お見合いの成功は外見だけではない第一印象が勝負 


                                               


お見合いの成功は外見だけではない第一印象が勝負 

仕事でも友人関係でも、第一印象はとても大切だと思います。
その第一印象がその後を左右すると言っても過言ではありません。

それはお見合いでも同じです。
ではそのお見合いでの第一印象が、お見合い自体にどう関係してくるのは、
お伝えしていきます。

①お見合いは第一印象できまる

お見合いでの第一印象は相手に
「話を聞く姿勢」
「その後があるかどうか」
を判断させる重要なものです。

第一印象が良ければ、その瞬間好印象となり、
お見合いがスムーズにスタートすることは間違いないでしょう。

では第一印象が良い、というのはどのようなことを言うのでしょうか。

②姿かたちだけではない清潔感が最も大切

第一印象が良い、というのは決して
「かっこいい」「かわいい」というものではありません。

その人の雰囲気で「やさしそう」「真面目そう」と判断出来るような、
清潔感がある人が第一印象が良い、と思われます。

特に清潔感が良い人には、少なからず悪い気はしないでしょう。
服装であったり、髪型であったり、清潔感を出すところはたくさんあるのです。

もしも、お見合い相手がだらしない服装で、
ボサボサの髪の毛で来たらどう思うでしょうか。

「お見合いに対してどう考えているのだろう」
「頼りなさそう」
「真剣ではなさそう」
様々なマイナス要素を生み出してしまうでしょう。

③悪い第一印象を覆すには

第一印象は清潔感だけではありません。
話し方、身振り、これらも第一印象を裏付けるためのものになるでしょう。

ただ難しいのは、第一印象というのはあくまでも
「相手が受け取ったイメージ」であることです。

自分はお見合いで緊張してしまっていただけなのに、
緊張からしどろもどろになった姿を見て、
「第一印象が悪い」と判断されてしまえばしょうがないのです。

つまり、「気を付けられる良い第一印象」と
「気を付けたのに出来なかった悪い第一印象」があると言えるでしょう。

自分の気持ちとは裏腹に相手に悪い印象を与えてしまうこともあるのです。

もしも、相手に悪い第一印象を持たれてしまったら、どう覆せばよいのでしょうか。
「失敗してしまった」
「相手に嫌な第一印象を持たれてしまった」
そう感じたら、とにかく挽回する機会をつくることです。

二回目の機会があれば二回目に、もう一度やり直す気持ちで望むことです。
そして大切なのは「実は一度目のお見合いでは緊張してしまって……。」など、
本来の自分ではなかったことを伝えてみてください。

相手だって緊張しているのです。とすれば気持ちはわかってくれるでしょう。

第一印象が悪くとられてしまったからといって、
そのお見合い自体がなくなるわけではありません。

まっすぐにきちんと向き合えば、その第一印象を覆すことはいくらでもできるのです。

④内面は第一印象ではなく会話から判断

第一印象は大切なものです。
ですが第一印象に捉われすぎてお見合いの進行状況を判断するのは
良くありません。

第一印象で悪いイメージをもたれたから、とスタートを蹴躓いたから
諦めることはないのです

第一印象は大切なもので、第一印象が良ければよいお見合いのスタート
がきれることは間違いないでしょう。

ですが第一印象だけで相手を判断するものでしょうか。
上べだけ見て判断するのでしょうか。
それは違うと思います。

人の内面というものは、第一印象よりも会話やしぐさからにじみでるものです。
第一印象が良いからと言って内面まで良いとは限らないのです。

とするならば、第一印象を気にするのは良いですが、
それよりも大切なことを忘れてはいけません。

相手と向き合い、相手を知りたいと努力し、相手との時間を楽しむ、
そんな会話があるお見合いが出来れば、
第一印象が悪くても相手からは好印象を得られると思います。

⑤第一印象が悪くても結婚

お見合いで第一印象が悪かった相手と結婚された人がいます。
32歳男性と29歳の女性です。

初めてのお見合いの時、男性はスーツがよれ、髪型もボサボサ、
挙句の果てに遅刻ギリギリでした。

お見合いを初めても彼女から話しかけないと返答はなく、
彼から何か質問をされるというのも少なかったようです。

そんな彼とのお見合いは
「もう次はないな」そう思いながら時間が過ぎていったそうです。

ですがその彼とのお見合いを続けてみようと思ったのは、
一度目のお見合いが終わる5分前だったそうです。

彼は彼女にこういいました。
「もう一度お時間をもらえませんか。お願いします!」と。
そして一度目のお見合いがホテルでのランチでしたが、
彼の家の近くのレストランで二回目のデートをしたいということでした。

彼女は「次はないな」と思っていた彼が頭を下げて
二回目のお見合いを申し込んでくることに興味を感じ、承諾したそうです。

二度目のお見合いで、彼女は驚きました。
先日とうってかわってたくさん話ができたからです。
会話という会話ができなかった一度目とくらべてとても楽しい時間だったそうです。

彼はそこで彼女に詫びました。
一度目のお見合いでは緊張して朝まで寝れなかったこと、
そしたら遅刻ギリギリになってしまったこと、緊張して話せなかったこと、
ここで終わらせたくないと二度目のお見合いを申し込んだこと……。

第一印象でも「ないな」と思っていた彼ですが、
二回目のデートが終わる頃には印象はガラッと変わり、
彼のことをもっとよく知りたい、そう思えたそうです。

⑥時間をかけてお互い意を理解する
もともと自分のことを話すのが苦手な彼でしたから、
理解するのには時間がかかったと言います。

ですがデートを重ね、互いを理解できるようになる頃には、
お見合いの時の悪かった第一印象はむしろ笑い話になっていたそうです。

第一印象は最悪でしたがそれよりも、彼の内面に惹かれふたりは
お付き合いを始めたそうです。

お見合いでの第一印象というのは、気合いを入れる部分でもあり、
気を付ける部分でもあると思います。

できるだけみなさんも第一印象を良くしようとするでしょう。
第一印象が良いことにマイナスなことはないのですから。

ただ第一印象だけでは相手の判断は出来ません。
第一印象だけで判断するという事は相手の上べだけしか見ていない、
ということです。

お見合いで大切なのは「相手と向き合う事」、
その材料の一つとして第一印象は重要ですが、
相手と向き合う時にはあまり重要ではないかもしれません。

とはいっても第一印象を良くして損なことはありません。
お見合いでは第一印象を良く「しながら」、
相手と向き合えるように心を開くことが大切です。