恋人との距離ができる5つの理由と前向きな期間
大好きになって付き合ったはずの恋人、でも付き合っている間に恋人と距離を置きたい、
もしくは距離を置きたいと言われた、という経験がある人もいるのではないでしょうか。
① 恋人との距離を置くとはの意味
恋人との距離を置くという事はどういう理由にしても
「時間を空けて相手のことを考え直したい」
「相手と離れた時間を作りたい」と感じたからでしょう。
距離を置きたいと思うに至る理由は様々です。
恋人と距離を置くということは、
恋人との関係が思わしくないことを想像すると思います。
少なくともそういう人が多いのも事実でしょう。
ですが中には、恋人のことを嫌いになったわけではなく、
互いの関係性を考える為の時間が欲しい、という場合もあります。
では恋人と距離を置く期間や、また距離を置いたことで生じていくことについて
お話したいと思います。
② 恋人と距離を置く期間はどのくらい?
恋人と距離を置きたいと考え、実際に距離を置く期間をどうするか、
これは一概には言えず、人それぞれであるでしょう。
相手に期間を伝えずに距離を置く場合もあります。
また、3ヶ月と決めても期間が短くなったり長くなったりすることも十分に考えられます。
恋人との距離を置く期間は、恋人との連絡や会う頻度によっても
関係していると言えるでしょう。
普段から半月に一度のデートであれば、距離を置きたいと考えたときに
1ヶ月以上は期間をもつでしょうし、ほぼ毎日会っている恋人ならば、
2週間でも十分かもしれません。
また恋人と距離を置きたいと思う理由によっても、置く期間が変わってくると思います。
恋人と距離を置いたことがある人で、普段のデート頻度と、
どんな理由で距離を置きたいと思ったか、
そしてどのくらいの期間距離を置いたか、まとめてみました。
(1)デート頻度:月2~3回
理由:仕事に集中したかったから
期間:2ヶ月半
(2)デート頻度:週1回
理由:自分の時間が欲しかったから
期間:1ヶ月
(3)デート頻度:月2回
理由:相手の浮気
期間:半年
(1)(2)の場合はともに
「自分の時間確保の為」恋人との距離を置くことを考えたようです。
ですから自分の気持ちが落ち着いたところで、距離を置くのを辞めたと言います。
それに対し(3)は今後の付き合いに関係してくる理由だった為か、
距離を置いた期間も長いように感じます。
距離を置く期間はその人の気持ちも大きく関わってくると言えるでしょう。
③恋人との距離を置く効果
実際に恋人と距離を置いたときにもたらす効果はどんなものがあるのでしょうか。
実はこれには距離を置くことで、事態が好転する場合と悪化する場合があります。
好転した場合は、距離を置いたことで恋人の大切さがわかったり、
一緒の時間をまた作りたいと感じ、気持ちの整理がついて良い方向に向かうでしょう。
ですが、距離を置いたことで、相手への気持ちが冷めた、
もしくは冷めたことに気が付き、恋人関係が終わってしまう可能性もあります。
④恋人と距離を置いた結果
では実際に恋人と距離を置いた結果どうなったのか、
ある人たちの話をしたいと思います。
29歳ネイルサロンを経営している女性は、起業してから3年でお客様もつき、
日々とても忙しかったようです。
そんな中付き合っていた彼は、起業する時から彼女を応援してくれていたようで、
とても理解のある人でした。
起業してからひとりでやっていたお店も、
業績が良い為、人を雇うことにしたそうです。
それには求人を出したり、面接をしたり、指導をしたり、
今までにプラスして忙しくなったそうです。
彼も最初こそ応援していたものの、急遽面接や指導などが入り、
デートがキャンセルになったり、会う時間すらとりにくくなっていったことに対して、
不満が出るようになったと言います。
「人を雇うといっていたから、もう少し時間が取れると思った」
「仕事仕事で俺のことを考えてもらっていない」
度々そういう言葉が出てきました。
起業は彼女の夢であり、起業する夢は叶いましたがまだまだ夢途中。
そんな中、不満を口にし、応援してくれない彼と
会うのがどんどん億劫になっていきました。
そしてとうとう、距離を置きたい、と考え彼にそう伝えました。
距離を置く期間は2ヶ月くらいとしましたが、
とにかくその間連絡をとらずにいたいと、伝え仕事に集中しました。
その甲斐あって人を雇い、自分の時間もとれるようになったそうです。
距離を置いたことで、自分の時間を自分だけの為に使えたこと、
そして相手から責められることのないストレスフリーになれたそうです。
残念ながら距離を置いて2ヶ月経たずして、彼とは別れてしまったそうですが、
それも距離を置いた期間できちんと考えられたからだと言っていました。
⑤恋人と距離を置くとは別れたい?
彼女のように、恋人と距離を置いた先にあるのは別れだと思う人もいると思います。
実際に距離を置いたのちに別れてしまったという人も多くいます。
ですが全員がそうではありません。
28歳、OLの女性は付き合って1ヶ月の彼との喧嘩が原因で
「距離を置きたい」と考え、そう伝えました。
自分自身も冷静になりたいと思ったのと同時に、
彼にも今回の喧嘩のことをよく考えて欲しかったからです。
付き合って1ヶ月でしたが、知り合ってからは長かったそうで、
だからこそ「言わなくてもわかる」という互いの傲慢さが
言葉足らずになり喧嘩になってしまったそうです。
距離を置いた期間は1ヶ月半、考えるのに十分な時間でした。
距離を置いてどうだったのか、これからどうしたいのか、互いに話し合い、
二人とも交際を続けたいということでその喧嘩は収束しました。
今でも一緒にいる二人ですが、その時に距離を置いたことで、
冷静にそして同じ喧嘩を繰り返さずにすみ、距離を置いたことで
事態が好転したと思っているそうです。
彼女のように「明確な理由」をもって距離を置くという事は
「相手との距離を縮める為」の冷却期間だとも言えるでしょう。
つまりは、距離を置いたからと言って必ずしも
別れたいと思っているというわけではないということです。
もし恋人と距離を置きたいと考えている、もしくは距離を置きたいと言われたのなら、
その期間でできることは「相手と向き合うこと」です。
きちんと向き合った上で答えを出せば、どんな結果であろうとも、
互いの為の答えになるはずです。