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邪魔にならずお互いを尊重する恋人との連絡頻度

邪魔にならずお互いを尊重する恋人との連絡頻度

恋人との連絡頻度は、みんな悩むところかもしれません。

一方が頻繁に連絡をとりたいと感じ、一方が頻繁ではなくていいと感じていたら、
その相違はふたりの今後に大きく影響するものとなってしまうでしょう。

恋人との連絡頻度はどのくらいが良いのか、様々な観点からお話していきます。

①連絡の頻度は毎日がよい?

恋人との連絡を毎日入れたい場合。まずはメールなどの連絡頻度です。
これには大きくわけてふたつのパターンがあると言えるでしょう。

ひとつは、「おはよう」「お疲れさま」「おやすみ」などの
挨拶が出来れば良いと考えるパターン。

もうひとつは、常に近状を話し合いたいパターンがあると思います。

前者であれば、互いにさほど負担はかからないように思えます。
朝の挨拶をして、寝る前に一日の出来事とともに
「おやすみ」だけでも十分と思えるからです。

ただこのパターンの問題点は、負担にならないものの、
「義務化」してしまう恐れがあるのです。

この義務化を良しと考えるか、つまらないと考えるか、それは人それぞれです。
せっかく連絡をとっているのに、義務化になってしまっているのならなんの意味もない、
そう考える人も多いでしょう。

次に電話での連絡頻度です。
電話を毎日、と聞くと少し面倒のように思えてしまいます。
互いの生活時間が合えば良いものの、そうでないときや、

仕事の都合で電話が出来ないことなども想定すると、
毎日の電話での連絡頻度は嫌がられることもあるかもしれません。

それでも毎日電話で話をしたい、と思うのならば電話時間を5分など短く決めたり、
電話できない日があっても仕方がないと思えるほどの余裕をもっておくと
良いかもしれません。

いくら恋人といえどもお互いの時間は尊重されるべきです。
そうでないと堅苦しく、窮屈に感じてしまうでしょう。

毎日恋人と連絡がとりたいと思う人は
「ほどほどに」「臨機応変に」すると良いかもしれません。

②連絡頻度が少ない場合は

対して恋人との連絡頻度が少ないと、
これもまた様々な問題が出ることになってしまうでしょう。

もともと連絡頻度が互いに少なく、それを何とも思っていないのなら、大丈夫です。
連絡頻度が少ないことで何か問題が起きることはないでしょう。

しかし、連絡頻度が少ないことを「一方が不満に思っている場合」、
これだと不満が溜まったときに喧嘩に発展する恐れがあります。

また連絡頻度が少なくなった=興味がなくなったと捉えられてしまった場合、
これもまたふたりの関係に影響してしまうことになります。

恋人との連絡頻度が少ないことを「嫌だ」と感じているのなら、
毎日にする、とは言わずとも
連絡頻度を増やしたいと相談してみてはどうでしょうか。

③連絡がなくなると自然消滅

もともと連絡頻度はマメだったのに、少なくなってきてしまった、
という場合は自然消滅になってしまうことも。

26歳の保険営業をしている男性は、
繁忙期で忙しくなり彼女と連絡がとれていませんでした。

今までは3,4日に一度連絡を入れ、2週間に一度デートを重ねていましたが、
繁忙期は毎日帰りが午前様。

彼女に連絡をとる時間としては遅いと感じ、連絡をしなかったそうです。

そうして2か月近くが経ってしまった頃、
やっと繁忙期が終わり、彼女に連絡をとりました。
ですが電話をしても、メールをしても彼女からは返ってこず。

心配になった彼はSNSから連絡をとろうとしました。
するとそこには彼氏と思われる人との2ショットが。

彼は驚いて彼女の家に行きました。
すると彼女も驚いた様子で
「連絡がなかったから別れようという意味かと思った。」と言われたそうです。

彼女からしたら連絡をとるのが当たり前で、それがなくなったということは
自分に興味がなくなったと感じた、ということでした。

連絡を入れなかった彼も反省するところがあり、そのまま自然消滅、
となってしまったそうです。

人の価値観はそれぞれです。
もし連絡をとる=恋人として当たり前、と思っている人ならば、
連絡が途絶えた=別れる、
と考えてしまうのもしょうがないのかもしれません。

そうならない為には、適度な連絡が必要なのかもしれません。

④連絡頻度はどのくらいが最適?

では一体、恋人との連絡頻度はどのくらいが最適なのでしょうか。

27歳美容部員の女性は、同い年の友人からアプローチを受けていました。
その頃は毎日メールでのやり取りをし、週に一度は食事に行くような仲だったそうです。

そのアプローチのおかげか、彼女も彼に惹かれ、
お付き合いをすることになったそうです。

しかし付き合って少しすると、彼からの連絡が極端に少なくなりました。
毎日していた連絡は3日に一度になり、電話は全くせず、
デートも2週間に一度ほどになったそうです。

ここで自然消滅してしまってもおかしくはない状況でしたが、
彼女は彼に問いただしました。
「今までの連絡頻度と全く違う」
「いきなり連絡頻度が減ったら、どうしてなのか考えてしまう」
「どういうつもりでそうしているのか」
「連絡はどれくらいでとりたいのか」
ということを直接言ったそうです。

彼は、
「付き合ったからもう頑張って連絡しなくても良いと思った」
「毎日連絡をするのは得意ではない」
「アプローチとして毎日連絡していただけ」
「連絡がないからと言って興味がないわけでは決してない」
ということでした。

付き合うまで自然としていたことが、
付き合ってからなくなり彼女は不安になりましたが、
それを彼に伝えたことで初めて互いの「価値観」を合わせることが出来たのです。

それからふたりは話し合い、連絡頻度をどうするのか互いが納得する形を見つけました。
そして今でもその連絡頻度で仲良くやっているそうです。

恋人との連絡頻度は彼らのように話し合って決めても良いのかもしれません。
互いに価値観が最初から同じであればその必要はありませんが、
連絡することに対して一方が負担になっていたり、

または少ないと感じ不安になっていたりすれば、喧嘩のもとにもなりますし、
二人の関係を悪化させてしまうかもしれません。

言わないとわからないこともあります。

恋人との連絡がくると元気になり、支えになってくれるものでもあります。
最適な連絡頻度を見つけ続けることが、恋人とうまくいく秘訣かもしれません。