イケメンだから結婚したいはダメ 大切なのは内面
”イケメン”と聞いて気にならない人はいないのではないでしょうか?
芸能人はもちろんのこと、街中でも”イケメン”を見れたらそれだけでドキドキする人
も多いはずです。
好きになるのも付き合うのも絶対イケメン、結婚するならなおさらイケメンの人じゃ
ないと無理!そういう女性もとても多いです。
確かにイケメンは見ているだけで癒されますし、隣にいてくれたら嬉しいものです。
そんなイケメンと結婚できたらきっと幸せだろうな~と思いますが、”イケメン”だけ
にこだわって結婚して失敗してしまった、という例も。
なぜイケメンとの結婚を失敗してしまったのでしょうか?
イケメンと結婚したいと思っていると思わぬ落とし穴が。
ちょっと待ってください!これを読んでから考えてみるのも、遅くないはずです。
① 結婚は絶対に顔と思っている
「生涯を共にするのであれば、毎日顔を合わせる相手はイケメンでないと」
「子供を作るならイケメンとがいい!」
「隣にいて恥ずかしくない人と一緒にいたい」
結婚という人生の中でも大きな決断をするときに譲れない条件として、「顔がよい人」
という人がいます。
確かに毎日イケメンと顔を合わせていればそれだけで幸せな気分になれるでしょう。
イケメンとの子供はかわいいかもしれません。隣で歩いていても鼻高々です。
でも、本当に結婚したいイケメンと! と顔で決めて良いものなのでしょうか?
② イケメン以外はときめかない
とは言っても、「イケメン以外好きになれない!」そんな人がいるもの事実です。
26歳、OLの女性は今までそれなりの恋愛経験を積んできましたが、今までの彼氏はすべて
「イケメン」だったそうです。
イケメン以外ときめくことがなく、イケメンだから好きになった、と公言しているほどです。
イケメンだと不思議と、少しのことであれば目をつむれるし、彼女は会って顔を見て癒さ
れることが一番幸せに感じる、と言っていました。
この女性のように同じように思う女性も多いのではないでしょうか?
③ イケメンは競争率が激しいことに気づかない
結婚したいイケメンと思っても”競争率”が激しいものです。夢中になる女性も多いのです
からその中で自分が付き合えるように頑張るのは、”イケメンではない人”を好きになるよりも大変でしょう。
ですが女性は不思議なもので、苦しいことも含めて片思いしているその時間が好き・楽し
いと感じる人もいます。
さらに競争率が激しい中で結婚したいと熱望しているイケメンと付き合えた時の喜びは、
かなりのものかもしれません。
要注意なのが、競争率が激しいということはいくらお付き合いができたとしても安心でき
ない、というところです。
競争率が激しいのですから、彼女ができたからと言って周りの女性がみんな諦める、と
いうことではありません。彼氏の態度がどうであれ女性からのアプローチは続くでしょう。
彼氏に対して独占欲があったり心配性な人は、結婚したいとイケメンの彼氏をもつと付き
合ったあとも苦労するかもしれません。
④ 結婚は内面が大切ということを知らない
「人は中身が大切だ」という意見はもっともだと思っています。ただイケメンと結婚した
いと思っている人にその意見をぶつけると
「イケメンだから多少のことは許せる」「人の第一印象は結局は顔」と言い返されてしまいました。
変な話ですが、結婚するにはイケメンにこしたことはないでしょう。イケメンとそうでな
い人、中身が一緒だったら大半の人はイケメンを選ぶはずです。
ただそれは中身が一緒だという前提の話。「イケメン=外見」と「中身」とを、そもそも
比べる対象にしてはいけないのです。
28歳の歯科助手をしている女性は職場の患者さんとして訪れたことがきっか
けで付き合い結婚したイケメンのご主人がいました。
彼が初めて患者さんとしてきたとき、同じ職場の女性全員が口をそろえて「かっこいい
い」といい、そのうちの大半が彼と何とか関わりが持てないかと思っていたそうです。
もちろん彼女もそのうちの一人でした。
さすがに患者さんに個人的なことで話しかけるのはできませんでしたが、後日行われた合
コンで彼と再会。
合コンにいた女性たちも彼に魅力を感じていましたが、歯科にきている話をきっかけと
し、頑張ってアプローチして付き合い、その後、このイケメンと結婚したそうです。
彼氏との写真を見せればカッコイイと言われ、結婚式では羨ましいとみんなに言われ、
一緒に外出すれば街中の女性が彼を見て、そんな彼と結婚できたことを素直にとても喜んでいたそうです。
ただ結婚生活を続けていくうちに、どこか違和感を覚えるようになったそうです。
共通の趣味をもつわけでもなく、家にいる間会話もほとんどなく、あんなにドキドキして
いた気持ちもさすがに結婚して月日が経つと薄れ、その代わりに感じることは彼と自分の噛み合わなさ。
いつの間にか彼がアクセサリーのような感覚になっていた、そう彼女はいいます。周り
から羨ましがられることが嬉しくなっていたけれど、思えば彼と喧嘩もせず彼の中身を深く見ることなく結婚してしまったと。
そう気が付いたときに、顔だけで選んでしまったことを後悔しているといいます。もち
ろん修復を試みたものの、そもそもあまり性格の相性が良くなかったそうです。それに
すら気が付くことなく結婚してしまったということでしょう。
決してイケメンなことが悪いことではありません。イケメンと結婚してもうまくいって
いる人も多いでしょうし、幸せな人もいます。
ただ”イケメン”ということ「だけで」結婚してはいけないのです。イケメンなことをき
っかけとして好きになるのは良いことだけど、中身を見ないで結婚することはとてもリスクがあるということでしょう。
そもそも男性に対しても失礼なことになるのではないでしょうか?
イケメンと言われて喜ばない男性はいないと思いますが、相手が結婚したいと思って
くれた理由が顔だけ、ではとても悲しいことです。
何度も言いますが、イケメンが悪いのではないのです。イケメンということに捉われす
ぎて本質を見ていないのがいけないのです。もし、イケメンと結婚したいと思っている方がいたら……。
「あなたは彼のどこが好きですか?」イケメンなところ、という答えとともに他の答え
も出てくれば安心です。
私は大丈夫! という方がいたら……。「彼がもしイケメンでなくなってしまったら、
それでも結婚したいと思いますか?」迷わずに答えが出せれば問題ないでしょう。
彼自身に魅力を感じているということです。
もし迷ってしまった人がいたなら、もう一度考えてみてください。あなたが一緒に居て
幸せを感じているのは「イケメンの彼」ですか?それとも「彼自身」ですか?