待っているだけ! 婚活をしている30代のあなたへ
周囲の結婚ラッシュ・出産ラッシュを経験することで焦りを感じる30代の女性は
世の中にたくさんいます。
婚活をするにしてももう若くないしなどの思いや、周囲の婚活で結婚しましたと
いう報告で複雑な感情を抱くのも30代ならです。
婚活真っ只中の30 代の方に是非読んでほしいことをまとめました。
① 自分の状況を冷静に知ること
婚活をしている30代女性に自分の状況を知ることをまず始めましょうというと、
精神を不安定にさせたいのかなどと言われることもありますが、正しく知ることは
非常に大事なことです。
現代において女性の幸せは結婚だけではありません。
様々な幸せの形があるなかで婚活しようとしているあるいは婚活しているのは
何か動かすものがあるからではないでしょうか?
それを知ることは婚活をするなかでとても重要になります。
具体的に、自分の状況というのは年齢からみた成婚率や出産率などの統計的なものや、
自分がどのような年齢・外見の人から好まれる傾向にあるのかという
市場価値の把握だけでなく、
どうして結婚したいと思うのかという自分の結婚観も含まれます。
データ的なものはネットで検索すればすぐにでてきます。大事なのは、自分が
どういう考えや理想をもっているかということを明らかにして、
どういった相手とならうまく共同生活をしていけるのか、結婚が目標なのか、
幸せと感じることが目標なのかという最終ゴール地点も考ることです。
② 外見・年齢・年収にこだわらないほうがよい
婚活をしている30代の女性は仕事もそれなりにできて、金銭的な余裕も少し
でてきて自信もある程度あるという人は多いです。
また、恋愛もそれなりに楽しんできてという人も多くいるため、自分が求める
男性は、外見はこうで、年齢は同じ年くらいで、年収はこれくらいで、
とかなり細かく理想像を抱く傾向にあります。
その理想像をそのまま街コンやマッチングサイト、結婚相談所で出すと、
なかなかいないという現実に出会います。
よくよく考えると当たり前なのですが、外見がいい人や年収がいい人は割と
早めに結婚する傾向にあります。
周りの女子がほっとかないし、適齢期の始まりの時期にそのとき付き合っている
女性がプレッシャーをかけてゲットしていくからです。
婚活市場には、なかなかそういった人は帰ってきません。夢見る10代の少女の
ような感覚は捨て、多少のことは許容するといった姿勢も必要になります。
特に、温かい家庭を望んでいるという人は外見、年齢はある程度希望に沿っていれば
OKと考えた方が選べる男性の数がぐんと増えます。
年収もあればあるだけよいといえますが、ライフワークバランスはどうかなどの
結婚したあとの生活が楽しいかどうかを考えると、年収もある程度あればよいと
なるかもしれません。
③ 素直で明るいことは好まれる要素
では、婚活でもてる30代の女性となどのような人でしょうか。外見は人によって
好みが分かれてきます。
性格や雰囲気はどうでしょうか。万人受けしやすいのは、素直で明るい性格です。
素直ということと、全て相手のいいなりになるということは違います。
相手のいうことを素直に聞いて、必要があれば自分を変えていったらよいのです。
ただ、30代になると聞き入れる能力が低下しやすい傾向にあるので注意が必要です。
明るさも大事な要素になってきます。相手が喜んでいるときに明るく一緒に喜ぶ
ひとと、控えめに喜んでいるのかわからないくらいの笑顔の人であれば、圧倒的に
前者のほうがよいでしょう。
また、明るさというのは伝播しやすく、周囲も明るくします。
よく、結婚のメッセージなどに明るい家庭をなどと書かれますが、まさしく、明るいと
いうのは婚活においてよいイメージしか与えないのです。
④ 思いやりがあってやさしい人柄
どんな仕事でも、できる先輩、憧れの先輩というのは思いやりがあって
やさしい人柄であることが多くないでしょうか。
これは婚活にもいえます。大人女子になっても周囲が全く見えない人、他人に
厳しすぎる人はなかなか婚活で結果をだしにくいでしょう。
それは、結婚自体が思いやりとやさしさを必要とするからです。結婚はゴールでは
なく、スタートです。
そのラインにたったあとに、楽しいことも大変なことも待っているでしょう。
したがって、本能的に思いやりがあってやさしい人を異性は求めています。
これは婚活している30代の女子も同じで、無意識のうちに相手にも求めている
ことが多いです。
これに気づいて自分の考え方や行動を見直すとそれだけでも相手からの印象が
変わるといえるでしょう。
⑤ 精神的に自立している30代
これを読んでいる婚活している30代は多くが自立していると思われますが、
なかにはそうでない人もいます。
特に、実家暮らしで家事全般は親に任せて、お弁当を作ってもらい、なおかつ、
休日も手伝うこともせず、毎日帰宅すると仕事の愚痴を親に話しているという
肉体的に自立できていない人は注意が必要です。
実家暮らしの場合、家事の大半が親中心になってしまうのは仕方がないこととも
言えますが、それであっても自立している人はある程度は自分のことは自分で
できるでしょう。
それをするのが嫌だ、あるいはめんどくさいと感じる人は結婚してから、
家事の多さに辟易するかもしれません。
いまのうちから、慣れておくのがよいでしょう。また、精神的に誰かに依存しがち、
つまりはメンヘラのような性格の人も注意が必要です。
相手がかならずしも、全てを受けて止めてくれる人とは限りません。
相手に頼るということも大事なことですが、そのバランスについては相手の負担に
なりすぎないように変える必要があるといえるでしょう。
婚活している30代女性は焦りも感じる時期ではありますが、そんなに焦らなくても
大丈夫です。焦って失敗するくらいなら、どんと構えた方がいいでしょう。
ただし、何もせずに待っていても何もはじまりません。きちんと自分の状況を
理解し、相手に求めることなどを明確にし、選ばれる人になるイメージを
もちながら、自立することも必要です。
もし、婚活に疲れたらちょっと休憩しつつ、モチベーションを保ちながら、
起こっている現実を冷静に見つめ直し修正して、復活したら婚活をしてきましょう。
そういったバランスのとれた行動がきっと素晴らしい結婚につながります。