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結婚生活の明暗を分ける? 結婚生活の8つの心得

 

結婚生活の明暗を分ける? 結婚生活の8つの心得

結婚と聞くと誰しもが幸せなイメージを抱くでしょう。

でも、一方で「自分はちゃんと結婚生活が送れるか。」と不安に思う人もいます。

今回はそんな不安を取り除く結婚生活の心得をご紹介します。

①長い人生を一緒に過ごす相手

結婚生活の心得を知りたいと考えている人は、結婚に対して何かしらの不安を抱えています。

そのうちの一つとして挙げられるのが、「これからずっと一緒に過ごせるか。」ということです。

結婚とは、他人同士が出会い一生を添い遂げることを約束するものです。

「大好きな相手なので、年を取ってもずっと一緒にいたい。」という気持ちがありながらも、本当に何十年も一緒に生活できるのかという不安もあるでしょう。

特に自分で惚れやすい性格だと自覚している人の中には、「これから先、別に好きな人ができるかも。」と、結婚相手を一生好きでいられるか自信を無くしてしまう人もいるかもしれません。

でも、ここで考えて頂きたいことは、なぜその人と結婚するのか、ということです。

これまでにも、好きになった人や素敵な出会いがあった中で、今の相手を結婚相手として決めたには他の人には感じられなかった魅力など、結婚の決定打となることがあったはずです。

長く結婚生活を続けていると、いわゆるマンネリ化してしまい、「何でこの人と結婚したのだろう。」「他の人を選べばよかったかも。」と、自分の選択を後悔することもあるかもしれません。

でも、そんな時こそどうして結婚をしたのか、そのきっかけや気持ちを思い返すことが結婚生活の心得として大切なのです。

②尊敬・尊重できる相手

結婚を決めた時の気持ちや相手を選んだ理由などが結婚生活の心得として重要と分かりましたが、「そもそも結婚相手としてはどんな相手がよいのか。」の悩んでいる人もいるのではないでしょうか。

確かに、結婚生活は長年相手と一緒にいるということを考えると、好きという気持ちだけで結婚するのは危険な気もします。

相手を好きと思うことは、結婚にはとても大切ではありますが、プラスアルファとして「尊敬・尊重できる相手か。」ということも大切にしてください。

結婚生活に限らず、尊敬する人というのは憧れの存在であり、その人が話すことや考えには興味を抱くものです。

「もっと相手のことを知りたい。」と、相手の話をよく聞こうとするので自然とコミュニケーションも増えます。

また、「こんな考え方もあるのか。」と、自分の知らなかったことを知れる喜びもあります。

ここで注意ですが、結婚相手として自分より優位な人を選ぶと言っているわけではなく、夫婦は対等の立場と言うことは覚えておいてください。

お互いがフラットな関係ながらも、自分とは違う部分など少しでも「この人はすごいな。」と思える相手であれば、その先に続く結婚生活でも相手への興味を失わず、相手の意見や考えに刺激を受けることができます。

ずっと長年一緒にいる相手だからこそ、好きという感情だけでは決めずに、尊敬・尊重できる相手を選ぶことが結婚生活の心得の1つなのです。

③生活の中で挨拶礼儀を忘れない

結婚生活の心得のうち、相手を選ぶ判断材料としてもう少しご紹介します。

結婚生活だけではなく、交際期間にも当てはまることですが、「相手の嫌な部分」として挙げられることの1つに、「人に対する横柄な態度」というのは聞いたことがあるでしょうか。

例えば、「食事していたお店の店員への態度が偉そう。」などです。

特にお酒を飲んでいてリラックスしている時などに、相手のそんな態度を知ることがあります。

「好きな相手なので、自分にだけ優しくしてくれたら良い。」と思う人もいるかもしれませんが、他人への気遣いができることは人として大切で、その気持ちを形として表したものが挨拶や礼儀です。

簡単な挨拶であっても十分なコミュニケーションですし、挨拶をされるとされた側も気持ちが良いものです。

また、礼儀とは相手を敬っていることを示す方法の1つでもあり、礼儀正しい人は誠実な印象を受けます。

このように、挨拶や礼儀は些細な言葉や態度であっても、他人に対してどう思っているかを表現する大事な方法であり、受け手側にも影響を与えるものです。

これは結婚生活にも言えることで、挨拶してくれるかどうかによって、相手が自分とコミュニケーションを取りたいと思っていることの表れになります。

また、恋人や夫婦であっても礼儀ある相手は、自分を敬い尊重してくれると実感できます。

挨拶や礼儀と言うのは、当たり前のことであるかもしれませんが、そんな当たり前のことを体現でき、他人への気遣いを忘れない素敵な人を選ぶということも、結婚生活の心得として大切です。

④相手を大切に思う心

ここまでは、結婚生活の心得のうち、どんな相手を選べばよいのかということを中心にお話をしてきました。

ここからは、相手ではなく自分にとって大切なことをお伝えします。

まずご紹介したいことは、相手への気持ちです。

先ほど、結婚生活の心得として尊敬・尊重できる相手ということをお話しましたが、これは自分自身でも意識して頂きたいことであり、それに加えて相手を思う心を大切にしてください。

結婚相手ですので、好きという気持ちがあるのは当然ですが、これまでは単に「自分の気持ちを相手に伝えたい」「誰にも相手を取られたくない」というような、自分本位な気持ちが強かったことでしょう。

