恋人へのプレゼントの相場と喜んでもらえる品物
誕生日や記念日、クリスマスなどのイベントでは恋人にプレゼントを贈る人は多いでしょう。
そんな時に気になってしまうのが、プレゼントの相場ではないでしょうか。
今回は、男女別やプレゼントの種類毎に相場をご紹介します。
①プレゼントの金額は?
恋人へのプレゼントの相場を知る前に、皆さんは誰かにプレゼントを贈ろうとしたとき、どのくらいの予算を想定しているでしょうか。
それは、誰にプレゼントをあげるかによっても違いがあるでしょう。
例えば、親友にあげる時は普段の感謝の意味を込めてちょっと豪華にしたり、職場の人への贈り物であれば気持ちが伝わるけど相手が気を遣わない額にしてみたり、というように、プレゼントを贈る相手によって予算を考えるはずです。
また、そこには感謝や労いの気持ちなど、自分から相手に対する思いが深く関わります。
誰かにプレゼントをしようと考えた時、ついつい金額に目が行きがちです。
でも、そもそもどんな相手に何を伝えたくてプレゼントを贈るのか、自分の思いを意識しながらプレゼントを選ぶことが大切なのです。
これは、恋人へのプレゼントについても言えることで、恋人に贈りたいもの、恋人の役に立って欲しい物などを考えながらプレゼントの相場を決めると良いでしょう。
②男性から女性への相場
では、ここからは恋人へのプレゼントの相場についてお話していきます。
まずは、男性から相手に贈る場合です。
とある調査によると、以下のようなデータがあります。(出典:ベストプレゼント https://bp-guide.jp/AXRcpYcL)
- 20代は5,000円~30,000円
- 30代は30,000円~100,000円
- 40代は10,000円~200,000円
これは贈る側も贈られる側も社会人であると想定した調査で、20代は社会人に成りたてですので収入によってプレゼントに掛けられる金額も異なり、付き合う期間などによっても差があるようです。
また、付き合いが長くなり、収入が上がる30代以降になるとグッと金額が上がります。
40代は、結婚したり相手が主婦になったりするため、30代のように背伸びしたものよりは、日常使いできるものをプレゼントとして考える人が多いようです。
このように、恋人へのプレゼントのうち、男性から女性に贈る場合の相場は、年齢によっても差があることが分かります。
③女性から男性への相場
次にご紹介するのは、恋人へのプレゼントの相場のうち先ほどとは逆のパターンです。
こちらの調査では、20代を前半後半に分けてご紹介しています。(出典:ウーマンエキサイト https://woman.excite.co.jp/article/love/rid_Aikatu_507834/)
・20代前半は10,000~20,000円
・20代後半は10,000~30,000円
・30代は20,000~30,000円
この結果を見ると、男性から女性への相場と同じように年代によって金額が異なることがわかります。
やはり20代は収入も安定しない時期なので予算が控えめですが、それでも社会人の彼に見合う良い物をチョイスし、30代になると貯金などにも余裕が出てきて20代のときよりも豪華なプレゼントを選ぶようになります。
女性から男性への相場と、男性から恋人に送るプレゼントの相場と違いとしては、男性の方が相手への金額が高い結果となっています。
これは、指輪などのアクセサリーや、ハイブランドの化粧品など女性ならではの高価な贈り物が選ばれていることが理由にあるようです。
④クリスマスプレゼントの相場
ここまでは、恋人へのプレゼントの相場のうち男女別に見てきました。
では、イベントに着目してみるとどうでしょうか。
まずは、年間のイベントの中でも、プレゼントを贈る人が多いクリスマスについてです。
(出典:smile media blog http://uiiu.tokyo/christmas-present-price/ )
・20代は平均約11,000円
・30代は平均約18,000円
・40代以降は平均約20,000円
こちらの調査では金額を平均で出していますが、恋人に贈るプレゼントの男女別相場と同様に、年代によって異なり、年代が上がるにつれて金額も上がっています。
クリスマスのプレゼントとしては、アクセサリーや財布など身に着けられる物を送る傾向があるようです。
⑤誕生日プレゼントの相場
次に、恋人のプレゼントの相場を考える時に、皆さんも年に1回は頭を悩ませているであろうイベントについてです。
それは、誕生日です。
大切な恋人の誕生日なので、たくさんの気持ちを込めて盛大にお祝いしたいものです。
こちらの調査でも年代別にプレゼントの相場を紹介しています。(出典:Giftpedia https://giftpedia.jp/7595)
・20~30代は約10,000~20,000円
・40代以降は約30,000~50,000円
この結果を見ると、20代と30代はクリスマスとほぼ同額であることが分かります。
誕生日プレゼントの特徴としては、あまりに高額だと貰う方も気を遣うので、安過ぎず高過ぎずという相場で選ぶ人が多いようです。
⑥金額よりも本当に欲しいものをプレゼント
恋人に贈るプレゼントの相場として、男女別・イベント別に見てきました。
男女の差は若干見られ、女性へのプレゼントはアクセサリーなど高価なものが贈られる傾向があるようですが、それ以外は金額にそれほど大きな差はないように見えます。
これらの結果を見ると、贈る側として自分の収入に見合った予算で検討をはじめ、その決められた金額の中で相手に身に着けて欲しいものや使って欲しい物を贈っているようです。
中には物ではなく、ハイクラスなホテルでの宿泊であったり、高級レストランでの豪華ディーナーだったりをプレゼントにする人もいるでしょう。
もし恋人が「手元に残るものだと気を遣う」と考えてしまう人の場合は、このように食事などで、一緒に楽しい時間を過ごすことにお金を掛ける方がベターです。
いずれの場合も、自分で予算を想定したうえで、何をあげて、何をしてあげれば相手は喜ぶのかを考えてプレゼントを選んでいます。
恋人へのプレゼントの相場は様々ですが、金額に大きな開きはなく、金額よりも相手が欲しい物を贈るということが大切なようです。
⑦プレゼントは心のこもったものを
前項で分かるように、恋人に贈るプレゼントを贈る時、相場に悩みがちですが、結局は相手が喜ぶものが一番です。
自分の収入の中でプレゼントするので、予算を考えることは勿論大切です。
大切な恋人に贈るものについて、「予算をケチってあまりにも安い物を贈ってガッカリされた」なんて経験のある人は、「少し背伸びしたものを贈らなくては」と考えてしまうでしょう。
でもなぜ恋人がガッカリしたのかというと、単に安いからという理由ではないはずで、そこには恋人としての特別感を実感したいという思いもあるのです。
確かに、知人にも贈るようなプレゼントを恋人から贈られた場合、「知人と恋人の私は同じレベルなのかしら」となんだかモヤっとするでしょう。
このように、恋人へのプレゼントは、知人や友人に贈るのとは違う、恋人ならではのプレゼントである必要があります。
また、冒頭の話の繰り返しになりますが、プレゼントには自分の気持ちが関係します。
恋人である相手に対して、「いつも一緒に居てくれてありがとう」と感謝の気持ちを表したり、いつも仕事を頑張る恋人にご褒美としてプレゼントしたりと、自分の気持ちを形にして表すものがプレゼントなのです。
恋人へのプレゼントの相場は、自分に見合った範囲で予算を立てるべきではありますが、金額が低い・高いということが重要ではありません。
何よりも自分の気持ちが込められていて、その気持ちを相手に伝えた時に相手が喜んでくれるものを考えることが大切です。