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婚活で持ち家は不利?メリットとデメリットとは

婚活で持ち家は不利?メリットとデメリットとは

婚活をするうえで相手の理想の条件はとても大切なものです。

それらの条件の中で、今回は持ち家のメリットとデメリットをご紹介します。

①持ち家での問題点は

婚活で持ち家の場合、婚活にどのような影響があるのでしょうか。

そのイメージは人によって様々ですが、「相手の持ち家が自分の好みではない。職場から遠い」や、「自分の家があるけど結婚しても住み続けようか迷う」というように、相手と自分どちらが持ち家でも必ず不安要素があるようです。

確かに持ち家というのは、ほとんどの人がローンを組んで購入しますので、賃貸の時のように簡単に引越と言うのも難しいです。

そうなると婚活の時に、持ち家がある人は「今の持ち家をどうするか」ということを考えなくてはなりません。

また一方で、相手に持ち家があるという人も「結婚したら相手の持ち家に住むのか」ということを踏まえて交際を進めていくことになります。

このように婚活で持ち家は、婚活に少なからず影響を与えているのです。

②持ち家は不利?

前項の話を聞くと、婚活で持ち家は良いことが無いと思う人も多いのではないでしょうか。

持ち家がデメリットになってしまう原因の中でも特に2つを見ていきましょう。

デメリットの要因1つ目は、相手に合わないことです。

独身の時に買った家ですので、立地条件や住環境、部屋の仕様など、相手によっては条件が合わないこともありますし、広さや間取りも結婚後の生活には向いていないという場合もあります。

2つ目は、ローンの支払です。

家を購入する時、多くの人がローンを組み、毎月返済をしていきます。

独身の時は問題なかった返済額も、結婚すると家庭にまわすお金も増えることから、月々の返済額が負担になることもあります。

また、ローンはあくまでも借入ですので、相手によっては借入をしていること自体にネガティブな印象を抱いてしまう人もいます。

このように、婚活で持ち家の場合は、不利になってしまう場合もあるのです。

③持ち家はよい条件にはいる?

では一方で、婚活で持ち家はメリットになるのでしょうか。

持ち家がメリットとなる理由は2つあります。

1つ目は、持ち家を購入できる財力があることです。

家のローンを組む際には、職業や収入、返済計画など借入先による厳しい審査があります。

それらの審査を完了しないとローンは借入できないので、ローンが組めるということは審査をクリアできるだけの安定した収入があるという安心材料の1つだとも言えます。

2つ目は、将来の計画が立てやすいことです。

これは結婚後も持ち家に住み続けるという場合ですが、既に家があるので新居を探したり、引越代・家具購入代などの費用が掛かったりしません。

また、月々の支払も確定していますので、月々の家計や今後の生活も見通せて、将来の計画が立てやすくなります。

婚活で持ち家は不利になることもあればメリットになる一面もあるのです。

④資産として考えられる持ち家

婚活で持ち家のメリットの話と関連しますが、ここでは持ち家をプラスのものと考えるということについてご紹介します。

持ち家は購入した物件ですので、当然のことながら自分のものです。

ローンの話ばかり聞いてしまうと、債務というイメージがあるかもしれませんが、家が財産であることには変わり有りません。

もし、結婚して持ち家の条件が合わなくなった場合も、資産として有効活用できます。

その方法としては、売却することです。

例えば勤務地が家から遠かったり、間取りが結婚生活に合わなかったりと、今後その家に住む可能性が低い場合は、思い切って売却すると現金化できて、新居や結婚生活に充てることができます。

また、売却しなくても貸家という方法もあります。

自分達が住まない間は家を他人に貸してしまえば、家賃収入を得ることができます。

このように持ち家を活用する方法がありますので、持ち家を資産と考えると、婚活で持ち家はそれほどデメリットには感じないはずです。

⑤お互いに持ち家の場合

次に、婚活で持ち家のうち、2人それぞれが家を持っている場合はどうでしょうか。

近年は女性の社会進出もあって、独身の時に持ち家を購入するという女性もいます。

特に都内を見てみると、単身者向けのマンションなども数多く建築されており、自分の条件にあった物件を購入し、資産を築く女性は多いのです。

もし、婚活の際にお互いが持ち家の場合は、結婚したらそれぞれの家をどうするのか、予めよく話し合ってください。

なんとなく話し合わず結婚してしまうと、どっちの家に住むのかという話し合いから始まり、家計など結婚生活そのものへの影響も大変大きいです。

婚活で持ち家、特にお互いに持ち家の場合は、結婚してから揉めたり焦ったりしないようにするためにも、事前にきちんと持ち家について話し合うよう注意しましょう。

⑥家ありきではなく話し合うことが大切

婚活で持ち家について色々ご紹介してきました。

それぞれメリット・デメリットがあることが分かりましたが、持ち家であることによって結婚するかどうかを決めてはいけません。

持ち家かどうかは、婚活するうえで判断材料の一つに過ぎません。

持ち家だから結婚するかどうかではなく、持ち家であってもなくても、結婚後の生活について二人でよく話し合える人か、また、柔軟な対応ができる人かが大切です。

何でも自分本位で勝手に決めてしまう人ではなくて、二人の将来のためによく話し合い、時には自分の考えを状況に合わせて変えられる人かどうかを見極めることができるかが、婚活で成功するうえでの重要なポイントとなるのです。

婚活で持ち家かどうかは大切なことの一つですが、家ありきではなく、二人で話し合うようにしましょう