女性29歳
男性37歳 女性32歳
など年の差結婚をされた人もたくさんいらっしゃいます。

その方たちに共通するお話は
「年の差はお見合いをしてデートを重ねる頃には気にならなくなった」
「同年代の方が話が合うと思っていたけれどそうでもない、年は関係ない」
「年の差結婚ではあるけれどあまりそう実感しないほど自然」
など、みんな年の差はあまり気にならないそうです。

それよりも話が合ったり、趣味が一緒だったり、一緒に居る空気感が落ちついて
癒されることなど、のほうが年齢よりもよほど大切なことなのかもしれません。

④年数が経つと歳の差はなくなる

先ほどの人たちはすでにデートで年の差を気にしなくなった、と言っていましたが、
結婚してから年数が経つとなおさら年の差はなくなる、と思う人が多いようです。

お見合い時、男性44歳、女性34歳だったカップルは付き合って1年で結婚し、
今結婚4年目だそうです。

今でも夫婦仲良く出かけるそうですが、年の差など気にならなくなったそう。
むしろ、女性の方がしっかりとリードしている印象を受けるほどでした。

ご本人たちも結婚生活が続くほど、年の差は気にならなくなり、
話題に挙がることも少なくなったそう。

ふたりで過ごす時間は年齢の差を感じさせなくするようです。

⓹男性40代、20代の若い子だけを希望すると結婚できない

お見合いをしている男性の中には「絶対に相手は20代が良い」と
条件を絞って探す人もいます。ほとんどの場合が結婚に至っていません。

これは20代だけ、で絞っているからです。

例えば20代~30代、で絞っていればそうはならないでしょう。
ですが20代ということに捉われすぎて、自分で範囲を狭めてしまっているのです。

それでは結婚どころかお見合いからデートにいくのさえも難しいでしょう。
20代の女の子が男性40代を希望する例はほとんどといっていいほどありません。

⑥女性で歳の差の近い人だけを希望すると結婚できない

女性でも同じです。
同じくらいの年を希望していると、せいぜい前後2歳まで。
これも自分で範囲を狭めてしまっているのです。

学生時代、1つ上の先輩に憧れをもったことはありませんでしたか?
ですがいざ自分がその年齢になってみると、憧れていた先輩のように
なれていない気がしたものです。

1つ上の先輩、というフィルターがかかっているだけで、対して変わらないのです。
社会人になって数年経つと、年齢を気にすることも少なくなるでしょう。

さらには「この人、自分の1つ年上だったのか」と気づかされることもあると思います。
自分が思っているよりも年の差は、
あまり影響されるべきところではないのではないでしょうか。

33歳の女性も今まで年上の男性とお付き合いしてきましたが、
その度に「年上なのに」と頼りない一面を見てガッカリすることも多かったようです。

その為お見合いでは「同い年」で絞ることで対等に話ができると思い、
希望していました。

しかしお見合いをしても合う男性は現れず。
アドバイスをもらい思い切って年齢の希望を出さないことにしました。

彼女はとても不安でした。自分よりも年の離れた人が来たらどうしよう、
と考えていたからです。

希望を出しなおしてから割とすぐお見合いが決まりました。
39歳、彼女より6つ年上の男性と、でした。

その時点で彼女の中では「今回はお断りしよう」と思っていたそうです。
なぜならば、
「話題に困る」「話があわなそう」「価値観が違いそう」と思ったからです。
ただお見合い自体しばらくできていなかったのもあり、
「とりあえず」という気持ちで会ったと言います。

実際に39歳の男性と会ってみて……。
意外とお見合いの時間が早く過ぎ、大した共通の話題はないのに苦痛ではなく、
もう一度会ってみても良いかと思えたそうです。

それからデートは数回にわたり、彼女は今その男性と交際しているそうです。
まだ知り合ったばかりですぐに結婚、というわけにはいかないそうですが、
結婚において、そしてお見合いにおいて「年齢は全く関係ない」と思えたそうです。

年齢が違うから何かが違う、そう決めつけてしまっては非常にもったいない、
ということでしょう。

現に年齢でくくらずにお見合いをした人の多くが、
次につながるお見合いになっている、というデータもあるくらいです。

相手を判断する一つの材料として年齢を考慮するのは良いですが、
「年齢だけ」で判断しては、うまくいくものもいかない、ということでしょう。

もし「最近お見合いがうまくいかないな」と思っている人は、
もう一度条件をを見直してみて下さい。

そしてそこに「年齢」があるのなら、一度取っ払って
相手と向き合ってみるのも良いかもしれません。