婚活を始める前に 婚活の市場価値はシビアな現実
婚活というのは、恋愛とは違って婚活市場価値という言葉があります。
恋愛は、自然に出会って自然に惹かれ合うものです。
一方で婚活は、将来の相手を決めるために異性との出会いを求める行動を指します。
なので、婚活において市場価値と呼ばれる異性からの人気度が存在します。
どんな人気度なのか詳しく見てみましょう。
① 婚活の市場価値とは?
市場価値という言葉は嫌な言葉ですが、理想的な異性を探したいと婚活を始める人は
必ず知っておくべきポイントです。
婚活のゴールは結婚です。恋愛との大きな違いとも言えるべき点で、恋愛感情よりも
先に「この人と結婚したら子供が欲しい」とか「安定して結婚生活を送れるか」という
ことを冷静に考えます。
それは、女性だけとか男性だけの問題ではなくて、婚活をしている全員に言えることです。
婚活市場価値は、婚活の場における年齢や年収、容姿など表面的な部分で相手の価値を
見極める基準のことをさします。
② 自分の市場価値を知る
婚活の市場価値は、女性と男性でかなり違います。
女性はわかりやすく、男性の年収と容姿です。
男性からの場合は、女性の年齢が大きな割合を占めます。
婚活で市場価値の高い年齢は20代半ばから30代前半の女性で、結婚した後に家庭に
入って子育てをして欲しいとかある程度社会経験を積んだ大人の女性が良いという
男性が多いので、モテます。
ただ、30代は前半までが勝負で年齢を重ねるごとに市場価値が下がっていくと考えて
ください。
女性は、自分の年齢が上がるごとに出会える男性の年齢も上がり、年々婚活が難しく
なることを理解しておきましょう。
シビアな話かもしれませんが、婚活というのは自分の理想的な相手を探す場所なので、
その点は割り切ることが大事です。
③ 自分と相手の市場価値とのバランス
自分の市場価値を知ることができたら、実は婚活が非常にスムーズに進むものなのです。
でも、市場価値を知ったことで婚活を諦めてしまったり、うまくいかないと感じた人は
必ずいます。
どうして、市場価値を知っているのに、婚活がうまくいかないのか、というと自分が
求める相手への理想と自分の市場価値のバランスが悪いからです。
年収が高くて若い男性と結婚したいと思っている40代の女性が、自分の婚活における
市場価値を知っている上でそのままの理想で婚活を続けていたとしても当然うまく
いきません。
もともと、女性は年収が第一優先される場合が多く、年収が高い男性は市場価値が非常に
高いのでライバルもその分多いです。
ある男性は、20代と40代の女性それぞれにアプローチされたらまずは20代の女性と
やりとりを始めるものです。
つまり、自分が婚活でどのような市場価値があるのかを知っているのに、相手に対して
高い理想を持ち続けることは結局失敗につながります。
相手への理想も少しずつ調整できるような柔軟性が、婚活ではとても大事なことに
なります。
④ 女性の年齢は1歳ごとに価値が変わると考える
婚活において、女性と男性が異性に求めるポイントは違います。
もちろん、容姿というのは将来結婚してから子供を授かることを考えると非常に重要な
部分だと思っている人は多いですが、それ以上に男性が気にしているのは女性の年齢です。
女性は、年収が伴っていたらそこまで年齢を気にする人はいません。
ですが、男性は「結婚したら子供が欲しい」と思っている場合だと、どうしても女性に
対しては「若い人がいい」と思います。
女性の場合は、出産に対してリミットがある程度決まっています。
男性のその程度の認識があるからこそ、子供が欲しいから若い女性としか結婚したく
ないと思う人は当然います。
婚活している女性は、1歳年齢をあがるごとに男性から見ると市場価値が変化していきます。
なぜなら、男性は40歳の容姿が良い女性よりも、30歳の容姿はそこそこな女性の方が
将来的なことを考えると魅力に思うからです。
年齢に対しての意識が男性の方が強いので、例えば33歳に婚活していた時は40歳の
男性からアプローチをもらえたのに、34歳になった途端に40代後半の男性からしか
アプローチされなくなる確率がかなり高くなります。
女性は、年齢を重ねるごとに婚活市場価値が下がり、自分が出会いたい男性との出会いが
どんどん難しくなります。
婚活の場において、50代の男性は少なくなってきます。
やはり、女性は自分の婚活市場価値を考えた時に年齢が重要なポイントなので、婚活の
開始時期をしっかりと考える必要があります。
⑤ 婚活では自分を知ることが大切
市場価値からズレるともう結婚はできないのか?と感じますが、そういうわけでは
ありません。たしかに、年齢や年収によっては出会える相手も限られてしまいます。
自分の婚活市場価値を知らないと、思うように婚活が進まないです。
まず、婚活を始める前にしっかりと自分を知ることが大切になります。
年齢が高ければ、同じ条件の人たちが集まるお見合いパーティーに参加したり、
プロフィールも少し男性受けを意識した設定にするなどして自分が有利に婚活を
進められるような、居場所を探しましょう。
市場価値のことばかりを意識すると、どうしても自分を卑下してしまいがちです。
卑下した気持ちで婚活をしていても、結局婚活はうまくいきません。
自分自身が婚活でどのような市場価値があるのかをよく分析して、自分が婚活
しやすいフィールドはどんなところなのかを検討することがとっても大事です。
⑥ 婚活慣れは市場価値を低める
婚活市場価値は、年齢や仕事によってだいぶ変わってきますが、そのほかにも婚活慣れ
していることも市場価値を下げる結果になります。
婚活をしているのだから、慣れてもおかしくないですが、婚活で出会った人に
「もう◯年婚活しています」と素直に話すのはやめましょう。
婚活慣れしているということは、それだけ誰からも相手にされてこなかったのでは?と
印象づけてしまうので、魅力がないと認定されてしまいます。
通常であれば、継続することはとてもステキなことですが、婚活はスピード感が重要と
いうことになります。
⑦ 婚活を始めたらある一定期間で決める
婚活は、長年続けることは逆にデメリットです。
どれだけ長く婚活を続けていたとしても、だんだん自分の市場価値が下がっていきますし、
最終的にどんな人と結婚したいのかという理想まで見失う可能性が出てきます。
婚活をしようと決めるのであれば、早めの行動もしくは「いついつまでに結果を
出せなければ諦める」と期間を決めた方がダラダラしないです。
婚活は、惰性で続けても結果は残せないので、集中して行動しましょう。
自分の市場価値が下がらないうちに、相手を探すことがポイントです。
婚活の市場価値、と聞くとどうしても不安に感じてしまいます。
自分じゃ無理なのでは?とか市場価値がなかったら婚活は失敗するの?と思うかも
しれません。
でも、そういうわけではなくて、いかに自分を高める場所を探すことができるのか、
ということを考えるために婚活の市場価値を知ることが大事です。