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気になる結婚生活の生活費について具体的に解説

気になる結婚生活の生活費について具体的に解説

結婚生活が始まると、気になるのが「生活費、どれくらいかかるのかな?」
「収入のためにも共働きがいいのかな?」などのお金のことでしょう。

恋愛と異なり結婚は「生活」なので、生活費についてはとても気になるものです。

① 結婚したら生活費はいくらかかる?

大好きな人と一緒に暮らせる結婚生活に胸を躍らせている人もいるでしょう。
現実に目を向けるとお金についての不安や悩みもあるでしょう。

子供の教育費や老後資金など将来にかかるお金ももちろんですが、それ以上に
気になるのが生活費です。

目の前の生活を何とかするためにも「生活費はいくらかかるのか」というのは
知っておきたいところでしょう。

生活費は、夫婦の収入や生活環境によって様々ですが1ヶ月に20万円から25万円
ほどかかるご家庭が多いです。

この金額だけ見ると「多すぎない?こんなにかかるの?」と思う人もいるでしょう。

この生活費には食費や生活用品代だけでなく、家賃や水道光熱費、通信費などをすべて
含めた上でのものになります。

また、夫婦2人だけのときはそれなりに節約はできるでしょうが、子供が産まれると
オムツなどの子供用の消耗品代や教育費などが上乗せされるので、さらに生活費が
増えるでしょう。

結婚生活において「生活費はいくらかかる」のかについてを考えるのはとても大切で、
ライフステージが変わる度に自分の家庭にあった予算をしっかり考える必要があります。

② 生活費が足りない家庭も多い?

結婚生活をし始めてから思いの他お金がかかる現実にぶつかって「生活費が足らない…」
と感じている人も多いでしょう。

実際に生活費が足らない家庭は多く「ボーナスを月々の生活費に充てている」「独身時代
の貯金を切り崩している」なんて人も少なくありません。

ボーナスや貯金があって少し余裕が家庭はまだいいのですが、それらがない、または生活
費に使いたくないという人は共働きやパートに出かけたり不用品を売却したりなどして生
活費を作っている人もいます。

結婚生活は楽しいだけでなく、シビアなお金の現実があるのをよく理解しておきましょう。

③ 将来のために共働きするほうがいい?

先ほどもお伝えしたように、生活費のために共働きの選択をするご家庭も多いです。

なかには「結婚生活を始める前に夫から家にいて家庭を守ってほしいと言われた」
「専業主婦をさしてもらうのを条件に結婚した」なんて人もいるとおもいますが、
余程の高所得のご家庭でないと夫1人の収入で余裕のある結婚生活をするのは難しいでしょう。

また、現代は女性の社会進出も進んでおり女性も働いた分だけ、結果を出した分だけ
仕事上で評価されるようになっているので「結婚しても共働きで仕事を続けたい」という人も多いです。

女性は妊娠出産があるのである一定時期は働けない期間もあるでしょうが、将来の
収入や自身のキャリアのためにも仕事を辞めずに産休や育休をとって共働きの選択
をしておくのも1つの手でしょう。

そして子供ができたら更に生活費がかかるようになるので、働けるうちにたくさん
働いて少しでも蓄えをしておくと後々ラクになります。

お金は多いに越したことはないので、可能であれば共働きをするほうがいいでしょう。

④ お金の管理は夫婦のどちらがするのがいい?

結婚生活には夫と妻にそれぞれの役割というものがあります。

例えば家事は妻、力仕事は夫という感じで言葉にしなくても自然と自分の役割を担って
いるものですが「お金の管理をどちらがするか」ということはしっかりと話し合って
決める必要があるでしょう。

共働き家庭の場合は、お互いの収入を合わせて生活費や貯金などにする家庭が多いです。

例えば「お互い月●万円を生活費の口座に入金しよう」としたり「夫は住居費や保険費
などの固定費、妻は食費や日用品費などを支払う」としたりなど、夫婦の両方に収入が
あるのでお金の管理がどちらがするというよりも、協力し合って2人で管理したり毎月
かかる生活費を分担して負担したりしている人もたくさんいます。

また、妻が専業主婦の場合は「お金を稼いでくる夫が管理すべきか、妻が管理すべきか」
をよく考えましょう。

専業主婦の家庭は、結婚生活においてお金を稼ぐ人と家事を担当する人とでハッキリと
役割が分かれているのでお金の管理についてもどちらがするかを明確にするのが大事です。

⑤ ほかの家庭の貯金はどれくらい?

結婚生活は生活費だけでも何かとお金がかかるものですが、これからさらにかかる出費を
長い目で考えて「貯金もしておきたい」と考える人も多いでしょう。

しかし、いくらやりくりしても生活費が圧迫して思うように貯金ができないなんて場合もあります。

そんなときに気になるのが「他の家庭はどれだけ貯金できているか」でしょう。
例えば30代の共働き家庭の平均貯金額はおよそ500万円と言われています。

年代や働き方によって貯金の平均額は大きく変動しますが、他の家庭のだいたいの貯金額
を知ることで、自分の結婚生活を見直して生活費のやりくりに活かせるものです。

しかし、20代から30代の家庭のおよそ3割が「まるで貯金できていない」という現実もあ
貯金をするのは相当の節約と覚悟が必要でしょう。

⑥ 生活費のあるほうが生活費をもつのが鉄則

共働きとして結婚生活を始めると「生活費はどちらがもつか」を必ず話し合うことになるでしょう。

この場合の生活費とは食費や日用品代などを示しており、最低限の生活をするための費用に当たります。

ご家庭の家事分担の具合にもよりますが、一般的に見て結婚生活をしていると妻が
生活費を消費することが多いのが現状でしょう。

基本としては「生活費のあるほうが生活費をもつ」のが鉄則で、妻が生活費を負担し、
夫は住居費などの毎月必ずかかる固定費をもつのがベターです。

また、専業主婦の家庭は収入のある夫が「生活費のあるほう」に該当するので夫が
生活費をもつことになります。

妻は家事をして家庭の仕事をしますが収入はないので、夫の収入で生活費を賄うのが
一般的です。

⑦ 余裕にある生活をするために

結婚生活は自分以外の人間と一緒に暮らすのことになるで、自分以外のことで何かと
お金がかかるのは仕方がありませんが、できることなら「お金に余裕のある生活を
送りたい」と思うでしょう。

お金に余裕があると自然と気持ちにも余裕が持てるようになるので、結婚生活も
豊かになるものです。

生活費は名前のとおり「生活するための費用」で結婚生活のコアとなる費用なので、
生活費については夫婦でじっくりと話し合う必要があります。

もしかしたら、話し合うことによって自分が思っている以上に余裕のある生活を
送れるヒントが得られる可能性があるかもしれません。

また、定期的に生活費について夫婦で見直すのも余裕のある生活への1歩になります。
「1度決めたから」とずっとそのまま暮らすのではなく、状況や環境の変化に応じて
生活費を見直すのも大事な作業でしょう。

結婚生活は大好きな人と一緒に暮らせて楽しいばかりでなく、生活費などの金銭的な
問題がつきまとうものです。

毎日笑顔で過ごすためにも、夫婦で生活費について話し合いましょう。