男女共に恋人からモラハラを受けない為の注意点


                                               


男女共に恋人からモラハラを受けない為の注意点

ここ最近ニュースでも耳にする事の多くなったモラハラという言葉。

テレビでは主に上司やコーチといった目上の人からの被害が取り上げられますが恋人間
でもモラハラが行われる事があります。

モラハラについて詳しく見てみましょう。

① モラハラとは?

モラハラとは倫理・道徳という意味であるモラルと、嫌がらせなどといった意味をもつ
ハラスメントを合わせた略称です。

肉体的な暴力ではなく言葉や態度で相手を追い詰めたり、精神的な嫌がらせを意味します。

間違われやすいパワハラとは肉体的な暴力も含み、権力を盾に目上の人間から目下の人
へ行われるのと比べモハラハには立場はあまり関係ありません。

職場では上司・部下・同僚間のどこでも発生する可能性があり、時に恋人や夫婦間でも
モラハラは起こります。

では恋人の間で発生するモラハラとは具体的にどのようなものがあるのでしょうか

② どんな時にモラハラとなる?

男女間で平等の交際のはずがいつの間にかどちらかが主導権を握って相手は逆らえない
という状態は極めて危険な状態で、恋人間でモラハラが起きている可能性が高いです。

このような関係性になってしまうのは日頃から相手へ高圧的な態度になっているからです。

例えば見下した発言や態度が多い・失敗をいつまでも責める・暴言を吐く・人前で
バカにするなどが恋人間でのモラハラに当たります。

もちろん一度このような事をしてしまったのですぐにモラハラとはなりませんが、
自分が意識せずとも日常的に発生している事はあるのです。

相手が苦痛に感じ、精神的にダメージを抱えている場合は恋人からのモラハラが
原因の場合も。

③ 女性にもモラハラはある

恋人からのモラハラと聞くと男性から女性へ行われるというのを想像しがち。
しかし女性からのモラハラも意外と多いのです。

彼氏を必要以上に束縛したり、スケジュールを把握・管理する事も度が過ぎると
モラハラ認定されてしまいます。

また自分の非を認めずに相手へ責任転換する事も同様に危険な行為。

恋人だからとつい甘えてしまったり、わがままになり過ぎてしまうと彼氏からモラハラ
だと思われてしまう事があるので注意が必要です。

④ モラハラをさせないために

恋人の間でも起こりうるモラハラですが、誰もそんな関係を恋人と望んでいません。
その為にモラハラをさせない心得を頭の片隅に入れておくともしもの時に備えられるでしょう。

モラハラをする人は相手をコントロールしたい、支配したいという思いがある為まずは
自分自身をしっかりと持つ事が大切。

相手の意見ばかりに従う、尽くしてしまう、NOと言えないなどではモラハラの標的に
なってしまいがち。

相手を尊重するのは大事な事ですが自分の意見を飲み込む事はありません。
強く自分を持つ事が良い関係へと繋がるのです。

またモラハラのような言動を相手から受けてもサラッと流し、自分を責めない事も
とても大切なポイントです。

自分が悪いんだと深く受け止めてしまうと恋人からのモラハラが強くなる恐れもあります。

⑤ モラハラする男性の特徴

恋人からモラハラを受けない為にはモラハラ気質がないか事前にチェックする事も大切。
男性でモラハラ気質の人の特徴はまず自己愛が強いという事。

相手にあまり興味がなく常に自分が一番な人は相手の意見もあまり聞こうとせず、
自分の意見が絶対的に正しいと思っています。

また、何を言っても否定から入り、意見に耳を傾けようとしない人には注意が必要です。

また店員などの立場の弱い人に高圧的な態度を取る人、コンプレックスを抱え自分に
自信のない人、周囲の人と恋人とで態度が違う人もモラハラする男性の特徴に挙げられます。

⑥ モラハラする女性の特徴

恋人からモラハラをされて嫌なのは男性も同じなので続いては女性の特徴をみていきましょう。

モラハラ男性の特徴と同じく自己愛が強い人は要注意。
束縛や嫉妬が激しく感情の起伏が激しい女性は特に気を付ける必要があります。

自分に自信がない事や相手をコントロールしたいという気持ちが相まってこのような
行動に出てしまうので後々恋人へのモラハラに発展する恐れがあります。

きちんと恋人と対等な付き合いができる女性は自分の感情だけでは行動しないので、
相手を見下す言動や怒鳴る行為などがある女性は注意が必要です。

⑦ モラハラする側が我慢と譲歩を知る

恋人へモラハラをする人は相手へ罪悪感のない人がほとんどです。

暴言も「相手の為に言っている」、意見を聞かないのは自分が正しいと疑わない、非を
認める必要がないから謝らないというように全てに理由があると思い込んでいます。

しかし「もしかしたら自分が恋人にモラハラをしてしまっているかもしれない」と
感じた場合はまだ改善の余地があります。

重度の人はそれすらも分からないからです。
まずは自分の話ばかりでなく聞き役になってみる。そして自分の意見が正しいと思って
も相手を否定する事はしない。

自分の考えを言う前に一度相手の事も受け止めてから話す事で印象もガラッと変わります。

そして大事なのは相手を失ってしまった時の事を考えること。
モラハラされた側は嫌な気持ちになって当然です。自分の行動が原因で相手が離れて
いくかもしれないという危険性を良く考えてみて下さい。

⑧ モラハラの相手と別れる方法

ここまでモラハラの特徴やそのような人と付き合わない為の注意点をまとめましたが、
今現在モラハラをする恋人と交際している人はまず自分を決して責めないという事を
忘れないで下さい。

日々否定されたり暴言を浴びせられていると自分が悪いから怒られて当然という思考に
なりがちですがそんなことは絶対ありません。

別れたいと思ってもなかなか行動に移せないという人も自分の意思をしっかり持ち、
気持ちを固める事が大切。

良い所もあるから……。 と相手を甘やかす事はやめてきちんと別れを告げ、それ以降は
一切の連絡を絶つ事が必要です。

相手も恋人からの別れに焦り急に優しくなる事もあるかもしれませんがそこで揺らい
では同じ事の繰り返しになってしまうので注意して下さい。

恋人にモラハラをする人とではどんどん自分の自信もなくなり幸せとはかけ離れてしまう
ので、優しく意見を尊重し合える普通の人と出会い恋愛を楽しんでいって下さい。