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結婚するのに年齢は重要!結婚と年齢5つの理由

結婚するのに年齢は重要!結婚と年齢5つの理由

婚活をしている皆さんは、何をきっかけに婚活を始めたでしょうか。

中には「もう○○才だし」と年齢を理由に結婚を考えた人もいるでしょう。

今回は、結婚と年齢の関係性などについてご紹介していきます。

①結婚できる年齢は

結婚と年齢は切っても切り離せない関係にあります。

なぜ結婚と年齢は関連性があるのか、また、その理由を知るには、二つの視点から考えてみましょう。

まず、一つ目の視点は結婚できる年齢についてです。

日本の現在の法律では、「婚姻に関して、我が国では、男は満18歳に、女は満16歳にならなければ、婚姻をすることができない」とされています。(民法第731条)

(注:2018年の改正公布により、2022年4月1日から男女ともに満18歳に統一される予定。)

なぜ、男性と女性で結婚できる年齢に差があるのかというと、その理由は以下の通りです。

婚姻は、社会の基礎的単位である家族を新たに形成する行為であるから、ある程度の成熟に達していない者には認めるべきでなく、それゆえ、法律は,婚姻に必要な成熟に達していないおそれのある若年者の婚姻を一律に禁止している。

しかし、男女の間には、肉体的・精神的側面において、婚姻に必要な成熟に達する年齢に差異がある。(出典:外務省HP「結婚における法律上の男女間の差異」https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jido/0111/11a_016.html )

②結婚したい年齢

結婚と年齢の関係について、二つ目の視点は、自分が結婚したいと思うタイミングについてです。

冒頭でもお話ししたように、人によっては「自分が○○才になったら」と、年齢を理由に結婚を意識する人もいます。

前述のとおり、日本の現行法では男性が満18歳、女性は満16歳にならないと結婚ができないとされています。

これらの最低年齢で結婚する人ももちろんいますが、それ以上の年齢で結婚をする人がほとんどです。

法律では結婚してもOKなのに結婚しない理由としては、「まだ理想の人に会えていない」「もっと自由に恋愛したい」という人もいるでしょう。

もしくは、「もう少し仕事を頑張りたい」「自分をもっと成長させたい」など、結婚して家庭を築くこの責任を果たせる年齢を考慮して、結婚したい年齢を決めている人が多いのです。

③結婚適齢期の年齢

ここまでは、二つの視点から結婚と年齢について見てきました。

加えてお伝えしたいのは、結婚適齢期についてです。

結婚適齢期とは、「男女が結婚するのに適切とされる年齢範囲のこと」を言います。(出典:Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%90%E5%A9%9A%E9%81%A9%E9%BD%A2%E6%9C%9F

法律の観点から言うと、結婚適齢期は男性が満18歳、女性が満16歳という見方もありますが、一般的に使われる結婚適齢期はそれらの年齢より高い場合が多いです。

例えば、就職して仕事に慣れてきた25歳頃を結婚適齢期という人もいれば、もっと仕事が安定してキャリアアップなど将来も具体的に見えてきた30歳頃を指す人もいます。

女性については、子どもを何歳で産みたいか、自分が何歳の時に子どもが成人するのが理想かなど、出産と育児を理由にそれを基にして結婚に適した年齢を考える人もいます。

ひと昔前であれば、大学を卒業して数年後の25歳前後で結婚ブームの波があると言われていたり、20歳そこそこで結婚して子供を持つことがスタンダードと考えられたりする時代もありましたが、現在は決してそうでありません。

このように、一般的な結婚適齢期とは、一言で定義づけできるものではありません。

人によって結婚したい理由は様々であると同時に、結婚に適している年齢も時代や環境によって変化するものなのです。

④適齢期を過ぎた年齢

それでは、結婚に適した年齢を超えてしまった場合は結婚できないのかというとそうではありません。

結婚適齢期とはあくまでも、個人が結婚したい理由も踏まえて目安とする年齢であり、周囲の人が結婚しはじめた年齢など、環境や時代によって異なります。

人によっては、「そろそろ結婚したら」や「まだ身を固めないの?」と、周りの人から結婚を急かされる場合もあるでしょうが、その場合は気にしてはいけません。

結婚するのは自分ですし、自分の人生なので他人に左右される必要は全くないのです。

但し、婚活をしていると「相手は○○才前後がよい。」「○○才以下の人と結婚したい」など、結婚相手の条件に年齢を想定している人もいます。

自分が素敵と思った人が、結婚相手の年齢について一定の希望がある場合は、年齢が理由となり結婚相手の対象になってしまうこともあります。

結婚相手を幅広く探したい、年齢がネックとならないようにしたいと考える人は、なるべく早めに婚活を始めると良いでしょう。

⑤結婚の年齢が上がっている理由

結婚と年齢の関係性を見てみると、何歳で結婚するのかどうかは個人の自由であり、周囲にとやかく言われる必要は無いものの、年齢が結婚のきっかけだったり、年齢が理由で婚活が上手く行くかどうかに違いがあったりと、やはり結婚と年齢は切り離せない関係と言えます。

更に結婚適齢期については、時代などによって変化しますが、近年は昔に比べて年齢が上がってきていると言われています。

初婚の年齢についてもデータを見てみると、男性と女性も共に年齢が上昇しており、2018年で、夫が31.1歳、妻が29.4歳となっており、1985年と比較すると夫は2.9歳、妻は3.9歳上昇しています。(出典:内閣府「少子化社会対策白書」https://www8.cao.go.jp/shoushi/shoushika/whitepaper/measures/w-2020/r02webhonpen/html/b1_s1-1-3.html

なぜここまで晩婚化が進んでいるのか、その理由はなんでしょうか。

独身者が独身でいる理由を見てみると、「理想の相手に会えない」「まだ必要ではない」「結婚資金がない」などの理由があります。

これらを見ると、独身者は「絶対に結婚したくない」と思っているわけではなく、理想の相手に会えたり、結婚資金が貯まったりと、条件さえ揃えば結婚を考えると言えます。

そうは言っても、出会いの場が少なかったり、働いても満足な収入を得られなかったりとすれば、結婚のきっかけとなる条件が揃わず、条件が整うまでに何年も掛かってしまうという状況もあり、そう考えると結婚の年齢が上昇するという結果に繋がるのです。

結婚と年齢は密接に関わり、また、結婚適齢期は個人の考えや時代によって異なる事が分かります。

一方で、特に婚活の場面では、年齢が結婚相手としてどうか判断材料の一つとされる場合もありますので、早め早めの行動が良いと言えるでしょう。