生理的に無理な人との婚活は止めるべきか迷う時
婚活をしていて、「すごく良い人なんだけど何か合わないな」と感じる相手に出会った事はありませんか。
もしかするとその人はあなたにとって「生理的に無理な人」なのかもしれません。
今回は、どこをポイントに相手を見極めれば良いのかなどについてご紹介します。
①条件は良く理想的
婚活では、相手の顔を見る前にプロフィール等で相手を選ぶ事も多くあります。
例えば、マッチングアプリで相手の年齢や身長、年収など、自分の理想の条件を予め設定して相手を探す場合です。
この時点では、相手が生理的に無理な人かどうかをチェックするのは難しく、やはり相手の姿を見るまでは判断が出来ないものです。
「生理的に無理な人はなるべく早い段階で避けておきたい」と思う人もいるかもしれませんが、条件を選択する段階ではなかなか見極めが難しいので、条件にピッタリ当てはまる人が見つかった時には、迷わず婚活を進め、相手の顔を見る機会を設けた方が良いでしょう。
②写真もとても良い
婚活で出会った相手が「生理的に無理」と感じるタイミングとしては、2つあります。
1つは、相手の写真を見た時、2つ目は相手と対面した時です。
ここではまず前者の場合についてお話しします。
相手の写真を見た時に、「この人生理的に無理かも」と感じるのは、相手の容姿が自分の好みでなかったパターンですが、写真だけで相手を生理的に無理と判断する人はそれほど多くありません。
「自分は薄い顔が好きだけど相手は彫の深い顔だった」など、自分の理想とのギャップはあるかもしれませんが、そのギャップが「生理的にダメ」とまで感じる理由にはなりにくく、せいぜい「自分の好みじゃないな」と感じるのみに留まる事が多いです。
中には写真を見ただけでも、「生理的に無理」と感じる人もいますが、それは少数派です。むしろ婚活では、「写真はとても良いのだけど、実際に会ったらダメだった」と、相手と対面して初めて分かる事が多いので、やはり写真のみでは判断せず、一度は相手と会ってみる事が大切です。
③お見合いをした結果
それでは、婚活で相手と対面した時について見ていきましょう。
相手と実際に会った時に、「この人は生理的に無理かも」と感じるポイントはいくつかありますが、ここでは2つご紹介します。
1つ目は、相手の見た目です。
「写真ではすごく素敵な人だったのに、実際に会ったら違った」という人は、相手の身だしなみなどにガッカリする事が多いです。
例えば、写真ではビシッと決めていたのに、会ってみたら髪がボサボサ、爪は伸びっぱなし、服はヨレヨレなど、相手の身だしなみに清潔感がない場合です。
きちんと手入れしていないと不潔に感じる場合もありますし、それだけで「ズボラでだらしない人なのか」と思ってしまいます。
2つ目は、相手の言動です。
相手がすごく上から目線の話し方だったり、仕草が雑だったり、写真では分からなかった相手の一面が見えた時に、「生理的に無理かも」と感じる人が多いです。
特に写真と実際の印象に差がある人の場合、そのギャップに驚きますし、幻滅する事さえもあり得ます。
このように、婚活ではお見合いをしてみたら、写真からのイメージと実際は違っていたり、相手の性格などが身だしなみから垣間見えたりと、相手を生理的に無理と感じる機会は多くあるのです。
④どうしても生理的に合わない
婚活のみに限らず、友人関係など人と人との出会いにはギャップは付き物です。
例えば、出会った当初は内向的でとっつきにくいと思った人でも、話しかけたらとても気さくな人だったり、自分勝手でワガママな人と思っていた人も、よくよく話してみたら気遣いが出来て頼りがいのある人だったり、と仲良くなれば初対面の時の印象が覆される場合もあります。
そう考えると、婚活においても相手と一度対面しただけで、「生理的に無理」と相手を拒絶するのは得策ではありません。
もしかすると、相手のほんの一面だけしか見えていない可能性もありますので、より深く相手を知ろうとする努力は婚活では必要になります。
とは言っても、やはり一度ついたマイナスイメージが覆らない場合があるのも事実です。
何回会っても相手の身だしなみが気になってしまったり、相手の言動に対してネガティブな印象が払拭できなかったりと、どんなに相手と仲良くなっても、「生理的にダメ」という気持ちが変わらない場合もあるのです。
⑤感覚感情が拒否
婚活相手をよく知ろうと努力して、相手との関係を深めてみたけれど、やっぱり生理的に無理だったという場合は、なかなか言葉には表しにくい部分で相手を拒絶している可能性があります。
よく「何となくあの人とは仲良くなれない」など、ぼんやりとした感情を抱く人もいますが、まさにこの感覚や感情がポイントです。
「婚活相手は凄く良い人。でも何か合わないんだよな。」など、相手の良さは理解しており、取り立てて嫌な事もないはずなのに、相手との仲がこれ以上深まるのは気が退けてしまうというのは、言葉には言い表せない感覚や感情が相手を拒否し、それが「生理的に無理」という気持ちに繋がっているのです。
⑥理解しようという以前
また、婚活相手に対して理解を深めた結果として「生理的に無理」と感じる場合もあれば、理解を深めるのも難しいパターンもあります。
例えば、相手をより知ろうとも、もっと仲良くなろうとも思えない場合です。
その理由は、感覚や感情が拒否しているからとも言えますが、相手を理解しようとする以前に、「そもそも相手に興味がない」「相手の顔を見るのも嫌」という事から、「生理的に無理」と思ってしまう場合もあるのです。
こうなってしまうと、婚活相手を深く知ろうとする事さえも難しいですし、相手の顔を見るのも嫌なパターンでは、相手と会う度に自分の気持ちにストレスが掛かるので、「相手と会う時間が辛い」、「婚活が嫌」と感じてしまう可能性もあるのです。
⑦生理的なものはクリアできない
ある婚活相手が生理的に無理な人だったという理由で、婚活そのものが辛くネガティブなものになってしまったら元も子もありません。
出会った相手をより深く知り、仲良くなろうと努力は確かに大切ではありますが、もし、相手がどうしても生理的に無理であれば早々に見切りをつける方が良いでしょう。
特に、相手を理解しようとする以前に相手に嫌悪感を抱く場合は、婚活自体が辛くなる可能性大なので、迷わずに判断してください。
「これといった事情はないけど何か無理」「言葉では言い表せないけど相手が嫌」など、思うところがあれば、その感覚に素直に従ってみる事をお勧めします。
特段の事情がないのに、また言葉では説明がつかないのに相手に嫌な印象を抱いてしまうという場合、その嫌なイメージを解消する原因が見つかりにくい為、嫌なイメージが好転する可能性も低いと言えます。
やはり、生理的に無理なものは、感覚や感情に因る部分も大きく、簡単にはクリアできないという現実があります。
婚活は、長く時間を掛けると言うよりは、短期間で効率的な活動をする事が大切です。
なかなか原因が見つからない、解消法が分からないものに時間を掛けると、それだけで時間のロスになりますので、婚活相手に対して「生理的に無理」と感じたら、潔く方向転換する勇気も必要なのです。
婚活では、写真や条件のみで相手を判断するのではなく、相手を深く知ったうえで判断する事が大切ですが、それと同時に、実際に相手と会ってみて、違和感を覚えたら早めに相手を見極める事も重要です。
ストレスなく効率的な婚活をするために、今回の内容をぜひ参考にしてみてください。