でも、結婚を考えた相手というのは、「相手にも幸せになって欲しい」というように相手の幸福を願える存在ではないでしょうか。

そのように、相手のことを心から思える気持ちがあれば、相手を敬う気持ちも自然に芽生え、お互いに尊重し合える関係が築けるはずです。

⑤会話の大切さ

結婚生活の心得で自分自身でも意識して欲しいこととしては、コミュニケーションもあり、「結婚してから会話が減った。」という声が多くあります。

長年一緒にいる夫婦ですので、言葉を交わさずとも気持ちが通じ合えることは羨ましいことで決して悪いことではありません。

でも、夫婦の中には言葉なしでは通じ合えず、やはり会話が大切と実感している人も多いことでしょう。

お互いに分かり合っている間柄なので、全てを言わなくても何となく相手の気持ちが分かるでしょうが、相手の言動には全て意味があります。

なぜその発言や行動をするのか、背景や目的は相手のみが知るところで、相手のことが分かったつもりでも見当違いなことも多々あります。

もし自分の誤った解釈で事を進めてしまうと、相手の意に反するようなことになり、喧嘩に発展なんてこともあるかもしれません。

そのような喧嘩を避けるためにも、相手の考えをよく聞くことは大切だと言えます。

結婚をすると「言わなくても通じるだろう」と思い、会話を疎かにしてしまいがちですが、結婚生活の心得として会話の大切さも忘れないでください。

⑥親戚との付き合い方

結婚生活の心得として、自分自身も気持ちや、どんな相手と結婚するかということも重要ですが、結婚すると避けて通れないことがあります。

それは、相手の家族や親戚との付き合いです。

相手の家族は、結婚前にも何度も顔を合わせており、比較的コミュニケーションがとりやすいでしょう。

でも親戚はどうでしょうか。

結婚前から親戚と付き合いがあったという人は少なく、結婚式で初めて会い、そこから付き合いが始まったという人もいます。

普段の生活を送るうえでは親戚はあまり関係ないですが、お盆や年末年始など実家を訪れる際には親戚付き合いが必須になるご家庭もあるでしょう。

また、年賀状や暑中見舞い、お中元やお歳暮など、季節柄の行事についてもどう付き合うかご家庭によって対応が別れるところです。

そのような時期にならないとなかなか話し合う機会はないかもしれませんが、親戚とどうつきあっていくのかなどを予め早い段階で決めておくと、後々に困ったり意見が食い違ったりという事態を避けることができます。

親戚との付き合いとは、恋人同士の時には気に掛けたこともなく、夫婦ならではの悩みかもしれませんが、結婚生活の心得として事前に話し合い決めておくことをお勧めします。

⑦スキンシップの大切さ

先ほど会話の大切さをお伝えしたように、結婚生活の心得では二人の関係性が重要です。

相手の意見や考えを聞くコミュニケーションの大切さは既にご紹介の通りですが、いつまでも忘れないで頂きたいことは、スキンシップです。

スキンシップは、肌と肌の触れ合いですが、単純に相手のぬくもりを実感できるだけではなく良好な関係を築く手助けになると言われています。

その理由としては、スキンシップをする(肌と肌が触れあう)ことで、人はオキシトシンという愛情ホルモンを分泌し、そのホルモンによって人は幸せを感じやすくなるのです。(出典:カップルズ https://couples.jp/media/skinship-torikata68482/)

出会った当初はお付き合いしたての頃は、相手への気持ちが強く、「相手と離れたくない」「常に触れていたい」と思っていた人も多いでしょう。

でも、そんなラブラブ期を過ぎると気持ちも落ち着き、相手とのスキンシップを求めなくなる人もいます。

これは結婚生活も同じで、一緒に生活をしているうちに、または子供が生まれて子育てを頑張っているうちに相手とスキンシップを取る機会が減り、いつしか全く無くなってしまったという夫婦も多いです。

一度スキンシップをしなくなってしまうと、いざ改めてスキンシップをしようとしても照れや恥ずかしさがあり、なかなか以前のようにはできないものです。

そのような時は、TVを見ている時に隣に寄り添って座ってみる、相手にマッサージをしてあげる、などお家でできることをさりげなく始めてはいかがでしょうか。

スキンシップというと、手を繋いだりキスをしたりを思い浮かべるでしょうが、それではハードルが高いと言う人もいるはずです。

初めから高い目標を設定するのではなく、周囲の目を気にすることなく自分にとって始めやすいことから実践してみることが結婚生活の心得として大切なのです。

⑧自立したフラットな関係

結婚生活の心得を色々とご紹介してきました。

これらの心得を読んで、結婚生活に漠然とした不安を抱いていた人も、自分は何に不安を抱いていたのか少しずつ明確になってきたのではないでしょうか。

今回最後にご紹介したいことは、自立ということです。

結婚生活は、元々は他人同士が出会い結婚することでスタートし、常にお互いが助け合い成長していくイメージがあるでしょう。

相手が困っている時、辛い時に力となり、二人が協力して生きていくことは結婚生活でとても重要です。

支え合う関係というのを誤って捉え、相手に頼りすぎてしまったり、逆に自分だけが頑張ったりする関係にならないよう注意してください。

繰り返しになりますが夫婦というのは、どちらが優位だということはなく、あくまでもフラットな関係です。

夫婦が平等でいるためには、まずそれぞれが1人の人間として自立している必要があります。

これがどちらか一方が自立していないと、精神面または物理的にもう一方に頼り、フラットな関係が崩れる要因にもなります。

一方が優位に立った夫婦関係と言うのは、主導権がある方に相手が付いていくので上手く行くように見えます。

でも、どちらかが上という関係性では、これまでお話ししてきた、相手を敬う気持ちは一方通行になり、挨拶や礼儀という面では、優位に立つ人が相手を無下に扱うきっかけになるかもしれません。

このように、結婚生活の心得となることを実践するには、平等な夫婦関係であるか否かが影響し、そのような関係を築くための第一歩として自立が必要なのです。