難関国家資格取得の中小企業診断士と結婚したい


                                               


難関国家資格取得の中小企業診断士と結婚したい

不安定な世の中だからこそ、何か資格を持っている人と結婚したいと思う人も多い
でしょう。

世の中には様々な職業や資格がありますが、その価値が高くても名前が広く知られて
いないものも多くあります。

今回は「中小企業診断士」という国家資格に焦点を当ててみましょう。

どんな資格なのか、何ができるのか、また「結婚したい中小企業診断士」はどこに行った
ら出会えるのか。

結婚したい中小企業診断士の順を追ってみていきましょう。

① 中小企業診断士の仕事とは

職種によっては耳なじみがないかもしれませんが、中小企業診断士とは2016年のある
調査で「これから取得したい資格」の第一位に選ばれているほど、今、、在注目を集
めている資格
なのです。

総受験者に対する一発合格の割合は、わずか4パーセントとも言われている、難関の
資格
でもあります。

TOEICで900点以上を取得する人と同じくらいの割合です。
その国家資格が示すスキルは、その名が表している通り、中小企業の経営状況を診断
する能力です。

中小企業の経営方針や人事、財務関係などの経営全般についてアドバイスをすること
ができる資格です。

MBAと異なる点は、MBAは大企業の経営を中心に知識を持っている点です。
中小企業診断士として活躍するには、経営に関するとても深い知識とそれに基づく経験
が必要とされます。

「中小企業」はその業種により定義が異なりますが、日本の企業の約7割がそれに属して
いますので、中小企業診断士が関われる市場はとても大きいものと言えるでしょう。

② どんな人が中小企業診断士になるの?

中小企業診断士は、医師や弁護士のように、職業における独占権を持っていません。

医療行為は医療の国家資格を持った人しか行えないとか、裁判で弁護を出来るのは
弁護士だけです。

しかし、中小企業に経営のアドバイスをするのに国家資格は要らないといった具合です。

したがって中小企業診断士を目指すのは、現在働いている企業内でのスキルアップを
目的とした人がほとんどです。

その中で無事に資格を取得できた人は、「企業内診断士」として扱われたり、業務の
一環として取引先に経営のアドバイスをしたり、副業にして収入を得たりすることに
なります。

中小企業診断士になるには年齢制限はありませんが、その資格がもつ特性のため、
ある程度の就業経験が求められます。

今注目の資格であることからも、中小企業診断士になる人は世の中の流れを適切に
見極めている人と言えるでしょう。

③ 中小企業診断士年収は?

前述の通り、中小企業診断士は現在勤めている企業を辞めずに資格を取る人が
ほとんどですので、その年収は勤め先の企業での収入に左右されることがほとんどです。

もちろん独立開業すれば、その人の手腕により収入は変化します。

ただ、中小企業診断士の資格試験はとても難しく、しかもそれを取得するまでにも
膨大な時間勉強をしなくてはなりません。

働きながらその資格を取るとなると、仕事と勉強の両立をすることになります。

仕事をしながら資格試験の勉強をすると、平均で4年ほどの準備期間が必要と言われ
ています。

そういった難関を超えてきている人の年収は一般の平均より高く、およそ700万円
から800万円
ほどです。

中小企業診断士になったからといって、それと同時に年収がぐっと上がるとは限りません。

しかし、その資格を得ている人は職業能力が高い人がほとんどですから、結果的に
年収も平均より高くなるのです。

④ 中小企業診断士との出会いは?

とても意義のある資格だと分かったところで、「結婚したい中小企業診断士」を見つけら
れなければ何も始まりません。

この資格は働きながら取る人が多いので、意外な人がこの資格を持っているかもしれません。

つまり「結婚したい中小企業診断士」はあなたの身近にいるかもしれないのです。

中小企業診断士は国家資格ですから、名刺にも自信を持って書ける資格です。

勤務先の業種に制限もありませんから、あなたが今まで受け取った名刺を見返してみる
と、資格を取得している人がいる可能性もあります。

その人が難易度の割に認知度はそれほど高くない資格ですから、どのような資格なのか
といったことを聞いてみると話が盛り上がるかもしれません。

中小企業診断士の資格を取るには、科目試験を複数こなした上で、実習も行わなくては
いけません。

体力的にも学力的にも、30歳頃でないと取得が難しいのが現状です。

現代は晩婚化が進んでいますので、その年齢の人の多くは独身です。
つまり、潜在的に結婚したい中小企業診断士は数多くいるということです。

⑤ 中小企業診断士との結婚

何度も書いていますが、中小企業診断士の資格を持っていても、それで仕事が
担保されているわけではありません。

しかし、その資格を取るまでに膨大な努力を必要としていますので、とても努力家
で勤勉な人が多いと言えるでしょう。

また、経済の状態を見極める知識と経験を持っているので、世の中の動きの変化
にも柔軟に対応することができます。

そういう人との結婚は、経済的にとても安定したものとなるでしょう。

中小企業診断士と結婚したいと考えるのは、この不安定な世の中でとても懸命な
判断と言えるかもしれません。

ただ、前項でも触れましたが、独立開業していこうとすると話は別です。

ビジネスは知識と資格だけでは上手くいきません。
それはもちろん、「中小企業診断士」の資格も同じことです。

経営の知識があって取引先にアドバイスをするような人でも、その人のビジネス
そのものが上手く行く保証はありません。

当然ながら、開業して大成功を収める人もいれば、全く収入が無い人もいます。

結婚する前や結婚後に相手が「独立開業したい」という考えを持ち始めたら、二人で
よく話し合うことが大切です。

資格があるからといって、成功する状況ばかりを安易に想像してしまうと、かえって
苦労することになるかもしれません。

中小企業診断士の仕事と、その資格を持つ人との将来について考えることが出来たで
しょうか?

この資格試験は人生の中でも大きなイベントのひとつと言ってもいいくらい、とても
難しい試験です。

それを乗り越えたあと、結婚を考える人は少なくありません。すぐ近くにいるかもしれ
ない「結婚したい中小企業診断士」を見逃さないように、
あなたの周りにいる人の話に
耳を傾けてみましょう。