お見合いを成功させるためのマナーと8つの実践
誰もが「お見合いを成功させたい」と思い、臨むと思います。
ですがその気持ちとは裏腹にうまくいかないことも多いのではないでしょうか。
お見合いを成功させるのには、お見合いでの「マナー」を大切にしなければなりません。
このマナーがしっかりしていないと、どんなに条件がマッチングしても
次につながるお見合いになることはないでしょう。
ではお見合いのマナーとはどんなことなのでしょうか。
お見合いのマナーをマスターして、
「成功するお見合い」を目指してみてください。
① お見合いは第一印象が大事!
お見合いには条件がマッチングするのはもちろんですが、
何より大切なのは最初の入り方、つまりは第一印象がとても大事になってきます。
もしあなたが、お見合い相手の条件をみて、写真をみて、
とても好感がもてたとしても、第一印象が暗かったり、
服装がだらしなかったらどうでしょうか。
とても良かった好感は一気になくなり、そのお見合いへの意欲は
損なわれてしまいます。
逆に条件もまあまあ、写真も悪くないけれど
特に好感がもてた相手ではない人とのお見合いでも、
第一印象が良ければそれまでの印象とはうってかわって、
その人のことをもっと知りたいと思うのではないでしょうか。
つまり第一印象次第では、お見合いを良くも悪くも出来てしまうのです。
② 挨拶がきちんとできること
お見合い、とは言わずすべてにおいて挨拶はとても重要なものです。
第一印象同様、しっかりと挨拶が出来なければ、
そのお見合いは良いものにはならないでしょう。
お見合いで使う挨拶には
「はじめまして」に始まり、自己紹介がつくと思います。
この挨拶を「きちんとする」というのは、
実はとてもアバウトな言い方でしょう。
「きちんと」というのが、人によってものさしが違うからです。
もし「きちんとした挨拶とはどういうものなのだろう」ともし悩んだら、
逆の立場になって考えてみてください。
自分の挨拶を客観的に見てみるのです。
想像しにくければ挨拶を動画にとり見返してみるのもとても効果があります。
相手から自分がどう見える挨拶をしているか、
それがわかれば必然と「きちんとした挨拶」ができるでしょう。
③ 待ち合わせ時間に遅れないこと
待ち合わせの時間に遅れる、ということはイコール
「あなたとのお見合いにさほど関心がありません」と言っているようなものです。
どんな理由があっても待ち合わせ時間に遅れること自体が
マイナスポイントになってしまいます。
電車や、バスの都合もあり、自分ではどうにもできないこともあるでしょう。
だからこそ、早めの行動を心がけておくのに越したことはありません。
公共機関を使うのならば、遅延を想定して30分以上早く着く
計算でも良いと思います。
早く着いてしまっても、時間を調節して向かえば良いだけですし、
相手を待たせるよりも全然良いのです。
ただどうしても、予期せぬことで遅れてしまうこともあるかと思います。
その場合は連絡を必ず入れましょう。
言い訳ではなく、遅れてしまう旨を伝え、謝罪し、
どれくらいで着くか目途を伝えると良いです。
そして会った時には再度の謝罪と、どうして遅れてしまったのか
話をしても良いと思います。
待ち合わせ時間に遅れてしまわないのが一番良いですが、
たとえ遅れてしまっても誠実な対応をすれば、
大きなマイナスポイントにならずにすみます。
④ 会話は楽しく、一方的に話さない
相手と会話をする上で「楽しく」というのはとても良いことです。
ただ「自分だけ楽しく」なってはいけません。
自分だけ楽しくなってしまっているときは
大抵一方的に話を進めてしまっているときです。
会話にはバランスがあります。
話すのが好き、話を聞く方が好き、という人それぞれの個性はあるでしょうが、
お見合いでは同じくらいのバランスがちょうどよいでしょう。
回数を重ねるごとに、お互い無理をしない、
ちょうどよいバランスにしていけば良いのです。
例えば、どこか旅行へ行った話をしているとして。
楽しかった旅行の話をあれもこれもしたい気持ちはわかりますが、
ある程度話をしたら、「どこか行かれたことありますか?」など
相手に話を振ると良いでしょう。
そうやって話のバトンを渡し合いながら会話を進めていくのです。
⑤ お見合いの終わりのマナー
お見合いのマナーは、お見合い中だけ気をつければ良いのではありません。
お見合いの最中にマナーが良く、話も盛り上がって、
お見合いが良いもので終わろうとしていても、
お見合いの「終わり」のマナーをしっかりとしないと、
良かったものが無駄になってしまいます。
⑥ 別れる時の挨拶
そのお見合い終わりのマナーのひとつとして、別れる時の挨拶が重要です。
お見合いが楽しかったことなどを伝えると思いますが、
ただ「楽しかった」と伝えても心に響きません。
「○○のお話ができて楽しかった」など具体的に話をすると良いでしょう。
また、お見合い自体がうまくいかず次はないな、と思う相手でも、
別れる時の挨拶のマナーは重要です。
挨拶のマナーは「その人の価値観」を出すものです。
いくら次がない相手でも、同じ時間を共有してもらった、
という気持ちをもって感謝をするべきなのです。
⑦ 次への約束のマナー
お見合いがうまくいって、次の約束をするときにも
実は気を付けなければいけないマナーがあります。
次の約束というのは難しいもので、
相手の都合も考慮しなければいけません。
かといって相手任せになってもいけません。
次への約束が出来そうであれば、自分はどことどこが空いている、
などいくつか候補を出して相手に決めてもらうのが良いでしょう。
そして場所などはお見合いで話題になったところや、
相手の行きたいところを聞くのも良いでしょう。
そのかけひきは難しいものですが、相手の都合を考えながら、
でも相手に任せ過ぎず、やってみてください。
⑧ 次のデートへのマナー
お見合いで次のデートへ行けるということは、
少なからず相手も自分のことを良いと思ってくれている証拠です。
ですが、次のデートでも、初めての時と同様マナーをしっかりと
守らなければいけません。
二度目だからと気を抜いて、待ち合わせ時間に遅れてきたりすれば、
一気にあなたの評価は下がるでしょう。
ただ、二度目だからこそ一度目では出せなかった自分の話や、
相手への少しつっこんだ話をしてみると、一気に距離が縮まることでしょう。
マナーは気にしすぎるとそればかり気をとられ、
お見合い自体楽しくできないかもしれません。
一番良いのは気にしすぎなくてもしっかりとマナーを守れることですが、
それは回数を重ねていってできるものです。
1回目の出会いだからこそ。
お見合いの成功を握るのは、マナーと言っても過言ではないでしょう。
今一度、お見合いに対するマナーを見返してみましょう。